耳鳴りおやじの日記
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2005年02月10日(木) また、女の子..

来年度、研究室を希望する学生さんが問い合わせに来ている..

 去年の今頃にも書いたが、今年もまた、女の子ばっかりらしい..

 よっぽど、教授、講師が好きなのか、研究テーマが好きなのか..

 それとも、男子が嫌がっているのか..不明..

 今年よりもさらに”女子依存率”があがって見た目ヤンキー男以外は、すべて”女子学生”...

 相手にしたくないので、
 
 ”私、いないことにしておきますわ”と言ったら...

 ”すべてまとめて任します!”って..どういうこと??

 ...もう、娘と嫁さんで十分だって!!

 おやじの老化が進む..


2005年02月09日(水) 鉄腕アトムは作れるか?

鉄腕アトムと晋平君という本を読んだ..

 この本は単純な作業の繰り返しが複雑な環境に適応する能力に発展するかという問いかけだが、どうも違和感を感じる..

 たとえば、ロボットではプログラム化されていないと行動を起こせないが、人間の場合は眠っていた遺伝子が活性化することがあったり、関連する遺伝子が発現して壊れているタンパク質の機能を代替することも予想されるからだ..

 だから、言語が話せない障害児であっても、健常児では使われていない脳の領域を利用して話せるようになるなんてことはあると思う..しかし、ロボットではないだろう..

 ロボットでは単純な作業はプログラムの書き換えだが、人間では複雑な認知領域への働きかけである..

 障害児におけるスモールステップの過程が、ロボットプログラムの書き換えとイコールではないのである..

 昨今の人工頭脳を作ろうとする考え、それ自体が意味がない気がする..人間が訓練してできることをわざわざ、ロボットにさせる必要はない気もするわけだ..

 人間に備わっている”自我”という認識が、単純な作業を複雑な過程に広げることに貢献しているとも言える..単純な作業の達成感が”自我”を目覚めさせ、他の複雑な認知系にも働きかける..もしかしたら、障害児にはそれが希薄なために複雑な行動を達成できないのかもしれない..

 ..あ〜ややこしい..

 


2005年02月08日(火) 批判されること..

どうも、家族旅行の後から体調が悪い..

 昨日はセミナー発表..なかなか、厳しい意見が多い..

 夜もF先生と飲み会..これまた、授業の話で改善要求をもらった..

 研究に関しても、教育に関しても批判されるということは有り難いことで、大事に考えてもらっているということだ..

 世の中には批判されると怒り出す人がいるが、批判されなくなることはもっと悲惨である..私も批判することを諦めた人が数人いるが、回りから批判されなくなった時点で成長が止まる気がする..

 また、批判される側も批判されたことをそのまま、受け止める必要はなく、あくまで主導権は自分にあるという強い意志が重要だと思う..

 強い意志をもつこと..も不安ではあるが、批判を自分なりに解釈して、それを自分の中に取り込んでいくことで、さらに強い意志が形成されるのではないか...

 ..おやじになりつつも、批判を受け止めないがんこおやじには、なるべくならないように努力しよう..(弱気)
 


2005年02月07日(月) 理想の仕事とは..

新聞記事に面白い内容があった..

仕事選びの心構えという内容だったが、2つの事を強調していた..

ひとつは、好きな仕事を選ぶということ..そうすれば少々、条件が悪くても続けられるというものだ..まあ、これは一般的なこと..

もうひとつは、仕事はすべて同じということ..これは少し矛盾するようだが、好きな仕事でも嫌な事をやらなくてはいけないこともあるし、とても忙しい時期もあるということらしい..

 世間的には博士崩れが問題になっているが、博士課程を修了した学生にとって、”好きな研究ができること、それに対して評価してくれる”職場が良い仕事なんだろうと感じる..

 教育重視..なんていう名目で授業時間数がむちゃくちゃ多く、研究成果を評価してくれない職場は行きたくないところなんだろうなあ..

 研究が出来る雰囲気で、多少の忙しさは文句を言うのは贅沢なことかもしれない..

 そう考えると、今の職場は”理想の職場”なのかもしれない..もっと、良い条件のところはあるなんて思っても、そこにはそこの”大変な環境”が
ある気がする..

 好きな研究活動ができれば、博士崩れではないのかも..それができないポスドクが溢れかえっている現実はやはりおかしい..


2005年02月06日(日) 無事、生還しました..贅沢三昧(長文)

なんとか、帰ってこれた..いやはや、ぬるま湯につかってきました..

 朝は4時に出発、いきなり米原からチェーン規制..高速道路が雪道になっている..

 スキージャムまで10時につかないと、スキースクールに間に合わないため、なんとかがんばるものの、チェーンをつけていたのではどうにもならない..そして予定変更..

