静かな林のなか轟音が通り過ぎていった基地の町
陽射しのしたで風も薄みどり
みどりと花と光と影とみんな同じ場所
ラジオを止めてなにもない音を聞くまだ冷たい夜
鉄橋がひかるどこかに通じる道
雨も風もときどきいつもそんな日々のような気がする
曇り空の向うなにもみえない