耳鳴りおやじの日記
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2005年09月12日(月) |
選挙...これからの日本は? |
...ひさしぶりに家を掃除...台風でぼろぼろになったよしずを交換..よしずを買うのもお金を気にする..
...選挙という家族サービス...みんなでマクドナルドへ行く...マクドナルドは日本のファーストフードに高カロリー食を持ち込んだ...
...そして、家族で投票...政治家にはいろいろお願いしたい...なんとか、ニッポーン!とか叫んでいないで、はよ仕事せえという感じだ...
...奥さんが最近、桃鉄にはまっている...私とすでに200年やっている...すべて私の勝ちである...サルなんとかというクイズでは嫁さんに全敗でも、桃鉄では負けたことがない...
...夜はなんとなく戦争のドラマ...少し前に生まれていたら死んでいた可能性は十分にある...この苦しさからたった数十年で再生した日本は素晴らしい国だ...
...しかし、戦争もしていないのに膨大な借金を抱え、少子高齢化で先行きも極めて不安な今後...
...まあ、不安な今後の日本といっても、いつの時代でも同じである..生きている限り、先行きは不安だ...不安がない世の中はない...
...政治家は大変だが、大勝した政党はがんばってくださいよ..ホント...
...なかなか、涼しくならない...しんどい...
...昨日のテレビで、自分の奥さんに”ありがとう”と言ったらどうなるか、なんて企画をやっていた...
...家族のつながりが希薄になる時代...妻が働き、経済的に自立し、子どもの数も減り、多くの教育費が注がれる時代..個々が強調される中でお互いに支え合うことが意識できなくなっている中で、心の空洞化が進みつつある...
...共稼ぎでなくても、夫の給料が少なくても、仕事がうまくいかなくても、子どもの学力が低くても、家族の中でお互い支え合うことを確認できれば、それはすごく幸せな事だ...
...どんなに日頃からがんこでむちゃくちゃなおやじでも、よっぽどでもないかぎり、”いつもすまんな”という気持ちはあるし、それがあるから少ない給料で頑張れるという現実もある...
...だから、たまには嫁さんに”いつもありがとうな”っていいましょうや...そこのおやじ...あなたですがな...
...という私も言っていません(切腹)
...台風の間...出張...
...この会議に参加した10年ほどまえ、なんと凄いと感じたものだが、今はこんなものかという印象だ...
...ひさしぶりにその世界のいろいろな人と話したが、改めて研究者が評価されるとは何かという事を考える...
...やはり、それはパイオニア的な質の高い研究を続けること...に尽きるのではないか..
...ただ、それを実施していくのは大学によって全く違う...教育的に育てていくところもあれば、切り捨ててていくところもある...
いずれにしても、結果しか評価されない...大学が悪い、教授が悪いと嘆いても結果が出なければ、同情もされない世界だ...
...だから何か不満があってもここでやりたいと思えば、教授の機嫌をとってでも結果を残す...それが嫌ならやめればいい...それは本人次第である...
...しかし、それがいいかどうかは別かもしれない...大学が教育機関である以上、受け入れた学生を傷つけて辞めさせる切り捨て教育をする教員はいくらノーベル賞クラスの仕事をしても大学にいてはいけないとも感じる...
...高い業績を残した研究者も全員が堅物ばかりでなく、その性格、姿勢は千差万別だ...その人が受けてきた教育の質が反映されている気がする...
...この会議も今年限りだが、多くの友人を得ることができた...このことが一番の収穫だろう...
...この経験を踏み台にして次のステップを踏めればいいのだが...
まあ、おやじになれば踏み台にされるのが幸せかもしれない..踏まれて踏まれて幸せを感じる(ちなみに私はMではない!)...
...昨日食べたカレーが胃にもたれている...老いた胃はしんどい...
...今年は今までの学会を整理...長くつきあった学会を離れるのは辛いが、10年に1回ぐらいのスパンで切り替えるのは気持ちを切り替えるのにいい...
...ここ数年間で大学の姿は豹変しつつある...良い面もあり悪い面もあるが、今までのようにはいかない...
...国立では教授が助成金をとれないと卒論すらかかせることができない可能性が出てくる...大学の公費があまりにも少なくなりつつある... 知り合いのW教授も昨年、自費で学会に参加していた...大変な時代である...
...こんなに競争が過激になると、おそらく嘘の論文が増えるだろう...こうなって欲しいという結果を無理矢理まとめたものなら、まだいいが、実験もしていないのに結果があるなど”架空論文”...
