耳鳴りおやじの日記
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2004年03月26日(金) ろんぱくおやじ

昨日はろんぱく授賞式だった..

なかなか、味のある授賞式だ..

私はかなりの親父だが、それを上回るおやじ軍が多数存在した...

結構、はげおやじ(そのままや)が多かったが、賞状をもらいながら、泣いている泣きおやじ、ここまできて論文読むか!という勉強おやじ、かなり高齢のおじいさんおやじとまあ、いろいろだ..

 課程博士は卒業という感覚があるが、ろんぱくは研究の到達点という感覚がする..様々な親父たちはいろいろな人生を歩み、そして博士をとっている..賞状を受け取っている後ろ姿を見て、それまでの苦労がにじみ出ている気がした...

 大学の組織は様々な人がいるが、やはり博士が基本でなくてはいけないきがした..課程博士は就職の幅が狭くなるのを覚悟でがんばっているし、ろんぱくは、長い期間をかけて研究に挑む..様々な精神的、身体的バリアーを乗り越えなくてはいけないし、乗り越えれば成長できる..

 大学を政治的な手法のみで乗り切ろうと考えている政治家おやじ(たとえばUおやじ)も多いが、結局のところ、政治家おやじは大学の中では博士親父軍を説得は出来ない気がした..博士親父軍は政治家親父軍の心を見抜ける気がした..そして心の中で..

 ”政治家おやじたちよ、もっと他にやるべきことがあるじゃないの?”

とつぶやいているような気がする...

 ろんぱく取得は通過点だが、人生にはこのような”けじめ”が必要だ..この”けじめ”を喜んでくれる母や父がいるからだ..高齢になればなるほど”けじめ”に生き甲斐を感じるだろう..

さあ、今日からお礼回りだ..


2004年03月25日(木) 親父改造計画

数年前から、親父改造計画を行っている...

改善されれば良いのだが、改悪された部分もかなりある...

明日は授与式そして年度末..この計画のひとまずの区切りにしよう..

そして、4月から親父改造計画、第二期に入ることにする..

まず、どんな逆風にも耐えられる身体と心..

そして、どんな困難な事にもチャレンジし、すこし可能性があれば、こじ開けていく勇気と忍耐..

 世間の状況を分析し、体系化し、新たな目標を創造する先見性..

これがどれだけ成功するだろうか?

多くの人間は、70くらいまでは生きていると思っているが、それは違って
明日、命を落としているかもしれない..だから、一日一日を大切にしないと、本当に悔いが残る..

 明日があると思わないで、今日一日を精一杯生きれば幸せだ..

親父改造計画、第二期は計画倒れになるか...一日の充実度にかかっている..


2004年03月24日(水) 子供の笑顔

”僕と彼女の...”が終了した..感動的な最終回であった..

 仕事のために結婚していなかったり、子供を仕事のために作らなかったり、仕事を理由に子供を作らない家庭が多い世の中だが、子供の大切さを認識するドラマだった..

 男がいい仕事をするのは、自分の幸せではなく、多くの男は家族の幸せを考えて仕事をしているのではないか?女性の仕事はどうだろう..家族のためという意識は強いのか?これはわからない..

 しかし、子供は親の仕事なんておそらくどうでもいいのだ..ただ単に父や母でいいんだろう..それは仕事ができてもできなくても関係ない..

 それはまさに無償の愛情である..それは仕事をがんばっているから得られるものではない..

 無償の愛情表現は、子供の笑顔である..子供の笑顔をみると何もかも許されてしまう気がするのだ..家族が楽しく、笑いながら一生が過ぎていければ何もいらない気がしてくる..

 ドラマから心の休養をもらうのはあまりに安いが、年老いた私には貴重な時間である..


 


2004年03月23日(火) 親父炸裂

昨日、飲み会があり、議論をした..熱くなりすぎて今日はオーバーヒート

 そもそも親父は体をいたわらなくてはいけないのに少々がんばりすぎた..反省..

