耳鳴りおやじの日記
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2005年09月28日(水) 杉村議員

...ひさしぶりにニュースで笑った...

杉村議員の発言である...”料亭に行きたい”など若者らしい発言で世間をにぎわかしている...

...国民の代表かどうかはまあおいといて、少なくても今の若者がいきなり国会議員になったら、こういう感じだろう...

...だいぶ反省している...らしいが、連休中に読んだ本はだいぶ考えて1冊...それも何を読んだか教えてくれない...プライベートなことらしい...

...考えるにおそらく、先輩議員から渡された自民党の本か、それとも、漫画か...あるいは読んでいないかである...

...本人は政治に興味があるというよりは、国会議員というポストや年収、そして車(BMW)に興味があるようだ...

...ニート対策をやりたいらしいが、それなら自分の給料を500万にして後の2000万を車に使うのでなく、ニート対策に使ったらどうか?どうせ任期中にできる事は限られるのだから、年間1億円がニート対策費としてすぐに自由に使える...失敗しても自分の給料だから責任はとる必要もない...

...アルバイトで頑張ってきた杉村議員...それくらいやれば、名誉挽回だし、杉村議員らしいと思うけど...

...ニートもいいけど、ポスドクも同じ立場...ポスドク議員も出ないかなあ...


2005年09月27日(火) 自由のために挑戦!

...英会話だった...なかなか面白い...

話している内容がわからないというより、文章がわからないというものもある...こういうのは、は?と思ってしまう...

...出張でお会いした先生方からメールをもらう...しかし、便利な世の中である...会議ではいろいろなしがらみがあり、話しづらい人でもメールを打てば1対1で話が出きる...

...昨日の録画ドラマで”自由は与えられるのもではなく、獲得する物だ”という事を言っていたが、自由を得るためには人脈を広げ、議論し、協力することは不可欠である...

...ただ単に大教授の傘下で金をもらっていても、それは自由とは言えない...自由とは獲得するものである...

...昨日まで行っていた会議はどうも若手の研究者魂が弱い...気がする...知りたいことがあれば関係者にどんどん質問し、それでもだめなら夜の飲み会に着いていき、浴びるほど酒を飲ませて話させる...そんなチャレンジャーがもっと増えてもいいんじゃないか...

...私ももっとチャレンジャーになろうか...飲ませる前に自分が潰れそう...残念...


2005年09月26日(月) 盲点をみる...

...仕事もしないのに体重が減った...出張で疲れたか...

...しかし、改めて研究の基礎知識や広い視野の重要性を感じた...

...研究の発展にはその分野から生まれる技術の進展が次のステップに繋がることが多い...今回の出張では、新しい技術の紹介がなされた...
...私は非常に感動し、興奮したが、多くの方はおそらく他人の事だと思っているし、その重要性には気づいていない...

...実際、先輩先生に説得しても”使えないなら意味がない”と言われたが、どうも自分から壁をつくっているようにしか思えない...

...また、NatureやScienceなど国際誌につながるデータもあって一部、良くわかっている先生から質問を受けていたが、発表する本人がわかっていない...もったいない....これも発表者にもう少し、広い基礎的な知識があれば、と思う...発表者にはただの石ころデータでも、私にはダイヤモンドに見えてくる...ああ、磨きたい...

...データの意味を考えるときに、基礎的で幅広い視野がないと盲点だらけになる...その盲点をいかに見るかというのは金では解決しない...

...最近、どうも飛蚊症がひどく、目も悪くなりがちだが(日記の書きスギか)、盲点だけは少なくしたい...そのためには論文読みか...しんどい...


2005年09月25日(日) 出張から帰還...

...どうも大切な名刺入れをなくしたようだ...どうしよう...

...再び、研究について考える...莫大なお金を獲得し、国立大学の教授になる...という過程...それが研究活動...

...研究が目的ではなく、研究が手段として使われる...バランスもあるだろうが、手段のウエイトが強すぎる...

...その中で自分の興味を見つけ、こつこつと積み上げる人がいる...研究すれば研究するほど奥が深くなり、知りたくなる..そして方法を獲得し、発展する...

