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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2004年05月22日(土)
図書館

●図書館
『月ノ石』(トンマーゾ・ランドルフィ)
『不思議を売る男』(ジェラルディン・マコーリアン)
『フューチャー・イズ・ワイルド』(ドゥーガル・ディクソン)(2回目)
『妖怪図巻』(京極夏彦・文, 多田克己・編/解説)(継続)
Bartimaeus Trilogy: The Amulet of Samarkand(Jonathan Stroud)(継続)



2004年05月21日(金)
ライオンボーイ : 消えた両親の謎(ジズー・コーダー)読了

●読了:『ライオンボーイ : 消えた両親の謎』(ジズー・コーダー)
原題:Lionboy(Zizou Corder)
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近未来のロンドン。地球は「帝国」の支配を受けていた。ガソリンなどの資源は尽き、車に乗れるのは特権階級の人々だけだ。ある日、チャーリーの両親が忽然と消えた。彼にも敵の魔の手が忍び寄る。ネコたちの情報を頼りに、チャーリーの両親を探す冒険が始まった。
チャーリーは、ネコ語が話せる男の子。両親は誘拐されたと近所のネコに聞かされた。これには近所の不良少年ラフィが関わっているらしい。チャーリーは両親を探し始める。執拗に追うラフィ。川を進むサーカス団の船に乗り込んだチャーリーは、そこでライオンたちに出あう。ライオンはアフリカの平原に戻りたがっていた…。・・・(後略)・・・
 ≫感想はこちら
*出版社公式サイト



2004年05月20日(木)
時の町の伝説(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ) / The Sky So Big and Black(ジョン・バーンズ)@74/315p

▲近刊:時の町の伝説(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ)
A Tale of Time Cityの翻訳が出るそうな。(情報元:銀の椅子掲示板) 表紙は原書のもの。
内容&レビューはこちら】*Excerpt
うわぁ、出るんだ、A Tale of Time Cityが! これはクレストマンシー以外で一番好きな本なので、翻訳を見るのがとっても楽しみ。ストーリーもおもしろいけど、話の中に出てくる映像がとっても不思議でキレイなところがいいのよ〜! また読みたくなってしまった。6月20日発売だそうだから、それまでに再読しようかな。
『ヘックスウッド』はまた発売延期されたそうで・・・。これから小学館は信用しないことにしよ。「きちんとしたものを出したいから」ということだと信じてはいるけど、こんなに何度も発売延期するくらいなら最初から「発売日未定」にしておけばいいのに。
*『ヘックスウッド』原書(UK版)はこちら≫Hexwood(Collins社)表紙が気に入ってます。
*5/22追記:曙さんが『ヘックスウッド』のUS版PBを、登場人物&粗筋をまとめながら読んでおられる模様。な〜るほど、そういう話なのか! 私も再挑戦しようかしら。このように込み入った話なので翻訳者も苦労してるんだろう、というのは分かるけど・・・分かるんだけどね。

●読書中:The Sky So Big and Black(John Barnes)@74/315p
あら? また違った! 冒頭で独白してるのは「テリの友人」じゃなくて、「テリの恋人」だったらしい? わはは! 名前はペリー君(Perry)といって、テリより2歳半?年上の18歳。冒頭のシーン、浴びるように飲みながら誰かのことを考えるなんて、たしかにただの友達にしちゃ様子が変だと思ったのよね。(^^;・・・また間違ってるかもしれないけど。
ええと・・・整理すると、テリとペリーは恋人同士。15歳と18歳だけど、この未来世界は早熟で14,5歳で「成人」と認められる社会なので何も問題はなく、2人とも近々結婚するつもりでいる。ところがテリの父親Telemachusが、いくつかの理由から「まだ早い」「もう少し待て」とそれに反対している模様。
テリの父親の職業は"ecospecter"と言って、火星の環境を変えてテラフォーミングするのを助ける仕事、でいいのかな? テリもペリーと結婚して2人で同じ仕事をして生きていくつもりだったけれど、テリの父に言わせると「これからはそれだけでは生きていけないから、もう少し学校で勉強して、他の技能を身につけなさい」ということらしい。父親と相対するテリと、飲んだくれたり拗ねたり忙しいペリー君、2人の一人称が交互に入れ替わりながら、舞台背景を説明しつつ話が進んでいる・・・(と私は理解してるんだけど、違ったらどうしよう^^;)。

