耳鳴りおやじの日記
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学位公聴会の練習会があった.. かなり意味のある議論が展開するかなと思ったら...
”亀の甲より年の功ですな” ”......”
”あの色の禿げた図はなんですか?増毛剤でもふりかけたら治ったりして” ”むむむ...”
挙げ句の果てに..女の子が
”ねえ、あの図かわい〜(はーとまーく)”
これが実体です、はい。
重度の障害を持つ学生がいる。
彼とメールで話をするが、ひとつ気になったこと。 ”友達と話をする時が楽しいです”
今の時代、友達と話しをする機会が異常に低下している気がする。 デジタル機器はこういう”話をする”機会を奪っている気がする。
人との接触を嫌がり、安易なデジタルコミュニケーションにはまる時代だ。 以前、大腸菌はお互いに刺激しあって元気に増殖するという話を聞いた事があるが...
ヒトもヒトの生活環の中の近いところでコミュニケーションしていく機会を増やさないとむしろ多くのストレスを抱えるのかもな..
昨日、ふと、ここ10年の成果って何かなんて考えてみた。
たしかに、今度博士になるし、論文も書いてきたけど..
やはり、家族を形成できたことかなあ、なんて考えた...
仕事のやりがいなんて、たいしたことない...
自分が死ぬ前に”ああ、いい仕事をしたなあ”なんて言いながら 死にたくないし、あまりにもさみしい..
やっぱり、”家族がいていい人生だったなあ”でしょ、やっぱ。
仕事や遊びばかりじゃなくて結婚して家族をつくろうよ、みんな!(誰?)
2003年12月16日(火) |
聞く人のスタンスにたつ |
昨日セミナーがあり、ある女の子(?)のプレゼンがあった。 ものすごいデータ量と難しい内容..すごいなと感じた。 でもそれだけだった。
そこでセミナーの先生の発言.. M先生”かなり、悪いと思うよ。聞こうとしている人が消化不良を起こす” S先生”聞こうとしている人が何人いるかな”
プレゼンとはデータの内容ではなく、聞き手の立場を尊重したデータ公表だと思う。これは大学の講義にも通じる...
講義がすべてプレゼンとすれば、わからない講義は完全に教員が悪い.. 今時の18才の感性と摺り合わせした授業を展開する必要があるんだろう..
それがプロというものかもしれない..
最近、子供を見て思うことは、成長しているなということだ。
そしてこの成長を楽しみに、老いていきながらも仕事を続け、経済的にも精神的にも子供を育てていく....
大人になるとは、経済的に自立をしてかっこいい服をきたり、おしゃれなところにいくというのではなく、経済的に自立して次世代の大人を育てられる人の事を言うのだろう.. どんなに仕事を生き甲斐に生きていても、次世代の大人を育てることができなければ、半人前だ。
しかし、子供をひとまず作って金銭的な援助しているだけの家庭もある。それでは子供はペットと同じだ。
ふーひさしぶりの日記...
ハードを6ぎがから60ぎがにした... でも何をいれよう..そしてクラッシュしたら...
大きいことはいいことだ...ということにしておこう
社会人になって10年以上経つと、昔どういうメンバーと話をしたとか、遊んだとか、本当に忘れてしまう。
しかし、何かのきっかけで思い出すと、そういえば良く話をしたなとか、馬鹿なことしてたなとか、思い出されてくる......
おやじになると、思い出すたびに少なからずそんなやつの影響を受け、自分という人間性が形成されているなという気がする。
”こいつは俺と人種が違う”という事を言って拒否する人もいるが、自分のスタンスを維持し、受け入れればむしろ自分の人間性の向上に役立つ気がする。
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