耳鳴りおやじの日記
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2004年09月08日(水) |
地震、台風、テロ... |
日本全体が災害に見まわれている...
2度の大きな地震で、専門家は西日本も活動期に入ったとの見方を持っているようだ..
こういう地殻変動と海温上昇は関係しているのかもしれない..日本の南では、海温上昇しており、これが、台風を大きくし、進路を変えている..
特に紀伊半島あたりの住民はホントに、地震と台風に見舞われ、気の毒だと思う..土砂崩れにも注意して欲しいと思う..
日本内部は民族間紛争はないので、ロシアの小学校のようなことはないと思うが、安心してはいけない..アルカイダのようなテロ組織が世界中で活動しており、憎しみをテロに変える活動をどこでも簡単に起こそうとしているからだ..
おやじとしてこういう時代をどう生きていくか..真剣に考える時期にきている..
2004年09月07日(火) |
大学院のうちにやっておくこと |
最近、ほんと嫌なニュースばっかりで、気が滅入る...
..とまあ、それはそれとして..昨日、他の研究室の勉強会に参加した..
いろいろ考えさせられたが、大学院のうちに何をやるかということだ..
材料として、幹細胞だ、ガン細胞だと難しい材料を使っているが、一番大事な研究の背景の理解、そこから導き出される研究目的、研究遂行の現実性が全くなっていない..
大学院生は、私も経過してきた時期だが、今までの経験では、最先端で難しいことを模索してやろうとすることよりも、サイエンスとは何かということを学ぶことだと思う..これは医学でも教育学でも同じ事だ..
金を出せば、高いものは買えるし、実験は進められるが、扱っているだけというのでは、論文は完成しない..
自分のやりたいことは山ほどあると思うのだが、それを遂行するために大学院の時期があると考えた方がいいんじゃないかなあ..
M先生の学生は良いとしてH先生はもう少し、学生を見てあげた方が良いのではないかな..
...なんて偉そうに書いているわけだ..
2004年09月03日(金) |
他分野の交友関係.. |
ある科学雑誌を読んでいたら、N氏が留学先からレポートを書いていた..
N氏は私も関わりがあり、うちの飲み会に呼んだり、実験結果の議論もしてくれたものだ..現在はアメリカにいるが、いつかは実力をつけて戻ってくるだろう..
不思議なことに、知り合いの他分野の友人は、最近になってパーマネントになっている..30代後半でだ..
T大のTさんは、最近、T大助手になったが、昔、銀座のおいしい焼き鳥屋に行って、たわいもない話をしたもんだ..海外で経験を積み、日本戻ってきたが、フランクな人で、私のようなおやじを相手にしてくれる女性である..
同じく、T大に9月から、助手に採用された友達もいる..彼とは昔、テニスをしたり、飲み会で楽しく飲んだりした..
いずれの友人も、極めて優秀である..そして自分の仕事を素直に楽しんでいる気がする..不安定な状況でも、焦らず、地道に成果を残し、他人に関してもやさしく、他分野の私に関してもフランクな対応をしてくれた気がする..
これから、接点は少なくなるが、研究者とではなく、人間としてつきあっていきたいものだ..
思えば、交友関係が広がったもんである..それだけでも価値がある..
2004年09月02日(木) |
もう、やりたい放題だ、国は.. |
郵便局を民営化する話がホットだ..
本来なら、企業努力で縮小する方向で考えるべきなのに、ローソンなどで 郵パックを扱う事業を展開し、もともとそこでがんばってきた宅急便業者が撤退することになったそうだ...
ホント、やりたい放題である..こういう話を聞くと早く民営化した方が良いと感じる..
大学も同じだ..おそらく、あの手この手で私学にプレッシャーをかけてくるだろう..まあ、合併統合が進んでいるので郵便局よりはましかもしれないが..
今まで、国に守られてきた部署は、既得権をいかに維持するか必死になる..おそらく、ルールを無視した事をやってくるだろう..
大切なのはどういう手を使ってくるかということを考え、前もって戦略を立てることだ..
少子高齢化で大学も厳しい時代にはいり、2007年には大学全入時代..その時、大学として何をすべきか考えて置くことが必要だ..
その時までにおやじとして何をやるべきか..猿踊りで子供を笑わしている場合ではないのである..
朝の番組ではドーピングの話題で持ちきりだ..
おそらく、競技者に筋肉増強剤のようなものを使うことが問題視されているのは、副作用があることと、健常者に薬を使うことの是非だと思っている..(実際は違うのかもしれんが)
しかし、老化の研究にしても、健常者に薬を投与しようとしているのは医者なのである...糖尿病にしても、肥満にしても、そもそも、生活習慣で改善できるたぐいのものは、薬を用いる前にやるべきことがあるのだと感じる..
薬というのは、かならず副作用があると思う..それが病気を治すというメリットと天秤をかけて使用しているだけである...
薬は、裏から読めば”リスク”なのである..リスクと天秤に掛けたときにどうかということだけだ..
ドーピングを容認するつもりはないが、医者は同じようなことを他でやっているのに、あまり問題視されないのはおかしい!!
朝の脳天気なお嬢さんが”こんなの絶対だめですよ”と出演料もらって、涼しいクーラーの利いたスタジオで言っても、彼らに何の説得力もないのである..彼らには金メダルを取らない限りは生活の保障もない場合があるからだ..かれらはドーピングのリスクと成功報酬とに天秤をかけている..
はあ、疲れた..毎日の仕事量と給料と天秤にかけると割に合わないけど、まあいいか..
遺伝子ドーピングが問題になっている..
肉体改造のためには手段を選ばないという感覚なんだろう..
そもそも、オリンピックにみられる勝利至上主義が問題であって、勝って 報奨金だの、名誉だの与えるからいけないのである..
だから、オリンピックに出て勝っても報酬を与えないようにすれば、自然となくなる気がする..
ミオスタチンというタンパクを抑えれば、筋肉増強に向くわけだが、すでに倫理観の喪失しているわけだから、むしろどんどんやったらいい..
オリンピックというのは綺麗な組織ではなく、金と名誉と政治が渦巻く組織である..そんなことは昔からわかっていることだ...
これは大学のスポーツ推薦にもつながることだ..スポーツで勝てば授業にでなくてもいい、単位をあげる、卒業させてあげる..倫理観のかけらもない..甘やかしすぎである..
競技スポーツも昔から全く変わっていない..もう、いい加減、オリンピック自体をやめるか、ドーピングを積極的に認めるか、どちらかにしたらいいんじゃないの?
私もおやじ抑制剤でもあれば、飲むのに!
2004年08月30日(月) |
こういう場所を求めていたんだよね |
家族で和歌山のすさみというところに行ってきた..
都会からわざわざ、遠くに行く理由のひとつは、日常では得られない環境に身を置くことである..
すさみは見事にそれを満たしている...整備された温泉もない..観光化されていない..あるのは海..山..川..である..
海水浴場の駐車料金もない..白浜と違ってアベックもいない..ジモピーだけだ..
宿泊施設から5分以内で海水浴場、磯釣りが楽しめる.希望すれば舟釣りも可能だ..そして10分も車で走れば、渓谷に入り、そこには様々な滝そして、清流に出会え、泳げる..鮎、沢ガニもたくさんいた..
観光客も少ないため、のんびりした時間を過ごした..これぞ、休暇..
おやじには良いが、頭が空っぽになっている..しかし、そんな時間がおやじには必要なのかもしれない..
みなさん、白浜を通り越してすさみに行こう!
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