耳鳴りおやじの日記
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2005年06月21日(火) とうとう出た..

萩国際大..少子化原因で学生集まらず、民事再生法..

..これから、多くの大学が同じようなケースを抱えるだろう...

...私立のこと、と高みの見物の国立も任期制導入で人ごとではない状態だ...ポスドクの問題も重くのしかかっている..

..昨日、研究室のポスドク女史が、

”ポスドク同士で死のうかなんていっているんですよ”

..学部4回生は、

”こんな状態の先輩みていたら、博士になろうなんて思いません。修士で就職しますよ”

..当の指導教官は、そんな状態つゆしらず..”NATURE,NATURE!”

..”そんなに書きたければ自分で実験しろ”とポスドク女史..

..大きなお金を当てすぎて処理できず、あえいでいる指導ボス..

今後の日本はどこへ..


2005年06月20日(月) おやじの日

...父の日は節分より、イベント性が低いらしい...

昨日はNPO活動と子供のサッカー試合..忙しい

夜に娘が、かたたたき券、とマッサージ券を作ってくれたので、マッサージ券を使った..むちゃくちゃ、上手い..

..私もツボにいれるのが上手いマッサージおやじだが、娘も本当に上手い..どこで学んだのだろう..

おやじの日..なにかプレゼントなんていらないのかもしれない..

今年のおやじの日を家族と共に過ごせたと言うことが、最高のプレゼントなのだろう..

..もう少しで、今度は私の誕生日..おやじが加速する..こんな時、ホント独身だったらつらいなあ..


2005年06月18日(土) 恋におちたら

...ドラマの話である...

このドラマを見ていると、人は幸せになるためにどうするか考えるが、その幸せについて考えていないのではないかと思ってしまう..

..仕事の業績、地位、プライド..それが幸せになるための必要条件なのか...この必要条件を満たすために手段を選ばず、人を蹴落とすこと..これが本当の幸せにつながるかと考えてしまう

...人は幸せになるためにエネルギーを使うべきである...この当たり前のことをどれだけの人が実践しているだろうか?

...恋におちたらの最終回...

恋におちたら..幸せになる..そんな単純な結論でいんじゃない?


2005年06月17日(金) 電気街を歩く..

研究用中古パソコンを探して、ひさしぶりに電気街を歩いた...

この電気街は昔からよく訪れるが、最近の状態はおかしい...

萌え〜グッズ販売店、これって10年前にコミケでやっていたことだ..

美少女でも美おばはんでもなんでもいいが、こんなアングラみたいなことを

恥ずかしくもなく、堂々とやっている..あげくの果ては、萌え〜カフェの前でコスプレ少女が勧誘...

,,,経済的なことが優先され、消費者が求めることをそのまま、生産者が与える..昔はそこに社会的なモラルがあった気がする

社会的なモラルがあったおかげで、消費者と生産者は理性的な関係を築けて、どちらも幸せな状態になる..

..消費者が退廃的な欲で物を求めても、それは消費者の本当の幸せには繋がらない..それは、消費者本人が良くわかっていると思う..

今の萌えブームをみていると、経済的な事を優先せざるを得ない日本の状態が浮き彫りになる..それがひたひたと大学の世界にも浸透しつつある..

退廃的な売買状況は、人の心を満たすことはない..それが現代人の大きなストレスになっている気がする..おやじ的には少子化にも関係していると思っている

 ...まあ、とはいっても知らずにぐだぐだいうのはおやじの典型...
一度、萌え〜カフェでも行ってみようか?

..嫁さんに言わせると私の萌え〜発音は違うそうだ(おたく主婦は凄い)

..萌えるがんこおやじ..いやだなああ..


2005年06月15日(水) そういえば...

...おやじになり、そろそろ疲れてきて、なんとなく、就職した時を考えてみた.

授業をすべて任された
”丁稚””おまえ”呼ばわりされた
酒のつぎかたが悪いと暴力をふるわれた
ストレスで倒れてじんましんが出た
他大学でぼろくそに言われていた
”恥ずかしくないですか”と食ってかかった
”どうせ出ていくんだろう”と言った本人が
出ていった

良き先生、良き先輩、良き同輩を持つ事が重要だと言われるが、どうも、私には良き先輩とは無縁だったようだ

こういう先生方がおられる一方で、がんばっている若者先生も多い...
バランスがとれている

..出身大学、出身地、職階、業績、権力にこだわったつき合い..くだらなくて話にもならない...人と人のつきあいは”その人なり”である..裸のつきあいである..

..最近、そんな先生方が静かである..静かにして居るんじゃなくてどうぞ、辞めるときまで全力でがんばってください...せっかく、終身雇用なんだから...

...これは自省である...





2005年06月14日(火) ポスドク問題、再び

...Y先生の話を見ていると、今の大学院生、ポスドクの人たちは、真剣に身のふり方を考えた方がよい気がする...

昔は論文をしっかり書き、数本あればどこかにいけたものだ
しかし、今は研究業績と職業は別に考えなくてはいけないのかもしれない

ポスドクは好きなことができていれば500万でもいいという

確かにいろんな人がいるわけだから、それはそれでいい

しかし、問題はポスドクが本当に”好きなこと”をずっと行えるか?大学院までの投資に見合うだけの給料をもらえなくていいのか?という点だ

PIならまだしもポスドクは好きなことはできていないと思う
多くのポスドクはテーマは関係なく、研究をしたいと感じていると思う

500万でいいというポスドク連中...そこまで、自分ひとりで育ってきたと思っているのか?ほとんどは親の膨大な教育費に支えられている

自分の人生だ、自分の業績だと過信も甚だしい

ポスドクはあくまで通過点である...ポスドクを減らし、就職先を増やす努力を力ある教授は真剣に考えて欲しい

日本人は優秀である...米国と同じシステムにするのではなく、日本固有のシステムで世界に立ち向かえばいいのではないのか?

トヨタがなぜ、米国も止められないくらい業績を伸ばしているか、その理由をY先生は認識して欲しい

...ということを陰でしか言えないおやじ...


2005年06月13日(月) 休日は忙しい...

...最近は、どうも調子が悪い...6月だからか...老化が進んだかな....娘は捻挫で病院まで連れてくし...

...Y先生の日記...連日、多くの人から賛否両論...オーバードクターの深刻さは、ただごとではないようだ...

...しかし、冷静になって考えてみると、研究だけで500万って、多い...今の国公立の恵まれた状況を勘違いしている...

...独立行政法人化して、予算がなくなれば、どこからか取ってこなくてはいけない...ドクター持ってます、論文ありますで飯は食えない...

....今から、また娘を病院へ...


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