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2004年04月15日(木) ■ |
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After Glow(Jayne Castle)@14/36章 |
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●読書中:After Glow(Jayne Castle)@14/36章
順調に読み中。おもしろい! いいね、ジェイン・キャッスルやっぱり好きだわー。この人はキャラクターやストーリーの持って行き方が私に合うのか、読んでて余計なストレスがなくて、お話を楽しむのに集中できる感じ。こうやって安心して楽しめるのはうれしいー。 だって、ロマンス本は波長が合わないとホントに悲劇。ヒロインやヒーローが性格的に好きになれなかったり、ストーリー展開が気に入らなかったりするとすごいストレスになっちゃうから。
冒頭でいきなりリディアが死体を発見。知り合い(死体の男)に電話で呼び出されて家を訪ねたら、相手が死んでいたと。そこへエメットが掛けつけて・・・以後リディアとエメットの生活の様子を語りながら(二人の濡れ場を何度か挟みながら)、惑星ハーモニーについてや、地球人類の子孫がどうしてこの星で超能力を持つに至ったかの解説がある。*これは花シリーズとか他の本でも同じ。ジェイン・キャッスル名義の本では、最初の数十ページに超能力の説明や惑星がどうとかの解説がまとまっている。けっこう単語が難しいのだけど、キチンと読んでおいた方が後々楽。 そしてリディアとエメットは徐々に町のセレブや「組織」に関わる陰謀の渦中に巻き込まれていく。リディアの頑固さは程度が時々度が過ぎて呆れるけど、でもエメットや周りに馴れ合わない純粋なところは好きだな。相変わらず感覚が庶民で堅実な倹約家のようだし(^^; エメットも「組織」の長を限定付きで引き受けて忙しくしながら、リディアの機嫌を損なわずにどうやったら自分の(結婚して一緒に暮らすという)計画を現実にできるか考え中らしい。可愛い(笑
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2004年04月14日(水) ■ |
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ハウルネタをひとつ。 |
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▲Howl's Moving Castleネタをひとつ。
*Excerpt *表紙は原書(UK版)のもの。 *『魔法使いハウルと火の悪魔 : ハウルの動く城 1』 ダイアナ・ウィン・ジョーンズ メーリングリストでハウルの「言語」について話題になったことがある("Howl film"というスレッドを参照)。2001年ごろ「スタジオジブリがハウルのアニメ化権を獲得」のニュースが流れた時、日本のDWJファンと同じように、映像化・音声化への不安と期待から起きた話題なんだが。 つまり、「ハウルやソフィーは何語を話しているのか?」という話。11章でインガリーから別世界(ハウルの故郷ウェールズ)へ行った時、ハウルと姪っ子が話してる言葉がソフィーには分からない、というシーンがある。・・・ってことは、ハウルが姪っ子と話していた言葉が「イングリッシュ」で、インガリーで話されてる言葉は「インガリッシュ」? それとも、ハウルが姪っ子と話していたのは「ウェールズ語」? さらに、
ハウルはウェールズ人である。 ウェールズ人にはウェールズ訛りがある。 よってハウルにはウェールズ訛りがある。
という説も濃厚。その場合、日本語のアニメーションにおいて「ウェールズ訛りの日本語」というのは一体、表現可能なのか、云々。・・・とまぁ、侃侃諤諤の濃ゆい議論をおもしろいなぁと思いながらロムったのを思い出した。おもしろいなぁ。ハウルに訛りがある? なるほどねぇ。そうか、日本語にも色々あるように、英国で話されてる言葉もひとつじゃないんだ・・・。
キムタクのハウル? いいんじゃないですか。賛否両論あるようだけど、私はハウルの声が「大人の」「男」ですごくホッとした。アニメの世界では男性キャラの声優が女性なのも良くあることだし、ジブリアニメの主役級というと子供を抜擢というパターンも多い。それはちょっと勘弁してほしいなぁ・・・と思ってたから、キムタクには納得。いいじゃないー、おもしろくなりそう。 ソフィーも倍賞千恵子さんなら(メーリングリストで心配されていたような)ゲーム系アニメの萌えキャラみたいなキャピキャピした声はないだろうし・・・美輪さんなら味のある荒地の魔女を演じてくれるかなぁと。早く見たいなー。
ところで皆さん、上に貼りつけた原書の表紙のハウルはOK? 私はこの表紙でデイヴィッド・ワイアットさんに惚れ込んだくらいだから、ハウルのイメージというとコレが基本なんだけど。
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2004年04月13日(火) ■ |
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After Glow(Jayne Castle)@3/36章 |
