耳鳴りおやじの日記
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2005年07月19日(火) 再び、太子町へ

...金がかからず、家族で行ける場所はないか...そんなことを考えているうちに、やはり太子町を思い出した...

...前回、行ったときに発見した登山道...その先を知りたくて再び太子町へ...

...その登山口は一般的な登山口ではないので当然、人は少ない..というか、いない...これがまたいい..

...登山口をあがると、登山ルートにぶつかった..山頂方向に向かう..しかし、山なのに暑い..それにまわりが草だらけで景色も見えない..かなり急な登山ルートだ

..子供達は元気ですたすた歩くが、私はばてぎみだ..しかも、末娘がたまに”おんぶしろ”というせがむ..

..そして展望台につくと素晴らしい景色..次男がいきなり”やっほー”..この標高でやっほーとはびっくりだが、少しこだまが戻ってきた..そこでおにぎりを食べる..

..帰りが下り坂なので驚くほど早く下山した..そして、登山口近くの温泉へ..これがまた気持ちいい..

..温泉には演歌が流れており、ホタルの季節には”演歌とマジックショー”..安い、安すぎる..それも演歌で唄う人の中には”カラオケ優勝者”が混じっている..これこそ、温泉娯楽だ..気に入った!

..チケットを買おうとすると、温泉おばさんが
”JAFカード持ってない?持ってたら1割引だよ..いんたあねっと予約なら200円引きだよ、大人だけだよ、ふぁふぁふぁああ”
..絶句..

温泉にはおやじとおばさんが9割を占める..これは温泉ではなく、銭湯である..

..やはり、太子町は期待を裏切らない場所だ..おやじも家族も満喫した..また、行こう!


2005年07月18日(月) なんで連休なの?

...しかし、本当に蒸し暑い...

...世の中のサラリーマンはこの時期の休みをうれしいと思っているのかなあ...

...どうも、休みを決めた連中は、家族サービスしていないじゃないかと思ってしまう..

...だって、今週、小学校終業式..その前に連休...もう少しで終わりというところで、連休じゃ気が抜ける..

...それとも意図的に休みを増やしているのか..その方が家族がお金を使う機会が増えるからなあ..

..ボーナスも出ていないし、家族サービスしようにもできない..

まあ、昨日は庭でBBQ..そんな程度だ..最近は子供の要求も高くなって、しんどい...

...もうちょっと連休の時期を考えてよ>政府

...投書しようかなあ...


2005年07月17日(日) 考えること、ひらめくこと

...暑い...蒸し暑い...とにかく、湿気だけはなんとかしてくれ..

..昨日、テレビで”ひらめく”回数を増やす,なんて話をしていたが、これって大切だ..

..でも、ひらめくって、時間をとったからといって得られるものじゃない..考える時間というか、そんなものかもしれない..

..実験でいきづまったときに、”ああ、もう絶対ダメ”と思っても、週末に酒飲んでぶらぶらして、いると”あれ、こんな実験できる”なんて突然、思い出したりする..

..以前、授業の事を考えていたときにひらめいた場所も”飛行機の中”だったし、ひらめく瞬間ってわからないものだ..

..しかし、確かにこのひらめきの延長線に、発想の柔軟さとか新規な概念形成がある気がする..

..どうも、おやじになると、そんなひらめきもないのだが、最近、若手芸人を見ていて思うことがある..なぜ、人は漫才を面白いと思うのか..

..人が漫才を面白いと思う事とは?なんて”うっとうしい”事を考えている..

..研究の面白みを考えたとき..そこには”意外性がある”..つまり、自分が考えていた事、常識から外れたこと..漫才もそれに近いものがあるなんて、本当にくだらないことを考える..

..研究を進めるときに出てくる様々なデータ..その中に隠れている意外な真実、それこそが面白いことなのかも..概念的なひらめきが隠されている..先入観ではなく、データを素直にみる意味はそこにあるのかも..

..おやじはなぜ、うっとうしいのか?実は”気のせい”かも..


2005年07月16日(土) 夢の中に

...朝から、娘がお絵かき..パパが記入することになっているらしい..

その中に”しょうらいのゆめ”という記入欄が..

うーんと頭をかかえていたら、横の息子が..

”おとなやから、なんもないやろ”..がーん..ショック!

..先日、後輩からダメダメいわれて、今度は自分の息子からも、決定的なひとこと..

