雨が身体を濡らす灰色の空
曇り空を眺めているなんにも聞いていないそれでいい
金色の稜線をみる
同じ夢をみたくてもどこかに行ってしまった
街はすっかり濡れそぼって 黙って歩く人のなか
薔薇になりたいわたしの中のちいさな花びら
どこにもないところ夢のあいだにわたしはきっと知らない世界にいる