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2004年04月05日(月) ■ |
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魔道士エスカリナ(テリー・プラチェット)@143/213p |
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●読書中:Equal Rites(Terry Pratchett)@143p
翻訳≫魔道士エスカリナ(テリー・プラチェット) おもしろいー。前半はEskarinaの誕生〜幼少時代のエピソードが散文的に続く。最初の方は話に乗れなくてちょっと苦労したけど、中間部でUnseen Universityを目指して旅に出てからは止まらなくなった。いいね〜、お転婆な8歳の女の子の一人旅! Ankh-Morporkへ向かうキャラバンに加えてもらう場面の「お母さんのところへお帰りよ、お嬢ちゃん」「嫌。わたし、幸せを探しにいきたいんだもの」って気に入ってしまったわ。Eskちゃん、がんばれー。 読んでて"headology"という単語が良く出てくるので気になった。心理学(psychology)と似ているけど、より常識的、現実的なのだそうな。・・・つまりプラチェットの造語? つか、最初気がつかなかったけど、なんだか読みにくいと思ったら、この本章分けがないんだ! 【モーリス】はきっちり章分けされてたのに! と、手持ちのディスク本をみてみたら、他の本はみんな章分けナシだった(^^;うわぉ
●読書中:巷説百物語(京極夏彦)
*表紙は単行本、タイトルは文庫版へ。 少し前からぼちぼち読んでて、今<舞首>まで読んだところ。妖怪に引っ掛けて人間ドラマ(と殺陣)を描くという主旨みたい。このシリーズも、変な言い方だけど「継続は力なり」のパターンだ。1話1話は読みやすくて短い話なんだが、それが何話も積み重なって1冊の単行本になって、さらにそれが何冊も続いて巷説ワールド(?)を創っているところがすごい。 <目次>小豆洗い / 白蔵主 / 舞首 / 芝右衛門狸 / 塩の長司 / 柳女 / 帷子辻
▲古き城の住人 : 英国妖異譚7(篠原美季) 大好きな【英国シリーズ】の新刊、今月初め頃にもう出ていたらしいが、まだ未入手。ホワイトハートは探しに行かないとないので、アマゾンの方が早いかと思ったんだけど。早く読みたいのに!
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2004年04月04日(日) ■ |
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天使の血脈(下)(篠田真由美)読了 |
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●読了:天使の血脈(下) 徳間デュアル文庫(篠田真由美)
内容(「BOOK」データベースより) フィオレンツァの存亡に関わる秘儀も、「扉」を守る巫子の衰弱とともに無効化しようとしていた。崩壊の危機をはらんだメディチ家。魔女たちの集団『ディアーヌの姉妹』の血を継ぐアンジェロは、次代の巫子となるよう乞い願われていたのだった。迷い揺れるアンジェロ、彼のもとに母コンスタンスの失踪が知らされる―。母の行動はなにを示しているのか、「扉」の真実とは?いつしか少年は自らの真の姿に向かいあうことになる…。美と醜が共存するロマネスク伝奇、リニューアル・バージョン刊行。 ≫感想はこちら
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2004年04月03日(土) ■ |
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天使の血脈(上)(篠田真由美)読了 |
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●読了:天使の血脈(上) 徳間デュアル文庫(篠田真由美)
内容(「BOOK」データベースより) 「アンジェロ」―迷いこんだ路地でかけられた声は、確かに母のものだった。しかしその姿は一瞬にしておぞましい異形のものに変貌した…。メディチ家のもと、繁栄をほこるルネッサンス期のフィオレンツァ。しかしそれは幾人もの生贄を礎にして出来あがったものであった。消え去る子供。闇の底を徘徊する禍々しき「影」。異界とつながる「扉」と交わされた誓約が崩れそうになった時、少年アンジェロに秘められた運命の血が脈動をはじめる。聖と魔の交錯する伝奇ファンタジー、全面改稿のうえ、待望の刊行。
表紙は【高屋未央さん】の絵。キレイ〜! 感想は上下巻まとめて書くのでとりあえず保留だけど、面白い! つか、こういうの好きだわ。なるほど、講談社ミステリーランドに入ってる作家だからって「本格ミステリー作家」じゃないのかー。15世紀のフィレンツェ(フィオレンツァ)を舞台に、妖精や闇の魔物、貴族たちの陰謀渦巻く、耽美ですごい世界。主人公のアンジェロにして「天使」だもんね。う〜ん、いい。
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2004年04月02日(金) ■ |
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洋書古本屋 Blue Parrot / 買った本など |
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▲【Blue Parrot】 帰りに寄り道して、渋谷から高田馬場駅前に移転した洋書古本屋"Blue Parrot"に行ってきました。場所はBigBox側出口を出て、大通りを渡って、パチンコ店の横のビルの3階。駅から離れる方向に歩いて行くと看板があるからすぐわかる。 そうね、(移転したばかりだからかもしれないけど)本の量は少なくて、恵比寿のGood Day Booksに遠く及ばない規模。ソファーと机があって、雑誌とかも置いてあって結構いい雰囲気だった。ファンタジーが並んでるあの品揃えは好きだな。だけど、値段は微妙。プラチェットは他にも結構あったけど、PBが530円とか600円ならアマゾンとたいして違わないわけだし。¥100均ワゴンのすさまじい迫力には息を呑んだ(^^; いや、洋書の古本って元々「読めればいい」レベルだから普通にスゴイけど、100均ワゴンは更にレベルが上。本というより既に紙束、風化してて触ると毒がうつりそうな本を見つけて喜んでしまった。ま、とりあえず今日はTailchaser's Song(Tad Williams)が買えたので満足。
●買った本 洋書古本3冊¥2446
Fool's Run(Patricia A. McKillip)$14.78≒1580 アマゾン・コムの古本でマキリップの入手困難本を。情報が少なすぎてどんな本かサッパリわからないが、SF? Tailchaser's Song(Tad Williams)¥350 Blue Parrotで Sourcery(Terry Pratchett)¥400 Blue Parrotで ディスクワールドシリーズ
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