夢のなかから持ってくる小さな不安は夢の外から持ってきたのだろう
いつでも逃げていいということ逃げても恥ずかしくないということ
ほんの一日のそんなことそれで過ごすこと
いろいろたくさんぱたぱたばたばたいつのまにかくらくなる
すぐ明日の繋がりなのだけれど
明るく暖かくなってゆけれどまだ寒い影の中
刷毛で刷いたような朱色の雲黒々とした山の背を染めている