耳鳴りおやじの日記
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2005年05月09日(月) 母の日...レストランへ

....実家の母は弟の嫁さんの赤ちゃんの世話...

....しょうがないので、うちの嫁さんも母だから、家族で食事に出かける...

...洋食が食べたいというので、近くの洋食屋へ...どうもここは全体的に中途半端である...

...かなり昔から開店してなんとかやっているようだが、全体的な雰囲気は良いのだが、電話の音がけたたましく鳴り響いたり、食事の量が少なすぎたり、食事の出し方もバラバラだ...

...常連客に依存すると、殿様商売になり、良いサービスが見えなくなる...

...昨日、テレビで母の弁当シリーズをやっていたが、手作り弁当って究極のサービスだと感じた...

...どんなに勉強ができなくても、スポーツができていなくても、母は自分のために、お弁当を作ってくれるという実感...言葉のないコミュニケーションである...

...最近の私のお弁当はおにぎり2個...海苔もなければ具も同じ...それでも、おやじは今日も頑張る(涙)


2005年05月08日(日) 5月の連休はきつい..

...やっと、今週が終わった...連休というのは、我々の業種にとっては結構きつい...

...木曜日まで3連休で、金1日、土曜日では一週間休みみたいな物である..こういう状態はストレスなので、思わず6kmウオーク、7kmラン..

...そして、毎日、夜、家族と食事...うれしいのだが、これを365日やっていたら、業績は出ないと思った...業績を出すには、とにかく、何かを犠牲にしなくてはいけない...悪いなあ、子供たちと思って..

”仕事をしないで、毎日一緒に御飯食べるのと、仕事をしてたまに食べるの、どっちがいい?”

”仕事をして、たまに食べるの!!”嬉しい反面、ちょっと寂しい...

...しかし、よくわかっています..うちの子供たち...

家族が理解しているなら、体力が続く限り、がんばりましょう..おやじはまだまだ、踏ん張らなくてはねえ...


2005年05月07日(土) 研究発表会..

...昨日は、連休明けの研究発表会...そして授業...


...研究発表会はいつも刺激的だが、最近、どうもネタが面白くない...

...全体的に結果が出ていない上に、議論が少ないせいかもしれない...私も含めて、もっとエキサイテイングな物があればいいと感じる..

...私自身も研究テーマが短期間仕事なので、難しい部分があり、なかなか、腰据えてやりにくい部分も抱えている...

...分子の仕事は実験に成功しても論文にならないので、逆に論文にするためには何が必要かという個人内の葛藤が重要だ...

...某Y先生の日記でも、優秀な研究者は”問題解決能力”ではなく、”問題設定能力”だなんて、議論してしたが...

問題設定には、論文に必要なオリジナリテイをどうするか、競合している研究者との関係をどうするか、さらには、どのような実験とどのような結果が必要かということ、そして、それを実際に実験できて結果が出せる遂行力が求められる...

 やみくもに研究して、失敗して、なんとかする”問題解決能力”は、たいしたことはないのかもしれない....

...今頃の学生さんにも”重要と思われる研究テーマを設定しなさい”という課題で、だいたいの勉強ぶりがわかるのかもなあ..

...しかし、これが結構難しい...枯れおやじになるとさらに難しい...


2005年05月06日(金) 鉄棒ができない子供たち...

昨日は、なぜか、同じマンションの住民に呼ばれて、パエリヤ大会....
久しぶりに食べると美味しかった...

....ひさしぶりといえば、息子に逆上がり指導...おやじがなにやら、教えてると、必ず公園の子供たちがやってくる...

...”逆上がりやってみい”といって、出来たのは1割...

逆上がりができないなら、と、おやじが見本で、プロペラ、飛行機、けあがり...”すっげー”と子供たち...

鉄棒のバリエーションが少なすぎる..ということは、鉄棒で遊んでいないのだ...鉄棒の上からジャンプ...これもおやじが一番だ...

...たち幅跳びとか、何か体で競うこともしていない...これでは体で何かを達成できるという感覚が乏しくなるのも無理がない...

