耳鳴りおやじの日記
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2005年01月06日(木) 大学新年会...

大学の新年会があった...

 ...とはいっても、教員、職員の飲み会である...

 たまたま、I先生がいたので、いろいろ話していたら、

 ”うちの学部では20年間、誰も留学していないのだよ”

 え?と耳を疑った...耳が悪いので聞き間違えかなと思ったが、

 やはり、誰も出ていなかったそうだ..I先生がひさしぶりの留学だったらしい..

 そもそも、留学の書類が教員に回ってこなかったらしい..?

 若い人が少ないとはいえ、これはあまりにひどすぎる..

 どこの私立大学も教員の留学はいい顔をしないのはわかっている..留学すれば、コストがかかるし、残された教員に負担がかかるからだ..

 しかし、若い人を育てると言う意味では、重要な事である..

 正月早々、昼間から酒を飲んでつまらない話を聞かされるくらいなら、その分、若い先生を育てることを考えて欲しい物だ..

 活性化、活性化っていうじゃない!残念!活性化されているのは、

 新年会参加酒飲みおやじ教員ですから!..って私じゃないか(切腹)


2005年01月05日(水) タクシーおやじ

タクシーは良く乗るのだが、いろいろなおやじがいる..
実家から戻ってくるときに家族で乗ったタクシーのおやじは今までのタクシーおやじと違っていた..

”~にいってください”
”は”
なんか無愛想だ..嫌なタイプに捕まったなあと感じた..年もかなり年輩だ..

しかし..そのタクシーおやじはその後、どのように行くか、全く聞かないのだ..

 今までの経験だと、必ず、高速は使いますか?とかこの道で行きますか?
なんて事を聞かれるから、少々、びっくりした..

 ところが、このおやじ、全く道を知り尽くしているのだ..混雑している道を避け、進路選択も的確..あっというまに着いてしまった..運転をしているからこそ、その技術は良くわかる..

 そして、降りるときに丁寧に”ありがとうございましたあ..”と一言..

 多くを語らず、的確に仕事を行う事..そんなおやじに出会った..

 私もまだまだだ..タクシーおやじの弟子入りをするか..

 正月に良いお年玉だったあ..

 


2005年01月03日(月) あけましておめでとうございます!?

おやじずき?の皆様、あけましておめでとうございます...
家族サービス、帰省と本当に疲れて戻ってきました...

 折角なので帰省して感じたことを書きます!

 今年は久しぶりに両親とお正月を迎え、うれしいかぎり..近年ではなかったこと..そして、毎年恒例の高校の部活の集まり...なんです

 おやじになるとたそがれる場合が多々あるのですが、人を育てるのは結局、人なんだなあと当たり前なんだけど、感じてしまいますねえ..

 高校時代に勉強もろくにせず、部活に励んで、その時、苦楽を共にした友人..彼らは私にとって、良きライバルでもあったわけなんですねえ..

 彼らがどこへ行こうとも、お互い負けたくないというライバル意識が潜在的にある..これが、自分を高める原動力になっていると改めて感じましたね..

 大学院の友人も活躍すればするほど、刺激になるし、彼らを越えて行こうという気持ちになる..

 彼らは、決してお互いにその競争心をむき出しにせず、静かにそして確実に自分の高める方向にエネルギーを注いでいる..そして、ライバルの発展を喜び、刺激を受けている..

 そして、重要なのが師匠の存在..良きライバルがいても、そういう連中を見ている監督や先生の存在が、必要なんです..

 良きライバル、良き師匠を持つこと、これこそ、人生にとって最も重要なことなんでしょう..なんて、正月早々、たそがれているわけなんです..

 正月に集まっている男たちは、”たそがれおやじ”だ..間違いない!!


2004年12月26日(日) 首都大学東京のゆくえ

とうとうはじまったかという感じだ..

首都大学が英語授業の外注でトラブルを起こしているらしい..

また、たくさん採用者を募集しているが、主任教授以外はすべて任期制である..

 今まで採用していた先生方はどうなるのか?あまりにも強引すぎる..

 いずれにしてもこの流れは主流になるのだろうか?それとも崩壊するのか?結局、経費節減の一貫ではないかと感じる..

 この大学で若くして就職した教員は、長期的な住宅ローンすらも組めない..そんな職にだれが着くだろうか?

 結局、主任教授以外はその下の教授すらもポスドクと同等で、早く出ることを考えると思う..おそらく、そういう不安がない、大手私立の永久職に望むだろう..

 任期制の制度導入と合わせて大幅な給与の支給を約束しなければ意味がない..プロ野球と同じだ..

 これから大学はどこへ向かうのか..憂鬱..


2004年12月25日(土) ラストクリスマス..

未だにラストクリスマスを最後のクリスマスと勘違いしている方がおられるようだが...

 ”去年のクリスマス”である...

 この時期、学位発表会とクリスマスイブが重なり、パートナーや家族がいる方で、学位申請をする人は2重の苦しみ?となる..

 私もそのひとりだったが、辛かった..これを乗り切ればという気持ちでいたが、もう、その余韻は薄れかけている..

 一般的には1年は正月からスタートするものだが、私にとってはこの1年は学位発表会(これがきつい)からスタートしている..来年度は正月からに修正をしなくてはいけない..

 今年もクリスマスは楽しかった..子供からクッキーももらったし..

 当分の間、年末年始ぼけにさせていただきます..1年に1回ぐらいいいんじゃない?


2004年12月24日(金) クリスマスパーテイと幸福感

昔、私は幼稚園や保育園の先生に憧れたもんだ..

 近所の子供会のクリスマスパーテイに参加すると、そんな気持ちがこみ上げてきた...

 子供会のクリスマスパーテイというのは、地域福祉の一貫である..親は参加せず、世話役の親と多くの子供たちで行うイベントだ..

 中には親が離婚している子、うちのように障害を持っている子もいたり、様々だが、こういう集まりはとても意義のあるものだ..

 日本では研究者は研究バカで研究の事しか頭にない先生が多いが、意外にもアメリカでは、研究を仕事と割り切り、週末などボランテア活動に参加している人も多いという..

 子供が好きだったり、趣味を生かしたいという気持ちがあるのなら、こういう地域活動を積極的に行えば良いと思う..

 そうすると、幸福感というのは別のところにあるのだと感じられる..
仕事というのは自分の中の一部分であって、すべてではないと自覚できる..

 極端に言えばお金をいくら稼いでも得られない部分があり、むしろそれを意識することで幸福感が高まる..

 ...しかし、これは一般的に言えることなのか、それともおやじのみの幸福感なのか...どっちなんだろう...わからなくなった...

 
 


2004年12月23日(木) 忘年会という行事...

今年度のメインイベント..F先生との忘年会..15年ほどのつき合いがある中でいったい、何リットルのビールを飲んだのだろうか?恐ろしい..

 その年が大変な年であればあるほど、癒される会である..

 今年は大きな災害がたくさんおきた..洪水で家が流された人、地震で家族を失った人、遙か遠くでは家族ごと、爆弾で吹き飛ばされた人たちもいただろう..

 そんな人にとっては、是非、忘年会を行って欲しい..辛いだろうが、嫌なことを忘れてリセットしてほしい..新しい年には必ず、いいことがある..

 明日はクリスマスイブ、そして学位審査会である..去年の事を思い出した..今年は去年に比べると楽な1年であった..

 クリスマスに子供と何年かぶりに余裕をもって向かえあえる気がする..

 まあ、今年もいろいろ演出を考えているが、成功するのだろうか?

 ..と言う間に、今年も終わり..来年はおやじの歌を唄いたい?..


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