耳鳴りおやじの日記
DiaryINDEX|past|will
O大学が、休日授業を辞めたらしい...結局、学生が大学に来なかったからだ..
そもそも、もんかしょうの圧力からか、授業数をたくさんやれとか、いうきっかけで、休日も授業をするはめになっている大学が多い...
一度、決めたことひっくり返すのは大学のメンツに関わることなので、休日は学生以外、出勤するそうだ..そのコストはどこから出てると思うんだ!
学生いわく、”もともと休日授業は出ていないから、授業自体を辞めても同じ!”
授業数をやれとか、1回も休むなとか、休日もやれとかいうなら、学生にも”授業を絶対休むな、休んだら退学だ”とセットでやらなきゃ、だめでしょお..
一体、どうなっているんだ..
昨日は、2時間待って10分走ってきた..
最初はぐずっていた子供たちだが、行けば元気はつらつ!
どうみても立入禁止にはみえない噴水で、走る前にずぶぬれになって遊び、疲れた状態で走る!!
なんと、うちの息子はアンカー、聖火を受け継ぐ前にガスを出して遊んでたりして、怒られたりしたが、まあ、なんとかゴールまで!
楽しい一日でした.....おやじ満喫.......
2004年09月26日(日) |
大学人として幸せなこと? |
ある研究会に参加した..
T大の先生が、日本の大学教育の課題について、かなり面白い話をしてくれた..そして、後は..大学の事情..疲れた..
この研究会に参加している人たちは、大きく分けて4種類に分類される..
1.立場上、企画をしなくてはいけない国立系の人たち 2.教育研究が主な仕事で、審査に関わっている人たち 3.大学がつぶれそうで、情報が欲しい人たち 4.立場上、考えなくてはいけない教養系の人たち
特に3番の人たちは、真剣だ..早く何とかしないと潰れるという危機感がある..
聞いているうちに、大学人としてどういう状況が幸せかという気にさせられた..
教育ができること?研究ができること?
おやじとしてはおそらく、研究ができることだと思った..今回の発表で”教育が大事!”と力説してした2番の人は、それ自体が”研究”なのだ..
研究の延長上に教育があるという事が大学人として望ましい姿かもしれない..そうじゃないと体がいくつあっても追いつかない..
そんな気がする..
イチローが、もう少しで大記録だ...
彼を見ていると、結果というのは気にしない方が良いと思ってしまう..
昨日も自己記録を超えたようだが..
”1日で越える予定ではなかった、限界は可能性があれば越えてみたいです、まあ、よかったです”
まるで、ひとごとだ..
自分の前にある課題、ボールを打つ、という技術を楽しんでいる気がする
その単純な作業に楽しみを見つけているのかもしれない..
サムライイチローの活躍に期待したい物だ..
授業が本格的に始まる週である...
若い頃は、最初からばりばりやらなくてはという意気込みがあったが、最近では新しくエネルギーを使うときには急に大きな力が出るものではないと考えるようになった..
だから、授業はじめは学生もぼちぼち、教員もぼちぼち...そして、だんだん、調子がのってきて、ハイパフォーマンスまで達する事が重要と考えるようになった..
最初からとばしても、ミスが多くなるし、ストレスが高いだけだ..だから、様子を見ながら進めていく..その方がやりやすいのだ..
授業もドラマのように、起承転結..最初は惹きつけるだけで十分である..
刺激を与え続けると脱感作してしまうように、ある一定の期間に適切な刺激を与え続けることが興味を持ってもらうのに重要なのだろう..
授業はぼちぼち、体はよぼよぼ、それでスタートだ!
K大学のM先生からメールをもらった..
彼とはこの前の学会で知り合ったばかりである...
彼はまだ学振だが、すばらしい活躍ぶりである..
先日の学会では座長をつとめただけでなく、我々の分野では非常に注目の高いアメリカのB教授に”おそらく”単身で渡り、筆頭者の論文を数報書いている上に、レビューまで書いている..
すでに世界を代表する研究者である...
そんな彼が、私のようなおやじと知り合えて嬉しいっていうのだから、世の中、わからないものだ..
私も他領域で学び、失う物も大きかったが、得るものも大きかった..と実感している..
M先生のような若手の実力者に少しでも貢献できるよう、せいぜい長生きします...
2004年09月20日(月) |
ぼーとするのもいいもんだ.. |
授業が始まったと思ったら、いきなり、連休..拍子抜けである..まあ、いいかと思って、なんとなくボーとしていたら..
研究のアイデアが出てきた..知り合いのS先生の研究発表を思い出していたら、発想が駆り立てられた..
インターネットで文献を調べると、確かに遅れている分野である..おそらく、S先生自身も気づいてないと思う...
S先生は極めてたくさんのデータを出しているが、それを放り出しても良い論文にはならない..
実はそのデータの中に”ダイヤモンドの原石”が眠っていたのである..
それを磨くことで、素晴らしい論文に成長するだろう..
今度、お会いしたときは是非、その話をしよう..そして共同って形で一緒に論文を作れないかなあ..必ず、インパクトのある論文が作れそうなんだけど..
理想にすぎないかな..嫌がられるかなあ..悩むおやじでした..
|