...国立がどうの..私学がどうの...その人がどうの...とか...そんなことはどうもつまらない...

...若い人が興味あることを議論する、そして学閥や年齢を問わず、交流し協力する...そんなことは夢物語なのだろうか?

...私ももっと苦労しなくてはいけないのかもしれない...今回はかなり切り込みを入れたが、私が切られるくらい議論がしたい...金や人に限界はあっても議論に限界はない...

...どうも大切な事を見失っているような...

...ひさしぶりに友人にあった..同級生で亡くなった人、懲戒免職になった人...師匠から見放された人...人生いろいろである...

...もう少し嫌みおやじでがんばろう....


2005年09月23日(金) 小学校大荒れ

...授業開始...学生の顔を見るとホッとする...

...小学校の校内暴力が深刻化しているらしい...なぜだろう...

...小学生と言えばまだ子どもである...精神的にどうのこうのという時期ではないと思う...小学校のカウンセラーを増やすなんて話もあるが、そんな必要はない...

...小学校にこんな問題が出てくると言うことは親や学校に問題があるとしか思えない...教育全体がサービス化し、金もらってるんだから世話するのはあたりまえという”経済感覚”が蔓延している...

...大学も金がない、学生がとれないところは問題化される..この国は経済感覚で動いて、理念は陳腐なものとして捨てられる...

...教育現場に経済感覚を持ち込んでよいか...先生は絶対的存在で親と言えども逆らえないという環境があっても良いのではないか...

...そのかわり、先生はかなりの難関を突破しないとなれない、給与も今の倍にすればいい...議員も年収2500万なんだから同等にしたらいい...

...文部科学省もわかっているんじゃないかな....はあ


2005年09月21日(水) ぼろぼろの車、ぼろぼろのおやじ

...車検に出した...もう10年乗っている...

...世の中には3年くらいで次の車にかえる人と乗り捨てるくらい長く乗る人がいるが、私はおそらく後者だと思う...

...たぶん、その車に残る家族のぬくもりにこだわっているのかもしれない...

...今の車は一人目の子どもが生まれ、それをきっかけに嫁さんの貯金をすべてつぎこんで購入した...嫁さんには恨まれているがまあ時効だろう(...と勝手に思っている)

...子どもが増えると共にいろいろな所にこの車と旅行した...なんか愛着があるのである...

...おそらく、売ればほとんど値の付かない車だが、最近、油漏れなどかなりの出費で修理した...それでも大事にしたいと思う..

...日本人は物に心があると感じるらしい..だから人間型ロボットを作りたがる...欧米人はそうじゃないらしい...そういう意味では日本人らしいところがあるのかもしれないが、車に愛着を持ちすぎるのもうっとうしい気もする...

...しかし、車は新車で代えられるが、老いた体は戻らない...油をさして修理してがんばっていかなくては...大事にしてくださいよ>家族


2005年09月20日(火) 中内さん死去..

...ホント、この連休はつらかった...と思ったら今週末また連休..

...ダイエーの中内さんがなくなった...日本の流通業界を動かした人でもあり、松下幸之助を安売りで激怒させた人でもある...

...最後にはバブル崩壊で崩れていった人でもあるが、この時代のおやじはやはり今からのおやじとは少し違うのだと感じる...

...中内さんの世代は戦争経験者の世代である...中内さんも瀕死の重傷を負ったらしいが、その経験がその後の仕事の原動力になっている...

...ゆとり教育だ、ニートだなんだという時代...若者の意識が低く、苦労すること、傷つくことから避ける時代...そこから出てくる若者はエリートでトップになりたい、かっこいいというだけで会社を起業し、ゲーム感覚で仕事をする...ホリエモン世代だ...

...若い頃に苦労するとは嫌な言葉だが、苦労していないというのもどうかと思う...

...私も以前”苦労していない顔だね”とか”もっと苦労しなさい”と言われたが、おやじおばさんのおせっかいもなんとなくわかる年になってしまった...

...昨日は敬老の日...過度な家族サービスは返って老いを進めてしまった...しんどい...


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