木々が揺れる影とひかりもざわめきもからだのなかに
どこにも線はないけれどどこかで変わるのは確か
茜色の空のそんなように滲んでしまいたい
どうやって逃げてしまおうか
雨をそのまま風もそのままそんなふうにいたい
花と陽射しとこのままずっと留まっていたい
取り戻したい一日をやっと手に入れて