耳鳴りおやじの日記
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2005年03月14日(月) |
ホワイトデーを考える |
...最近、おやじになるとバレンタインデーに大量の義理チョコをもらい、その結果、大量のお返しをするはめになる..
...そもそも、プレゼントのようなものは親しい間柄で行うもので、義理でプレゼントするなんてことはあまりない...
...しかし、人間関係がぎくしゃくしがちな職場において、義理でもプレゼントのやりとりがされるということは、緊張した環境をやわらげる効果があるんじゃないかなと感じる..
...それも、建前上、”好きなひとにチョコをあげる”ということになっているわけだから、おやじにとってはちょっと嬉しい..いつも嫌みたらたら枯れおやじにとっては、狂喜乱舞状態である(ほんまか)
...だから、ホワイトデーのお返しは”いつもいじめて悪かったな、許してな”という反省や懺悔の気持ちもあるんじゃないかなあ...
...少なくても私はそうである...今日は反省の日だ...
...バレンタインデーには自分の娘、嫁さん、職場の事務とそのOB、女子学生..山ほどもらった..そのお返しは大変だが、有り難い話である..
...今日は頑張って返そう!
...店の良さって、料理がおいしいということも当然だが、店員の対応もあるなあと感じる..
..昨日、ぶらぶらと家の近くの居酒屋に入った..以前、1度だけ入った経験があるが、常連ではない..
..店に入ると、いきなり”まいど!”と威勢の良い声..家族でやっている店感じで、おやじらしき人と、おかみさんがしきっている..
..チェーン店の居酒屋では、だいたいバイトが”いらっしゃい”と対応するが、こういう店では料理人が迎えてくれる..
そして、まいど来ているわけではないのに”まいど!”...
...不思議と、たそがれ枯れおやじには、うれしい...
...どんなにおしゃれで、グルメな店ができても、こういう店ってなくならない気がする...高齢化社会には必要な店だ..
...不思議とこういう店って、日本の地名がついている..不思議だ.. しかし、なぜだろう?今度聞いてみよう!
ホリエモンが勝った..というか、あたりまえの結果である..
..法整備はどうのこうのといっても、それを作ってきたのは、古おやじたちだし、自分たちに都合のいいように変えてきたところもあるだろう..
日本的な信頼感といっても、それは一部の古おやじの独裁社会とも言える..
..時間外取引をグレーゾーンを利用したと批判されたことに関して
”それなら最初から白黒つければ良い”...そのとおりだ...
...そもそも時間外取引をグレーゾーンにしているのは、古おやじではないのか?
..企業も最近はグローバルスタンダードにさらされているが、大学、そして学問領域も同じだ..現在の自分の状態が大学、分野を問わず、世界的なアカデミックポジションとしてふさわしいのか問われる時代だ..
..老体にむちうってがんばろう、やばい..(またこの言葉)
昨日、深夜に電話..保育園関係のお母さんで悩んでいるらしい..
...普通に相談ならまだしも、悩み方が尋常ではない..
...どうやら、来週の卒園式の段取りや後援会のことらしいが、何もこんな時間にかけてこなくても..
...相手の気持ちを察するのはよいが、このお母さんは勝手に相手の気持ちを深読みし、その深読みについて悩み、相談できる人に時間外電話をかける..
...相手がどう思っているのかという事を考えることは重要だが、基本は会話である..腹を割って話すことをしなくては本当の関係は築けないと思う..
”言いたいことがあったら、しっかり言ってね..そうじゃないと勝手に進めるわよ”ぐらいの事をやったほうが、すっきりして良い..
...しかし、あんまりすっきりしすぎても嫌われますから(それは私だ、切腹)
2005年03月10日(木) |
ホリエモンから学ぶこと |
...まあ、いろいろやっているホリエモンだが、あの若親父から学ぶところがある..
...ホリエモンが自らの講演の中で
”破産は怖くない、破産してもニコニコしながら生活している友人もいる”
..と言っていることだ..本心で言っていないかもしれないが、今の若親父の気質なのかもしれない..
..破産が怖くない企業家なんていないと思っていた..しかし、彼は本当に怖くないのかもしれない..とふと思った..
..破産が怖くて会社が作れるかという気概さえ感じられる..高度経済成長時の社長の感覚とは違うと思う..
..いつの時代も旧態依然とした組織に一石を投じる人物というのはこういう人かもしれない...
...こんな若親父が増えてきたら私のような成熟親父は、足をすくわれる..やばい(最近、この言葉が多いなあ)
コクドの堤会長が逮捕された...これは、いろいろな意味を持っている気がする..
..堤会長は”天皇”と呼ばれ、すべてを動かす支配者であり、政治色の強いヒトだったといわれる..しかし、それは隠されたところで不正を行い、築き上げたものだった..
..バブル崩壊後、土地の評価額も落ち、戦後の常識が通用しなくなってから、外部評価によって多くの会社がリストラを行い、速やかに健全な会社になっていたなかで、コクドは健全な会社になることを拒んでしまった..
..その点、東急グループとは大きな違いだ..
..外部評価というものさしが、会社の大きさとか歴史とか政治とのつながりとかいったものを越えて、大きな力を持ちつつある..
..外部評価を評価し、会社自体の組織を柔軟かつ、大胆に変えることができる会社が生き残る時代だ..
..世の中のおやじさん、外部評価を受けていますか?
...今から10年くらい前、研究会で..
”前から何も変わっていないじゃないか”と怒られたことがあったが、 昨日の研究会で、卒論生に対して..
”どこまでできれば、卒業できると思っている?”
..の一言..よく考えると今の学校にはこれがないと感じる..
..たとえば、総合学習だ、ゆとりだ、自由選択だと言っても、それぞれに明確な到達目標があり、そこにたどり着けない場合には合格させないという理念があるのだろうか?
..それには、曖昧な教育目標ではなく、それぞれに具体的な教育目標があり、達成レベルがしっかり評価できる必要がある..
..たとえば、教育素材が自然観察だとしても、虫の生態や植物植生に関して、屋外でテストをして点数がとれなければ、再度やりなおすなどの厳しさがあっても良いんじゃないかなあ...(やっているところはごめんなさい)
..そもそも総合学習なんて学校でやることかという気もする..かなりの部分、地域学習、家庭教育で補える気がする..
...ウチの子8才の最近の言葉”人生ってそんなもんだよ”って..これって家庭教育の問題?
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