...よく見てみると、彼らは腕の筋力が著しく低い気がする...逆上がりはまず、自分の体を鉄棒にまきつけるために、体を引き寄せる動作が必要だが、それができないのだ...これでは全然ダメだ...

...また、鉄棒ができることは、日本の文化である..米国の校庭に鉄棒はないからだ..


それで、おやじは”鉄棒ができないやつは、勉強なんてやる資格がない..小学校を卒業させないぞう..日本児童は鉄棒ができなくてはダメ”...

...おびえる近所の子供たち、そして、それをしっかり聞く娘...

頑張れよ、わが子供たち!


2005年05月05日(木) こどもの日...連休中...

....去年に引き続き、太子町へ...連休なのに余り人が居ない..

...カーナビで二上山登山口を指定すると、変な所に連れて行かれた..

...気を取り直して、出発しようとすると、なんとハンドルがロックして居るではないか..いろいろやってみたが、全然だめである...

...とうとう、JAFにコール...情けない...しかたがないので、木陰でお弁当...

...でも、子供たちは楽しそうだ...天気も良く、草木は元気..山もあったので、探検したりと大喜びだ...

...今日のこどもの日だが、最近の子供の体力は低下しているという..親が子供をいろんなところに連れて行かなくなったこともあるが、若手が都市部に集中し、さらに子供をあまり作らなくなったことも関係しているかもしれない...

...この前、奈良へ行って来たが、そこに何故かついてきた近所の暴れん坊ガキンチョは”かえるを触ったことがない”らしい...

...勝ち組だ負け組だと塾に行かせたりするよりも、親が子供と正面から向き合う機会を増やす事が重要じゃないかなあ...日常生活には学ぶべき事はたくさんある気がする...

...国語で春の日の内容で朗読があっても、経験がなければ心がこもらないだろう...多くの経験は子供の勉強内容を深くする...

...昨日は、N先生家族とバーベキュー...うちのSちゃんの暴れん坊ぶりにびっくり...

...そんな連休中...


2005年05月03日(火) ポスドク増加...

....ポスドクが去年で2000人増え、1万2500人に達したという...その半数のみが常勤扱い...8%程度が40才以上だという...過酷な状況だ...

...ここまでくると、博士になることと、就職することは別に考えなくてはいけなくなる...

...この日記も、結構”博士崩れ”でサーチしてくる方が多く、なんか、心が痛む...

...多くの偉い先生は、博士にさせることのみを仕事と考えている気がするが、就職先を開拓し、紹介していくことも大学教員の仕事にしたらいいのではないか...

...業績あれば就職できるよという無責任な指導...この難しさは教員本人が自覚しているはずだ...あえて現実に目を向けていないだけだと思う...昔とは状況が違うのだ...

...最近、K君が論文を投稿したがリジェクトだったらしい...昨日会ったら身も心もぼろぼろだった...


...厳しい世界だから、それを乗り越えると新しい世界が見えてくるが、それだけでは飯は食えない...苦しい状況でしっかり仕事ができる人にしっかりしたポジションを与えていかなければ、いけない...それが難しければなんとか努力するのが教員の仕事である気がする...

...仕事をしていない教員は早めに退職するか、給料を半分にして若手教員を雇えば良い...そちらのほうがどれほど大学のためになるか...

...若親父は家族も背負って、この厳しい世界を生きていけるか?


2005年05月02日(月) うちの子、元気やなあ...

....昨日はSOのプログラム...子供たちが大暴れ...楽しそうである..

...終わってから、最近、建設中の実験室で食事...危ない薬品を使うようになったらだめだからねえ...近いうちにバイオハザードのステッカーを貼らなくてはねえ..

...家に帰ってからダウン...しかし、体を使った後は心地よい....それでも子供たちは元気...大騒ぎで遊んでいた...

....私が実験で出た後も、大騒ぎ...後、5年もつかなあ、この状態...中学になったら無理やなあ...

...しかし、家族で過ごした記憶は一生残るだろう...それが大事である...おやじは連休合間に実験...気合いが抜けるなあ...

...まあ、明日はハイキング...頑張ろう...はあ、五月病...


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