...ただ、一番問題なのは本人にその意識がないということ...つまり心身共に正常な判断ができなくなっている...こういうエリートは山ほど居る...
...今日は英語のテスト...内容を考えないテストは楽でもあり、つまらなくもある...しかし、たまには思考の気分転換は重要だ..
...論文はでなくても正常な判断はしていきたいなあ...そんな老後を過ごしたい(?)
...ハリケーンの被害はあまりにひどい...地球温暖化の結果か...
...昨日購入した雑誌にその年代の生活の平均みたいな記事があった...
...若い夫婦の子どもの数は何人とか、週に何回家族で外食するとか...そんなアンケートだ...
...その中で家族と夕食を取る回数なんて項目があり、ほとんどの人が週に5ー6日だという...え?そうなんだ!
...私なんて週に1回...そうじゃないと仕事が進まない...給料は平均より良いが、教育と研究の労働力から考えると少ないくらいかもしれない...
...実験系でばりばりやっているひとも、ほとんど夕食は家で食べていないという印象だ...これは平均からみるとかなりかけ離れている...
...平均というのは、一体なんだろう...と思うことがある...大学に限らず、平均的な事をやっていては仕事は進まない...
...言い換えれば出世したければ、平均的な生活をしてはだめだということだ...家に帰っても晩酌をせずに英語の勉強をするとか、平均的な仕事をこなしているだけでは、自己の能力は高まらない...
...最近、大学の職階も年功序列的な発想がなくなってきたが、これは良いことだと思う...年をとれば出世できるという発想は特に大学に置いては意味がない...おやじになればだれでも人を指導したり、論理的な発想ができるわけがないからだ...
...英会話やスキーなどの能力は行った時間が重要だと言われる...英会話だと2000時間は必要らしい...大学などのアカデミックポジションの評価は、平均的な勤務時間ではなく、研究や教育に関わる時間で行うべきだ...大学に来てお茶飲んで帰る人は山ほどいる...
...しかし、そのパワーも年と共に減衰する...私はもうだめだ...後は期待できる若手に未来を託すか...悲しい...
2005年09月02日(金) |
子どもは早く寝る.. |
...秋のなのに暑い...ハリケーンの被害...地球はどうなりつつあるのか...
...地球はひとまずおいといて、最近どうも気になることがある...子どもの平日塾通いである...
...いつも、仕事が遅く、ぷらぷらと電車を降りると小学生がぞろぞろ出てくる...夜の10時である...
夜の10時に小学生がいたら、警察官は補導すべきである...塾かなんだかしらないが、10時に帰ったら結局寝るのは早くて11時くらいか...第一、小学校の宿題はどうなっている...近所の家ではおやじの方が早く、子どもを迎えに行っている有様だ...どうかしてる...
...私も昔、塾には行っていたのであまり人の事は言えないが、平日にこんな遅くまで外にいることなんて考えられない...
...ゆとり教育への焦りもあるのかもしれないが、子どもの健康状態が非常に軽視されている...
...親が遅ければ子どもは居場所がないので塾に行かせる場合もあるだろう...そうやって親子のつながりが希薄化する...
...ゆとり教育の弊害がいろいろ出ている気がする...もし、こんないいところが成果として出ているというなら、それを国民にしっかり示すべきである...
...私もドラマみないで早く寝ようか...最近老化のせいか、早朝に目が覚める..はあ
...実験で...む?...なにやら結果が...でも、予想とは全く逆な結果...しかし、それはそれで面白い...
...大学院生の論文にいちゃもんがつく...”面白いと思っていないのだろう”と教授...
...研究といっても、結局詰まるところ、人間臭いところがあって、あいつは知っているから、論文通してやろうとか...そんな微妙な駆け引きがある...
...ただ、それはやはり”微妙な論文”であって”決定的な論文”ではない...本当に面白い論文はやはり受理される...
...来週から学会だが、例のバトルが見られるのだろうか?Tさんは、昔一緒に焼き鳥を食べにいった仲の良い(と思っている)素敵な女性だが、学会では、大きな研究室の大ボスに1人で戦いを挑んでいる...どんなに大ボスでもルールを無視した行動には徹底的に対決する...
...実際には世界的に評価されているのは彼女だからできることだが、現実的にはなかなか難しい...そんな姿をみていると、私もまだまだと感じてしまう...
海外の研究室に行く前に”私と立場を交換しません?彼氏があなたの就職先の近くにいるの”なんて言っていた彼女...
...そんな彼女と会える学会も今年限り...少しでも話ができたらうれしいもんだ...
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