..おやじはつらい..確かに今からゆめと言われても、なあ..

せめて、若い人はゆめを持ってください..そういえば夢中って言い言葉だ...夢の中..夢中で仕事ができること..これが幸せなことかもしれない..


2005年07月15日(金) おやじ、怒られる..

..なんとか、今週は授業終了..そのタイミングで飲み会開始..

..その飲み会の席で、後輩先生からむちゃくちゃ怒られた..こういう、飲み会は盛り上がる..

..しかし、なんとなく、10年前の自分を思いだした..10年前の何も回りが見えなかった自分に怒られている気がする..

..人の価値観は年とともに変わるが、研究に取り組む価値観も、その時、何をしているかで大きく変わる..

..論文を書くために研究をしているのではなく、自分が知りたいことの真実を追究したいという原点を忘れてはいけない..

..真実を追究する厳しさ、この経験を多く持たないと研究者としての成長しないと感じる..

..Y教授の日記にもあったが、”間違い論文”はデータの出し方よりもデータの解釈、考察にあるという..たったひとつのグラフが持つ意味を深く考察できるか..ということだ..

...IFの高い論文をかける研究者は、真実を追究できる能力が高いということ..その力を磨くためには膨大な論文を読むことと、多くの人としっかり議論することだと、この10年は痛切に感じた..

...そういう意味では後輩のS氏より、知り合いのM氏は良く理解していると感じる..以前、議論したときも、こちらの話す内容を理解し、その意味を理解してくれた..

...怒られたおやじも反省を生かして、余生を楽しみましょう..


2005年07月12日(火) ロンドンというところ..

...どうせなら、もっと早く雨が降ってくれ、という感じだ..暑い上に湿度が高い..

...イギリスの教授からやっとメールが来た..テロで大変かと思うが、是非安全な社会を作って欲しい..

イギリス、ロンドンには3回ぐらい行ったことがある..爆破があったキングスクロス駅近くには母と滞在したこともある..

...最初の訪問はW教授と..極めて恥ずかしい思いをした..

..食事は概してまずいが(アイスクリームもまずい)、朝食はいける..

そして、物価が高く、なぜか安くて量の多いチャイニーズフードばっかり食べていた..そういえば、K氏がちょうど留学中だったので、高級チャイニーズを食べたっけ..

..学会がエジンバラの地方都市であったせいか、ロンドンは都会すぎてあまり、面白みがない気もした..

S教授とジャズバーにはいり、楽しんだ思い出がある..10年前か..

..ほんと、若気の至りというか、いろいろ恥も顧みず、海外発表したもんだ..ぼろぼろのジーンズで歩いていると、老貴婦人が

”めいあいへるぷゆう”..様々な人種が集まるロンドンは、外からの訪問者を歓迎してくれる..しかし、かっこからして浮浪者と思われたか..

...町の公園はきれいでリスがはねていた..こんな都会なのにとびっくりした思い出がある..

..意外と言葉の問題はなかった..不思議だ..

そんなロンドンでテロ..信じられないことだ..

..年をとるといろいろ、しがらみがでる..やはり、若い頃、無謀にも海外に出たのは良かったなんて思う..

..海外に行くのは大変かというと大変なのかもしれないが、そんなことを考えている暇があったら、”行く”..まず行動ありき..後はしらん..

..若者よ(おやじも)大志を持たずとも海外に飛べ..飛ぶんだあ!


2005年07月11日(月) 授業終了..

...今週で授業も終了...だいぶ、長く感じた...

...最近の大学の状態を見ると、かなり無理があるように思える..

...補講期間はなく、休講もさせない...日程的に無理があるのだ..それを承知でやろうとしている..

...補講でいくつかの授業が重なるのは、結局学生にとって不利である..それ以上に大学に大きなメリットがあるのだろう..

...教員への締め付けは、少子化に伴うポスト不足にも関係しているのだろう..少々締め付けたところで、移れるポストはそう簡単にはないと考えているのかもしれない...

...確かに今までの大学社会は甘すぎたのかもしれない..しかし、最近の状態は逆に締め付けすぎだ..

...国立、公立、私立教員の意識のずれ..補助金の差..それでも学外評価は一律だ..矛盾だらけの世界..

..辞めさせられかけてる知り合いの先生..その理由で辞めさせられるんだったら、今の国立大教授の多くがくびだ..

..サバイバル戦は、まだ入り口にすぎない..嫌だなあ..


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