耳鳴りおやじの日記
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...自宅に帰ると、巨大なダーツ...明日のお祭りに使うために、子供達と嫁さんが作ったらしい...ほんと、家にいない間、何をしているのだか...
...学会発表の準備...なかなか、すっきりしない...これでいいんだろうか?...まあ、いいか...
...学会や仕事はどうでもいいのだが、今期のドラマたちはなかなか優れもので面白い...ひさしぶりに当たりである...
...全体的に演出がいい...特に”のぶた”は面白い...どうでもいいアイドル達をここまで面白くできるのは見せ方だろう...
...帰ってきた”トリック”はあまりに面白くなかった...これでは、帰ってこない方が良かったんじゃあないか...
”花だん”は、話を知らないのでそれなりに面白い...
”大奥”は小池えいこの顔が怖くて面白い...
”あいのうた””1リットル”は、とにかく泣ける...
後は面白いらしいが、見ていない...
この前、女性の先生から”こんなにドラマの話ができる男性はいない”と お褒めの言葉を頂いたが、世間のおやじはそんなにみていないのか...
...テレビのドラマが趣味のおやじは安上がりではないか...と思うのだが...
...しかし、”のぶた”は面白い...”すいか”の脚本家らしいが、おやじは果物より豚肉である...今日は楽しみ!(って学会の準備が先!)
...昨日、ひとりの学生が部屋に訪ねてきた...彼は、数ヶ月前に悩みを相談した学生だった...そして軽い身体障害を抱えていた...
...ひさしぶりの彼はとても顔色がよく、元気そうであった...
”先生のおかげで人生がかわりました”...ということらしい...
...昔のアドバイスを忠実に守ってがんばってきたらしいのだが、体も心も元気になり、全く違う自分になれたのだという...
...彼は高校まで、体が心配で友達と旅行にいけなかったらしい...それが最近、実現した...生まれてはじめて友達と旅行しました、と喜んでいた...
...教育は人を変えると言うが、変わるためには本人の意思が大切だ..この学生さんは、内発的なものが強かったのだろう...
...おやじ教員はこういうことに弱いのである...枯れかけた教育熱が再び、高まってきた...だれも追いつけない最強の教育プログラムを作ってやる...ファイとーいっぱーつ(違うか...)
...もう、本当に嫌気がさしてきた...
...学会にもまともにいけない...学会は大学の教員にとって、多くの研究者交流が行われる場所で、そこから共同研究が生まれる...
...また、日頃の努力を示す場所でもある...そのデータは、すぐに出せるわけではなく、1年間、いろいろな我慢をして、様々な事を捨てながら、行ってきた成果である...それが、許されない...
...今の大学はそういう年に数回の機会さえも奪いつつある...国民の税金だろうが、学生の授業料だろうが、すべて教育につぎ込むわけではない...教員の給料、大学の運営、その中に研究活動も含まれると感じる...教員の質を向上させ、教育に生かされるために金は使われなければならない...学会活動もまともにしない教員の授業なんて、学生も受けたくない...少なくても私はそうである...
...あ〜すっきりした...こういう場所でストレス発散...
...学会準備中...どうもしっくりこない...
紀宮さまが結婚された...民間の本当に普通のサラリーマンだ...
...見た目、お似合いのカップルで、本当に幸せな家庭になりそうである...
...昨日、新聞に幸福感を調査している研究者の話が載っていたが、日米で共通するが、いくつかあって、そのうちの一つが”結婚”だという...
...面白いことに、子供がいるいないは関係ないらしい...とにかく、結婚していればいいということか...
...もし、それが本当なら、”結婚なんてしなくても幸せになれる”という意見は、若気の至りか、結婚できない言い訳に聞こえてくる...
...統計的な調査だから、結婚していなくても幸せだと感じる人はいるだろうが、幸福感が幸せであることの総和なら、結婚していることに越したことはないという考え方も出来る...
...また、結婚しても必ず幸せになるとは限らない..どんな家庭も必ず、幸福と不幸のバランスで成り立っている気がするからだ...
...だから、結婚しても不幸な事が多ければ、幸せとは感じないのだろう...金はなくても、幸せになる方法は山ほどある...
...しかし、別の調査では年収500万以下だとなかなか結婚できなくなるらしい..ある程度の年収が必要か...逆に1000万を越えるとほとんど結婚できるらしい...それだけあれば、だれでもいいのか...
