耳鳴りおやじの日記
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...最近、あのY教授の日記を読んでいる...
あまり、人間的には好きではないのだが、研究姿勢に関しては見ならうところが多い...
...Y教授が若い頃、自分と同じ研究をしていた米国の権威ある教授に
”あんたのデータは違う”といきなりくってかかったそうだ...友好関係など無視してやるものだから”クレイジー”というレッテルを貼られたそうだ...
その後、Y教授が論文を出しても、その米国教授は引用せず、米国の研究者もY教授を無視し続けたそうだ..
Y教授はめげずにデータを重ね、精力的に活動を続けた...その結果、米国教授も認めざるを得ない状況になり、今では仲が良くなったという話..
...このエピソードを読んで感じることは、多かれ少なかれ、研究者間のトラブルはあるんだろうなということ...無視されたり、嫌われたり.. しかし、そこから根気よく論文を出し続けていくことが重要ということ..
...アカデミック社会での生き方というのは、会社のように上司に頭を下げて認めてもらうことではなく、”認めざるを得ない”状況を作り出すことかな..そういう訓練を積むことが大切なのかもしれない...
...当分、この日記を読み続けるか...
近所の奥さんに頼んだ”アタックNo1”が...撮れていなかったそうだ...ショック...
...しかし、ドラマ地獄に陥っている...録ったは良いが見る時間が取れない..昨日も2本みたが、全然追いつけない..
...最初からみないという選択肢もあるが、それでは納得しない..
...瑠璃は今の教育を考えさせられるし、舌は人の怖さを教えられる..
...おやじはどらまで成長するわけだ..密かな楽しみである..
...今日も新番組2本..ガイヤと重なっている..
趣味”テレビ鑑賞です”にしようかなあ..
...最近、恩師の死や年度始まりのばたばたでゆっくりしていなかったが、昨日は久しぶりのゆっくり休日...
...庭にはチューリップが咲いて、そろそろ芝の整備もしなくてはと思って、作業開始...こういうゆったりした時間がおやじには重要だ..
...ほんと、改めて思ったのは、”もうちょっと家のこと考えなくては”ということ...子どもたちも小学校に入学し、子どもの頃のものを整理したり、そんな時間を持たなくては..という気持ちになった..
...現実的には経済面が破綻しているのでボーナスまでは借金生活で、ものは買えないが、その分、物を整理することはできる..
...しかし、昨日やったことと言えば、こわれたよしずを組み合わせて、そのてっぺんに末娘の作った風車を刺したこと...風でかたかたなって、嬉しいなあ..全然、整理していない!
...まあ、春のうららかな陽気で浮かれるのも、いいでしょう..そんな年になってきた..
...また、今日からがんばりましょう!
...まあ、最初の授業ということで自己紹介...
”僕は...卓球をたしなんでおりまして...テレビ鑑賞が趣味です”
”趣味はありません”
...まあ、いろいろだが、自己紹介っていいなあと思った..
...おやじになると、自己紹介の機会が減る...あらたまって自己紹介する機会が...ない...まして、趣味がどうのなんて話す機会がない..
人に話す自分の趣味って、受け身ではなく、能動的にしていること...
”趣味がありません”
...という学生さんが増えているのは、今時の若者って自分から何かを楽しむことをしていない..遊んでいるのではなく、”遊ばれている”のかもしれない..
自己紹介で自分のことを振り返ると、”今の自分って..なあ”と思うだろう..そんな機会って大切にしたい気がする..
”わたしはおやじです...趣味は隠れてつまらないことを書くことです” ...なんか...暗くなってきた...
2005年04月15日(金) |
やっとドラマが始まる... |
待ちに待ったドラマがスタートする...
...一応、すべてみるというスタンスなので、昨日は5本...なんて見れないので、2本だけみる...
...最初のドラマは、親子のこめでーという話だが、笑えないばかりか、つまらない...もう少し、古おやじになれば笑えるのか..どうしたら、笑えるか、考えているうちに終了...これなら、終始おやじ百連発にした方が笑える...なんてバカなことを考えた...
...もうひとつは、草なぎ君のドラマ...パソコン天才少年が本当の幸せとは何かを教えてくれるドラマ...
金がすべてのホリエモンみたいなIT社長と 高いシャンパンで乾杯している最中に..
”念願の大金持ちになったら何をするんですか”と草なぎ君..
”このシャンパンでゆっくりしているさ”
”でも、もう飲んでゆっくりしているじゃないですか...”
パソコン技術で天才的な手腕を持つ青年が、野望を持たず、日頃の生活に感謝し、普通の幸せに憧れる...という話か...これはなかなかツボにはまる..
...そして、昨日、同時にとれなかった”アタックNO.1”...近所のおばさんに録画を無理矢理依頼した..
またしても、上戸彩...不覚にもまた感動するかも..スポコンものに弱いなあ...
2005年04月13日(水) |
娘の喜び..大学まで |
...仕事はどうでもいいが、娘の小学校通いは幸せそうだ...
...自分の時を考えても、そんなに嬉しかったかなあなんて思ったりする..もう、記憶もほとんどない状態だが..
...中学でも高校でも大学でも、そんな喜びが原点である気がする...入学して嬉しいという気持ちを少しでも持てれば、それが勉学の励みになる...
...現実的には偏差値がいいとか、就職が良いとかそんな基準で最初は選ぶとしても、それだけだったり、入口だけだったりする...
...偏差値が低くても実際には気持ちいい大学なんて山ほどある...
...今の世の中、大学が大衆化し、学生もこれという目的もなく大学に入ってくる状態では、”場”という考え方に変化が出ている気がする..
...つまり、勉学の場から生活の場へ移行しつつあることだ..これは少なくても大学一年生には必要だと感じる...
...なんて、おやじ教員もリストラ時代... ”明日は我が身”(座右の銘?)
2005年04月12日(火) |
室生というところ... |
関西にきて、かなり長いがまだまだ、知らない場所があると感じた...
...年度始めで、ばたばただったが、近所の?さんと室生村というところに行ってきた...
...自宅から1時間半...そこは田舎の風景になっていた...
...民宿みたいな感じかなあと思っていたら、ものすごい山奥で、車1台しか通れない場所を抜けると2軒家が見えてきた...
...なんか、すごいところだなと思っていたら、宿泊する場所に5〜6人の人がいる...それも、家の中にピアノがあって、たそがれおやじがひいている...どうやら、すべて?さんの友達らしい...
...縁側からは室生の山が見えて落ち着いた雰囲気だ...家の横には小川が流れ、心地よい...
...家の中も囲炉裏や、外が見える木の風呂などがあって素晴らしい...
...うちと?さんの家族だけかと思えば、なぜか近所のガキどもが混ざっている...この家の回りを遊び回っていた...
...ここに来ると気づくのは、豊かな自然があれば、子どもは遊び方を見つけるということだ...私もその家にテレビがないことを最後まで気づかなかった...
...子どもが自然の中から何かを発見すると、それが嬉しくて友達や親に話し、コミュニケーションが生まれる...そこに受動的な遊びではなく、能動的な遊び方が求められるが、子どもは好奇心であふれているので、意識しないで行っている...
...そういえば、時計もなかった...なんとなく、おやじもホッとする場所だ...また、いこう!
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