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●読書中:After Glow(Jayne Castle)@3/36章
未来設定の超能力モノのロマンス本。SFロマンス、ファンタジーロマンス・・・超能力によってヒーロー、ヒロイン2人の精神的、肉体的な繋がりが強調されたり、理性では相手を拒絶していても本能的に相手を「理解して」しまったり、まぁそんな感じの描写がおもしろい作家だ。超能力の設定を生かして描くのが上手なのだな。 花シリーズもかなりのお気に入りだったけど、本書は惑星ハーモニーを舞台にしたシリーズ、【After Dark】の続編らしい。"After Dark"に"After Glow"、「アフターシリーズ」とでも呼ぼうかね。ヒロインのリディアとその恋人のエメットが、死体を発見したり、闇の世界の抗争に巻き込まれたり、殺されそうになったり・・・色々あって絆を深めていく。舞台が同じなら主人公とその恋人の関係もそのまま前からの継続。惑星ハーモニーや超能力についての簡単な説明は冒頭にあるけど、エメットの素性とか"Lost Weekend"とか、前巻を読んでいないと分からない記述が多い。というか、冒頭近くで突然濡れ場に突入してしまったりするので、前巻の話を知らないと「ロマンス本」としての意味をなさないと思う。 *After Glowの前巻、【After Dark】はHarmonyにも収録されています。そちらは同じ惑星を舞台にした短編も収録。 *Jayne Castleは、Jayne Ann Krentz(現代もの)やAmanda Quick(歴史もの)などの名前でも書いてるロマンス作家の、パラノーマルロマンスを書く時用のペンネーム。公式サイトはこちら。ジェイン・キャッスルはロマンス作家ではかなり好きな方なんだが、作品数が少ないのが残念! ジェイン・アン・クレンツ、アマンダ・クイックの方もいくつか読んでみたけど、同じ人の本なのになにか違うだよねー。
▲宮崎アニメ史上最高の美青年でキムタク声優デビュー(サンスポ) キムタク 宮崎アニメで声優初挑戦(スポニチ) キムタク「ハウルの動く城」で声優初挑戦(日刊スポーツ) (情報元:銀の椅子掲示板) ハウル=木村拓哉(31) ソフィー=倍賞千恵子(62) 荒地の魔女=美輪明宏(68)
ひょえ〜〜! 荒地の魔女が美輪明宏!!キムタク声のハウル! う〜むスゴイ、いろんな意味で強烈。どんなハウルになるかなぁ。
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2004年04月11日(日) ■ |
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Enchantment(Orson Scott Card)@6/20章 |
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●読書中:Enchantment(Orson Scott Card)@6/20章
≫Chapter One : Leaves う〜ん、どこまで行っても話に乗れなくて、嫌悪感が湧きあがってくるので、そろそろ放り出そうかと考え中・・・。でも、こういう気持ちで投げ出した本(作家)は、以後誰に薦められても二度と読まないので、どこでやめるかはよくよく考えないと・・・。 なんかね、私はどうもこの本のシュールなところとか、ユーモア(なんだろう、きっと)の感覚について行けないみたい。Ivanが表紙の姫にキスして、1000年の眠りから覚めた彼女と2人で、「橋」を渡って過去の世界へ渡っていく。で、ここで何故かIvanの洋服が全部消えてしまって、全裸のままロシアの寒空の下を歩かされるIvan。Ivanが「服を貸してくれ」「村へ行って服を借りてきてくれ」と行っても、姫は「ごめんだわ。私はあなたの召使じゃありません」って、なにそれ。はいー? 私がなにか読み落としてるのか? つかこの姫君、性格も趣味も悪すぎ! いや、大昔の人だから現代人のIvanとは美的感覚が違うのは分かるけど、自分勝手で支離滅裂な主張をしまくる、その女王様な性格なんとかしなさいよ! かっわいくなーい! Ivanもボロクソに言われて黙ってないでさぁ。これは多分、Ivanと姫君の生まれた時代が違うことから来るギャップを強調するのがねらいなんだろうけど・・・これが、おもしろいの? この、2人のバッカみたいな言い合いがおもしろいのか?? わからん・・・。 冷静に考えて、この徹底してリアルで細かい描写力は確かにすごいと思う。読んでると場面がクッキリ浮かんでくるもの。こういうのを高く評価する人も大勢いるんだろうとは思うけど、私の場合、それも裏目に出ちゃってる気がするなぁ・・・。
●買った本@ブックオフ 和書3冊¥787
『御宿かわせみ 1』(平岩弓枝)¥300 ≫NHK金曜時代劇の原作。「御宿」は「おんやど」と読みます。 『玄い女神 : 建築探偵桜井京介の事件簿』(篠田真由美)¥400 『九年目の魔法』(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)¥100 ≫100円で落ちてたので拾ってきた。これで・・・5冊目か6冊目くらいか? プレゼント用か資料用に。
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