...幸福感の調査では1500万を越えると幸福感は伸びないらしいから、年収は1500万で十分であるということなんだろう...後は、幸せな家族を持ったり、仕事をもったり、趣味を持ったり、幸福なことを増やせばいいのかも...
...最近、何か幸せになったことあったかな...そうだ、昨日、洗濯機を買った...子供達の服のシミを日本の技術が洗っている...それを、子供達が喜ぶ...それを嫁さんが見て笑うという幸せ...幸せは結構、身近にある(しかし、これ、ボーナス払い..ううう)
2005年11月15日(火) |
洗濯機..故障... |
...遺伝子変異株が生えてこなかった...うれしい...そんな幸福...
...しかし、洗濯機が故障した...15年使った...よく、今までの家族を支えてくれた...有り難い話である...
...普通なら嫁さんが使いやすい洗濯機を選ぶのだが、うちの嫁さんは、選ぶのが本当に下手で、決断力がない...私みたいにええかげんな決断もたちが悪いが、決断できないのもたちが悪い...
...学会の準備で忙しいのに、電話がかかってきて...
”これってどうかな、どうしよう...使い慣れたやり方がいいし、しかし、新しい機種にもチャレンジしたいし...”
.....集中しているときに、洗濯機どうしよう、という入力がはいると
、その事が頭から離れなくなる....学会の発表ポスターの一部に”洗濯機はいかに選ぶか”という内容が入りそうになった...危ない...
....物を選ぶときだけでなく、学会のポスターを作るときも、
”これで納得”って自分に言い聞かせる瞬間がないとだめなんですよね...自分で納得した気になれば、だめでも大きく落ち込まない...
”これでだめだったらどうしよう”と考えて準備しないで、
”頑張って一生懸命作ったんだから、後はどうにかなるでしょう”という気の方が結構いい...
...これだから”ええかげんおやじ”って呼ばれるんかな...
2005年11月14日(月) |
おやじのおやじ... |
...大忙しの週末だった...やっと、日記が書ける...
...義理の父が遊びにきて、接待した...疲れる...今年で70才になるらしい...
...やさしいおじいさんなのだが、とても偉そうで口が悪く、セクハラ親父である...
...嫁さんの話によると、知り合いの家に遊びに行ったときに、そこの娘さんのお尻をなでなでして...
”奥さんのお尻はなでられませんからなあ...”と平然と言ってのけるおやじである...
スキーにインストラクターも必ずといっていいほど、高学歴のスタイル抜群、美女を選ぶ...そしてそれをまわりに自慢する....
...先週の金曜日は、嫁さんの姉の旦那に電話で
”あんたは態度がでかいわりに、がんばっているからなあ”と自分の事を棚に上げて言ってのける...ほめているのか、けなしているのか、わからない...
...出身は東大というのもプライドをかき立てるのかもしれないが、医学部に合格しても、血を見るのが嫌で、文学部に行ったらしい...
...面白いことに、お金はあるのに、変なところがけちである...また、うちのおやじとは全く、性格が逆である...
...おやじもいろいろ...さて、どんなおやじを目指そうか!
...そういえば、おやじ改造計画を進めていたことを思い出した..が、どうも、改悪になっているような...気がする...まあ、いいか..
...あの、斉藤孝さんの尊敬する人は”バカボンのパパ”らしいが、もし、本当にそう思っているのであれば、私を越える”おやじ”である..
斉藤さんが指摘するバカボンの”なのだ力”とは、今のおやじたちが失いつつある力である...
”それでいいのだあ〜それでえいいのだ〜”と唄うバカボンのパパは、バカにされつつも愛されている存在だ...それが、日本のおやじである...
物事を決定するときに、人に押しつけるのは気が引けるが、自分が迷うときに”それでいいのだ”とある段階で納得してしまうのは、次のステップに行くには重要な事である...迷っているだけでよく考えている証拠である..
”なのだ力”で良いのは、決まることだと思う...あとで、それを修正する時もこの”なのだ力”を使えばいい...迷えば整理ができないが、決定すれば、後で整理がつくし、思考の足場にもなる...
”おやじは枯れても美しい”のだ..と思えるか?..微妙だ(と思っている段階で迷っている..はあ..)
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