 ひとつ手前の今庄365..そこに9時半に到着..雪が多すぎてリフトが止まっているう..チケット売り場の窓まで雪が積もっていて、足下で切符購入..リフトは動くのか..と思っているうちに動きはじめた..

 長男と次男はスキースクール..自閉症の長男はどうなるかと思ったが、なんとかできた..次男はボーゲンで直滑降..

 ”怖かった?”と私..”別に!”と次男..大人でも怖がるスキーを次男はなんなくこなしている..これは上手くなるぞ!

 3時過ぎに次なる場所..越前へ..道は雪の壁がそそり立っている..

 宿泊施設は会員制のリゾート施設..今回予約した宿泊施設はドーム上の変な形をしている..

 中にはいると、螺旋階段!!..ばかでかい液晶テレビとややこしいAVシステム..子供たちは大喜びである..この施設内には露天風呂がある
..露天風呂の眼下には素晴らしい越前海岸がみえる..これはいい!!

 予約したカニ料理を食べに行こうと、タクシー会社に代行を頼むと

 ”雪のため、怖くて行けません”なんだ!それはあ!

 どうしようと考えていたら、予約した店の従業員がお迎えに来てくれた..なんて良い方なんだ..うるうる..

 そして、カニ料理..こ、これはあ..上手い!!今まで食べた中で一番上手いのだ..カニ好きの長男がばくばく食べている..

 店の対応もアットホームですごく良い店だった..今度も是非、利用しよう..

 次の日、新たな地、奥琵琶湖へ...そこにも施設がある..

 奥琵琶湖に到着後、車で入ろうとしたら雪で入れない..雪かきをしていないのである..宿泊ログハウスまで車で入れないのである..

 しかたないので、雪かきをしてもらっている間に公共温泉にいった..そして夕食はログハウスにセットされたかも鍋..珍味である..

 奥琵琶湖で宿泊し、次の日..みぞれ..早く、大阪にかえりたい..

 帰り道は湖西をはしり、京都から大阪へ..疲れた..

 そして、夜は保育園の恒例懇親会..おやじが暴れる会である..

 近所のキャンプが好きな”キャンプおやじ”..気にいられて、今度、一緒にいくはめに..これも近所つきあいである..

 ..授業があれば大変だが、ないときはそれなりに大変である..

 おやじはまだまだ、老いぼれてはいけないのかもしれない..

 そういえば、越前のテレビ番組で紹介されていた”寒中水泳おやじ”

 わざわざ、南極、北極へ出向き、氷を割って寒中水泳..70才を越えている..感動した..

 ”寒中水泳おやじ”に刺激され、もっと頑張れる気がしてきた..

 

 


2005年02月02日(水) また、大雪か..

昨年のスキーを思い出した..雪がいきなりふって自動車が埋もれたこと..

 とにかく、今年は昨年以上である..そして明日から家族スキー!

 目的地に辿り着くのだろうか?そして、帰ってこれるのだろうか?

 目的地のスキー場は山頂で積雪が4mを越えている..わくわくする..

 もともと、こういう環境は好きである..困難な環境があるとなんとかしたくなる..克服したくなるのである..

 特に今回の家族スキーは、半分、旅のようである..スキーを行い、宿泊まで1時間車で移動..次の日も別のスキー場に移動して、そこから1時間運転して別の宿泊施設へ..路面凍結、大雪、通行止めなど様々な問題に直面するに違いない..

 体力は落ち、老化が進みつつも、気力だけは持ち続けたいものだ..この家族スキーはその延長上にあるのかもしれない..

 ..ということで明日から3日間、日記は書けません..さあ、出発だ!

 


2005年02月01日(火) そういえば..

試験監督をしていて、ふと気づく..最近、200名以上の講義をしていない..

 昔は、大人数の授業があり、そこで講義をしたものだった..

 大変だったが、今思うと良い経験だった..そして、今よりもかなり突っ込んだ内容を話していたように思う..

 少人数も良いのだが、部屋も狭いと、なんか講義をするというか、セミナーみたいになる..

 講義というのは、なんかセミナーとは違う世界である..対象が個人というか、どちらかというと集団になる..また、会場の雰囲気を意識せずにはおれない..

 昔から、大学の授業というのはそういうものだと思っていたし、大人数を相手に講義をしている自分に対して..

 ”もしかして、私って先生?”なんて思ったもんだ(今でも良く思うが)

 大学の先生って、おそらくみんなそんな思いをするんだろう..そしておやじになるにつれ、先生であることに慣れてしまう..要するに自意識に対して麻痺してしまうのではないか..

 若おやじの私も、最近いろいろな事に麻痺していて、そろそろやばくなってきている..これが老化なのかあ..どうしよう


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