それから、テリのフルネームはTerpsichore Murrayじゃなくて、"Terpsichore Melpomene Murray"だった。愛称も本当は"テリ・メル"。「"Melpomene"はパパのお気に入りのおばと同じ名前」だそうだから、つまりテリは『軌道通信』のメルの兄トムの孫になるわけか。メルはもうおばあちゃんか、まだ生きてるのかなぁ。



2004年05月19日(水)
The Sky So Big and Black(ジョン・バーンズ)@57/315p

●読書中:The Sky So Big and Black(John Barnes)@57/315p
あ、違った! 冒頭で「少なくとも私は自分を科学者だって言うつもりはない」とか「私は芸術家で警察官だ」とか、「友だちのテリって子が」うんたらかんたらと独白してるのは、Terpsichore Murrayじゃなくてその友人(?)だったみたい。つまりテリ=Terpsichore Murrayね。やっぱり呼び名は冒頭を取ってテリか。
で、次の章からそのままテリの一人称に入る。テリが考えてることと、他の人の言葉と回想が全部ごっちゃに出てくるので、どこが現在か分かりにくいなぁ。そもそも冒頭のテリの友人(?)の独白の時点からみれば、ここは全部過去の話なのでしょ? まぁ『軌道通信』もこんな感じだったし、話を追うのに問題はないけどねー。

▲トリビアの泉
今日のMFTは、「将棋には804個の駒を使うものがある」≫大局将棋
こ、これは合戦?!



2004年05月18日(火)
The Sky So Big and Black(ジョン・バーンズ)@27/315p

●読書中:The Sky So Big and Black(John Barnes)@27/315p
ジョン・バーンズの未訳SFを読み始める。ジョン・バーンズはアメリカのSF作家。翻訳は『軌道通信』『大暴風(上下巻)』の2作が早川SF文庫から出ている。早川書房とその関係者の中にファンが居るのか、SFマガジンに時折、未翻訳本のレビューが乗ったりする。
ジョン・バーンズは『軌道通信』があまりにも面白かったので、その印象が強すぎてついどんどんPBを買ってしまうのだけど、私『大暴風』の方はエログロが気色悪くてダメだったんだよねー。ああいうのは嫌だなーと思ったら、内容が分からない洋書に挑戦する勇気がなかなか出なくて今に至る。
"The Sky So Big and Black"の主人公はテレプシコーラ・マレイ(Terpsichore Murray)という火星で育った女の子。この子が『軌道通信』のメルポメネー・マレイ(Melpomene Murray)の血縁者だって聞いて読む気になったのだけど、まだそこまで出てこないなぁ。でも、始まりは『軌道通信』と似ててなかなかいい感じ。同じように主人公の独白&状況説明から始まるのだ。

ちなみに、調べてみて始めて知ったけど"Terpsichore"と"Melpomene"はどちらもギリシャ神話の「ミューズ(Muse)」芸術をつかさどる9人の女神たちの名前なのだって。"Terpsichore"は歌と踊りを象徴する女神。「テルプシコラー」「テルプシコラ」とも書かれるようだけど、マンガの『テレプシコーラ』と同じものだね。
"Melpomene"は悲劇を司る女神だそうだ。ギリシャ悲劇? そうかぁ、それでメルには文章を書く才能があったのか! って今ごろ気がつくヤツ。
あとCalliope(叙事詩)、Clio(歴史)、Euterpe(抒情詩)、Thalia(喜劇)、Erato(叙情・恋愛詩)、Polyhymnia(賛歌)、Urania(天文)で合計9人。そしてMuseum(美術館)はギリシャ語で「ミューズの神々の神殿」、Music(音楽)は「ミューズの神々の技」という意味だそうな。
「へ〜」って言った?言った?