耳鳴りおやじの日記
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2005年11月09日(水) ロジック?..オジック?

...なんとなく、体調が良い...授業に慣れてきたか?

...ひさしぶりに昨日は、いろいろ整理ができた日であったが、こんな日がないと、わたしの部屋は荒れ放題である...

...学会の準備をしていて、ふと思うことは、研究とはロジックだということ...これは世界共通語で、このロジックがしっかりしていれば、たとえ、英語が不慣れでも海外でやっていけると読んだことがある...

...AならばBなのか? ということだが、これがどれだけ正確にできるかという能力だろう...これはしかし、単純なだけに難しい...

最近、体の毒抜きが流行っているが、これも

”毒抜きしたら健康なのか”...これはわかっていないはずだ...しかし、人は騙される...

...研究するとは、ロジックを考えることに尽きるのかもしれない...それを論文整理で考えるか、実験で証明するか...ということかもしれない...

”おやじになったら枯れるのか”...そんなことを考える秋の夜長.....

おやじと年齢は直接的な関係はないし、そもそも枯れるってなんだ...

...あ〜自分がうっとうしい...ひとまず、”どうでもいい”と考えておくか...

...こういうおやじ的な考えを”オジック”と考えよう...よし、これからはオジックでいこう...(研究者として失格)


2005年11月08日(火) 究極のおやじ

...なんか、もう年末が近づいてきて、あれやこれやと計画を立てている...もう、3月まで立ててしまった...ほとんどが、家族旅行だが...

...昨日は遺伝子をつなぎかえる実験...おやじ研究者になると、こんな実験は一発で成功させなくてはいけないのだが、遺伝子の増幅は失敗するし、つながっている形跡がない...

...しかし、長年の経験だと、この失敗は実験のやり方が悪い...こういうたぐいの失敗はほとんどが、実験者のやり方が悪いのである...

...やりかたが悪いというのは実験を失敗しているという事ではないと感じる...つまり、実験結果が出るように実験していないのである...

...知り合いのイギリス帰りの友達が

”イギリスではうまくいくのに日本ではうまくいかない”とぼやいていたが、そんなことは日常茶飯事である...その研究室でうまくいくことが求められる...

...しかし、同じ研究室で同じ事をやっていても、うまくいかなくなるとことがある...要するに毎日が失敗の連続...いかにそれを経験と知識と技術で乗り越えていくかに尽きる...

...仕事でもプライベートでも”もともとうまくいかないものだ”と思えばあまり悩まないし、そこから少し前に進めば、たいしたことでなくても幸せになる...そんなもんである...

...ふと、新聞をみると義理の弟の嫁さんが登場していた...いろいろ言われ、うまくいかないことがあっただろうが、ここまで突き抜けてしまえば、何も言われなくなる....

....おやじとして突き抜けてしまえば、誰も何もいわなくなる...そんな究極の耳鳴りおやじになりたい....(うれしいか?)


2005年11月07日(月) 本田美奈子の人生..

...本田美奈子が亡くなった...

また、親戚の方がぜんそくをこじらせて、意識不明の重体...まもなく、お子さんが生まれるところなのに..

...若くして、亡くなるのは本当に辛い..耳鳴りどころの話ではない...人生は短く、そしてはかない...そのなかで、自分はどう生きるか...

...昨日、ひとりのサラリーマン棋士がプロ棋士の夢をあきらめず、協会に嘆願書を書いて編入試験を受けて、合格した...

...青春のすべてを好きな将棋に打ち込み、引退宣告を受けながらも、将棋を諦めきれないエネルギー...

...フリーターやニート連中が”好きな仕事がないから”とぶらぶらしている...好きな仕事を見つける前に好きな事がわかっていない連中...

...何かに夢中になる、なれるという経験...この経験をたくさん積まないと、自分は何が好きかわからない...

...好きな事は、夢中になり、努力できる...そのことで”のぼせて”いても、そのエネルギーは止めることはできない...

...38年間、前に進んで、自分を高めてきた本田美奈子は、だらだらと100才生きるより、はるかに幸せだったに違いない...

...努力して、自分を高める人生は本当に素晴らしい...しかしそれは、日常の事である...誰もがその可能性を持っている...

...努力する人生を私はここで伝えたい!(どうも暑苦しいか)


2005年11月06日(日) 桃鉄必勝法...

...しかし、うちの嫁さんとの桃鉄歴300年...すべて、私の勝ちである...

...基本的に、ゲームが嫌いな私にとって、このゲームのみが面白いと思うのは、ただの”すごろく”であることと、嫁さんとの”時間”が作れるところである...

...しかし、このゲームの対戦者がコンピュータだと、勝っても負けてもなんか、変な気がする...これが人間社会と思ったら大間違いだと感じるからだが、それがわからないゲームおたくは多くいるのだろう...

