耳鳴りおやじの日記
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4月が授業が始まり、大変だと思う反面、わくわくする月である...
入試を終了した学生が、どんな授業があるのか、どんな先生に会えるのかなんて考えながら、授業を受ける時期だ..
私は大学に勤めて10年以上になるが、毎年、この時期の学生の顔を見るのが楽しい..
最初の頃は友達もあまりいないだろうから、先生は頼りにしたい存在だろう..だから、個人的には授業をしないで、学生とお茶でも飲みながら、まったりと時間を共有したい気分である..
今週から、本格的に始動だ..2,3月のたるみかたは尋常でなかったので 4月から、もっと自分を追い込み、プレッシャーを受け、叩きのめされる生活に変えなくてはいけない(決してMではない)
研究発表会も2ヶ月に1回、論文読みも当たっている..そして授業、教務関連、セミナー..1日、1日が勝負だ..まだまだ、若い者には負けるものか(といいながら、結構しんどい)
彼女は知り合いで、日本を代表するダンサーだ..世界大会にも優勝したことがある..
昨日、彼女と少し、呑んだ..昔から知っているが少し、丸くなったかなという感じだ..
35才を越えているが、現役でプロポーションも良く、素敵な女性だ.. 梅田のシアタードラマシテーにも良く出演している..
いろいろ話を聞いているウチに、ダンサーの世界が見えてきた..40過ぎても、現役でやっていること、出産すると仕事がなくなり、脱落者扱いになること..結婚しているなら、かなり女性にとって深刻だ..
今年は、おやじ炸裂年と決めているので、かなり言いたいことを言った..すると..怒るどころか..嬉しかったようだ..
彼女にしても幸せな状況ではないと感じているようだ..でも忙しくてじっくり話す時間がなく、仕事に追われている..
女性として仕事をする場合、若いウチは美貌とそのパフォーマンスのみかもしれない..しかし、おばさんになってくると、もう少し、その人の人間性も込みで評価されていくのではないか..
そのためには、子供を持ち、共に成長することは決してマイナスにはならないと感じる..むしろ、その体験を通して新しい作品が作れる可能性が生まれる気がする..
”また、じっくりお話ししたいですね”と嬉しそうに去っていったが、心の中では
”このおやじ、覚えてろよ!”と思われていたかも..
おやじとして光栄です....
2004年04月03日(土) |
自動人間さばき道具の恐怖 |
回転ドアに子供が挟まれて亡くなった..痛ましい..
以前のホテルの前に来たときに、なぜ正面の自動ドアがあるのに、ワキに回転ドアがあるのだと思ったことがある..はっきり言っていらない..
道具の発展をみると、たびたび使い手のニーズが無視され、作り手のおたくてきな趣味が先行したり、現実的に多くの人が望まなくても、少数意見で作ってしまうことがある..
道具はあくまで人間の行動をサポートするものであって、先導するものであってはいけないのである..なぜなら、人間も脳が支配する道具、手足があり、使用しなければ衰えるからである..人間自身の道具が使えなくなるからだ..
人間自身の道具(手足)のトレーニングに関しては不思議と軽視されている..京大の養老さんに言わせると大学では”身に付く”勉強をしなくてはいけないと言っているが、受験で高得点をとるのではなく、社会の仕事で高得点を取るためには、いろいろなことをどれだけ身につけているかが勝負になる気がする..
”身に付く”記憶は小脳が行うらしいが、この経験が乏しい研究者が”ものづくり”をしても、本当に人間にとって意味ある物はできないのではないか..
昨日、バラエテイ番組で、芸術的にすばらしい自転車をみて、大阪のこてこておばちゃんが
”こんなん、いらんわ!”
大阪おばちゃんが全国の道具を検証したら面白いな..
大学そのものの存亡が問われつつある時代に突入した...
急速な外部評価、人件費削減..この時代をどのように生きるか?
最近の改革の速度は非常に早い気がする...大学が進める以上のスピードで、各部署が進めないと飲み込まれてしまいそうだ..
今の時代、経済効率も無視できない..大学が金をかけただけの成果が返ってくるか、学生に魅力的なカリキュラムを提供できるか??
私の後輩の大学ではかなりのリストラが進み、ボーナスもかなり少ないようだ..
ほんとに大変な世の中だが、この荒波を乗り越えたものだけが、次世代大学教員として生きていけるのかもしれない..
私も、次世代..じい世代大学教員としてがんばるか..
いやはや、なかなか時間がなくて日記がつけられなかったが、年度末のお礼回りは終了した..明日から始動!
まあ、正直語り尽くせない..師匠、先輩に会い、考えたことが山積みだ..
しかし、まあ、一言でいえば、世代交代だということだ..いつの間にか、師匠は業界から去り、先輩は大活躍..私くらいの、若おやじの時代がやってきた気がした..
確かに言えることは、独法化など大学を取り巻く環境が激変しているということだ..つまり、今までの価値観とは全く違う視点で考える必要が出てきたのかもしれない..
2004年度のスタートは明日からだが、今までの価値観とは違う価値観で仕事をする必要があるのかもしれない..
来年度の耳鳴りおやじは立派なおやじに成長できるか、否か?
盛大なろんぱく宴会が開かれた
えびやら、かにやら大変な料理で贅沢三昧。。。 昔のひとばかりなので、喜び方が尋常ではない。。。
こうじろうがいつものようにプログラム作成。。。 子供たちが歌の披露。。。じじばばがこれまた、大喜び。。
しかし、このような”場”を持つことが重要なんだなという気がする 別にろんぱく祝いでなくても、”じいちゃん大いに暴れる会”とか 勝手に名前をつけてみんなで集めればいい。。集まることに意義があるのである
今日はまためでたいことがある。同僚の授賞式だ。。自分のことより、こちらのほうが非常にうれしい。。
昨日は6km程度のランニングだが、今日はできないな
関東へのお礼周り。。。。
事前に新幹線へのテロ予告がないかチェックし、スタート。。しかし、警備はすごかった。。ただ、改札警備、新幹線内の巡回などかなりしっかりやっている。。これではなかなかテロも難しいだろう。。
自宅に着くと子供たちは2階があるので大騒ぎ。。
お決まりのごとく、自宅周りをジョギング、今回は新たにシューズを購入。。
夜は近くの中華レストラン、これが凄まじくうまい。。
今日はろんぱく取得宴会!子供のろんぱく踊り?が出るらしい
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