 しかし、楽しい飲み会だった..しかし、私は年をとったらホントに、いやみな親父に成長するだろう..

 うちに部署には、もうひとりUおやじがいる..最近Uおやじも元気である..Uおやじはどちらかといえば文句おやじだ..

 そもそも、”文句”というのは生産性が低い行為だ..”文句”はいえばすっきりするが、消費的で下手すれば人間関係も崩れる..

 来年度は、そのUおやじも積極的に活動するらしい..

 いやみ親父 VS 文句おやじ 

 この戦いはどっちに勝利が訪れるか..親父炸裂2004だ..


2004年03月22日(月) 疲れが...

やはり年のせいか、最近のばたばたで疲れが溜まっている気がする..

 40才を過ぎると、どうもからだの動きが鈍く、体温の低下が著しい..

特に連休の子供の相手は大変だ..容赦なく、肩車が襲いかかる..

おまけに耳が悪いために、大きな音が苦手で子供の声と若い女の子のキーキー声がとにかく響くのである..ほんとやっかいだ..

 とは言っても、まだまだ若い者にはまけられんとばかりに、自宅のまわりを7km走った..そして腕立て、腹筋などの補強を行った..しかし、これまた、子供が面白がって乗ってくるので負荷が倍増だ..

 ..そうか..この疲れは昨日のハードトレーニングのせいだという気がしてきた..そういえば、今日の朝、体重が1kg落ちていたなあ..

 こんな事も気がつかないなんて、頭の老化も進んできたか..

 トレーニング!トレーニング!

 


2004年03月21日(日) SO

スペシャルオリンピックスという知的障害者のスポーツ組織がある..

 ちょっとつきあいがあり、その活動に参加したが、いろいろ思うところがあった..

 まず、健常者のスポーツ組織では選手が厳しく選考されたり、努力するのは選手個人という感覚だが、この組織ではコーチの努力が選手の成績に反映されるという感覚があるように思える..

 このことは、いかに上手に教えるかと言った工夫や方法を生み出す気がした..そして実際に卓球の教え方がいかにもスモールステップだ..

 知的障害者はそもそも卓球台に行っても何をするかわからない..だから何をするのかということから教えなくてはいけない..そこでコーチはネットを上げて台の両方から玉をころがす練習をすることで、まず”やりとり”を教えている..これは障害者スポーツセンターなどではなかなかできないことだ..特別な研修を受けた人だけに出来る技である...

 また、福祉的な観点で行っているという点が少し希薄であるという気もした..コーチたちは選手の能力向上に最大限、意識を集中させているが、家族に与える効果などについてはあまりこまかな視点はない気がした..

 たとえば、知的障害者の機能向上という視点がどれほど家族に勇気を与えるか、またその場で家族も汗を流し、スポーツ活動空間を共有する喜びをまだ、認識していないきがする..

 しかし、なかなか面白い..この組織をもう少し分析したい..


2004年03月20日(土) 象牙の塔

国公立大学の自己点検、自己評価が発表され、最低ランクに入った大学、学部もあったそうだ..そしてこれは予算配分に利用される...

 僕は親父でありながら、というか親父だから批判されたり、逆風に会うのが好きである..

 批判もまともな批判は良いが、くだらない批判もある..しかしそれも楽しいし、そこから新しい考え方が生まれてくる..怒ったら怒るエネルギーでさらに年がとりそうで、怒る気もないというのが本音かもしれないが..

 昨日は、我々の部署の教務会があった..そこで自己点検、自己評価の話をした..やるからには”やる”...得意の自己暗示だ...

 他の大学では、徐々に選択になっていくようだ..おそらく少子化に伴う予算面かもしれないが、そこは戦略的に攻める..これはエネルギーのいることだが、ホントに重要だと思っているからしょうがない..

 批判嫌がる象たち..えさがなくなったら生きていけませんよ..


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