...こういったゲームには、当然のことながら、人間の微妙な気持ちや感情は変数に含まれていない...

...物件を買ったり、買収したり、いじわるしたりという行為には、その行為を行うコンピュータプレイヤーが、自分の持ち金と状況によって行うだけである...このゲームで100戦100勝だからといって、人間社会で通用しないのである...と思いながら続けている...

...しかし、このゲームから学ぶことも少なからずあるのだ...たとえば、目的地に入ることが大切だが、次の目的地のことを考えないと、それはリスクになると言うこと....

...また、どうしたら、意地悪できるか、陥れるかということを考えるよりも、今自分が出来る最善の事をこつこつやったほうが、勝利に近づくこと...

...また、たとえ一番にならなくても、好きな物件を買えれば、人間プレイヤー(別名:嫁プレイヤー)は幸せであること...

...幸せの形はいろいろあるということだ...しかし、やはり負けている嫁の機嫌は悪い...


2005年11月05日(土) 苦しい時間..

...なんとなく、ばたばた1週間...

...昨日の発表者...時間を30分もオーバーしていた...おまけに面白くない...

...その他の発表者も詰まりながら説明しているし、なんか適当にやっているかんじだ...

...やりたい方向性はわかるが、このメンバーでなんとかなるんだろうか?と不安になる...

...どうせ議論しないなら、もう少し面白い話を聞きたかった...テーマがばらばらで、なんかがんばりましょう的な雰囲気...

...こういう難しいことを偉いことが言うと、多くの国民が騙されるんだろう...難しい事を簡単に話すのが偉い人の役割だと思うのだが...

...だいたい、医者でも内容を知っていない...懇親会で質問したら、あんまり知らなかったし...まあ、いいか...

...しかし、O先生はやはり好印象だ...こういう先生が引っ張るべきだと思うのだが、世の中は上手くいかない物だ...

...こつこつ実験してぷちぷち論文書いて老いていくのが、どうも私に合っているようである...

...この集団の今後を見守ろう!


2005年11月04日(金) 学祭へ

...嫁さんと次男がダウン...しょうがないので、長男と娘を連れて学祭へ...

...学祭ってあまり印象がないのである、実は...学生の時に体育会として試合ばかり、出ていたからである...

...最近では有名芸人なんて連れてきて、大学の宣伝に利用している感じがある...少し前には金がかかると渋っていた気がしたが...

...それでも、子供はなんとなく、大学のお祭りみたいな楽しい気持ちになるだろう...それでおやじは幸せである...

...学祭を歩いているとフリーマーケットコーナー...なんか見た顔がある...事務の職員である..

”教職員のフリーマーケットで〜す”かわいい女子職員とおっさん男子職員が売っている...なんか、やたら、怪しげ物品だ..

...これって、趣味の悪い前理事長のコレクションではないか...あまりに怪しすぎて誰も買わない...この収益は大学の利益になるのか...

...それと、パソコンとその周辺機器...これって一体誰が出しているんだろう...パソコンから電源を取って回るクリスマスツリー...

...売るのはいいが、むしろ誰が所有していたのか気になる...クリスマスイブに1人でパソコン接続クリスマスツリーでむふふ...暗い!!

...こういうところで大学内の研究機器のフリーマーケットやればいいのに...クリスマスツリーよりいい...


2005年11月03日(木) 楽しい時間

...セミナー担当...他の人も報告会...どうも全体的に進んでいない...

...苦しい状態を苦しい形にして発表しなければいけない...それは辛いことだが、一番やってはいけないことは、隠したり”なげやり”になることだ...それをやってしまった発表者がいた...

...当然の事ながら、厳しい意見...しかし、それは非常に教育的で、人格を否定するような厳しさではない...

...今までの研究でもよくあることだが、研究テーマが分散したり、焦点が絞れなかったり、実験が何回やっても上手くいかなかったり、論文になるまでのデータが出なかったり、そもそも自分が研究者に向いていないのではないか...と考えたり...

...しかし、大切なのは”なぜそうなのか”と考えることである...これは、研究だけでなく、すべての事に共通することかもしれない...どううして仕事が上手くいかないのか、どうして素敵な人と出会うことがないのか..

...この壁を壊すためには”なぜそうなのか”自分自身を客観的に考えてみる...自分でわからない時には他の人にどん欲に求める...そして、その先には必ず解決策があると考える...

...”なげやり”になった時点で、問題点はそのままになり、そこから先には行けなくなる...

...発表者のひとりにずっと結果が出なかった学生がいたが、最近その壁をクリヤーした...彼はひとつ前に進むことが出来た...

...ということで、昨日は飲み屋にいって一杯おごってやった...一番酔っぱらったのはやはり、私であったが...

”なぜ、親父はおやじと読むのか”
おやちちではないのか、それなら”おやち"”か...まあ、いいか...
...こういうなげやりがいけないのである...


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