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2004年07月22日(木) ■ |
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ねこのばば(畠中恵)読了 |
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●読了:ねこのばば(畠中恵)
≫感想はこちら ≫立ち読み え!? 身体が弱くて、繊細で、正義感いっぱいの、あの若だんながグレちゃった? 犬神や白沢、屏風のぞきに鳴家など、摩訶不思議な妖怪に守られながら、今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若旦那・一太郎に持ち込まれるは、お江戸を騒がす難事件の数々――。ドキドキ、しんみり、ほんわか、ハラハラ。愛嬌たっぷり、愉快で不思議な人情妖怪推理帖。ファン待望の「しゃばけ」シリーズ第三弾! 目次≫茶巾たまご / 花かんざし / ねこのばば / 産土 / たまやたまや
明日発売のはずだけど、もう売ってたのでさっそく読了。感想は第一印象だけでかなり適当に書いてあるので、そのうちこっそり加筆するつもり。でも、こういう最初の印象を覚えておくのは(私的に)けっこう大事だったりする。
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2004年07月21日(水) ■ |
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塗仏の宴 : 宴の支度(京極夏彦)読了 |
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●読了:塗仏の宴 : 宴の支度(京極夏彦)
【ねこのばば(畠中恵)】と前後して、妖怪シリーズ6作目も読了。 いやぁ、長い! 覚悟はしてたけど、これだけ長い本がまだ「塗仏の宴」の上巻でしかないのにビックリ! いいねえ。日本語の本は普通、数十分〜数時間でアッサリ読み終わってしまって実はわりと物足りなかったりするんだけど、これだけボリュームがあるとさすがに迫力がある。「塗仏の宴」の支度と始末あわせると、もうレンガを通り越して「箱」って感じ(^^; これだけ長くても読みやすくて何百ページもどんどん読んでしまうのは、やっぱり特殊なページ構成・・・文章がページを跨がないようになっているとか、一つの文章の長さや、「――」「。」「、」の使い方とかのせいもあると思う。さて、続いて下巻、塗仏の宴 : 宴の始末へ行くぞ! 内容の感想はもう1冊を読み終わってから。
▲BBC BigToeで 先日読んだばかりの【Johnny and the Dead(テリー・プラチェット)】のラジオドラマやってます!
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2004年07月20日(火) ■ |
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The Fire Rose(マーセデス・ラッキー)@7/15章 |
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●読書中:The Fire Rose(Mercedes Lackey)@7/15章
あの後、だんだん面白くなってきた!(よかった〜) まず5章でPaul du Mondの本性が発覚。それから、ジェイソンの魔法の力なんかがどんどん出てきて、ジェイソンの天敵とやらも出てきて面白くなってきた。
この話に出てくる魔法は4大元素、地・水・火・風の力に基づく力という設定で、人にはそれぞれ一つずつ合う属性があるそうな。ジェイソンは「火」のマスターで、火の性質であるSalamander(火トカゲ、表紙で机の上に乗ってるヤツ)を配下に従えている。ロザリンドがキャメロン邸にやってきてから、良く手入れされた屋敷にも関わらずなぜかポール以外の召使の姿がなかったのは、Salamanderたちがロザリンドには分からないように活躍していたからだった! ポール・デュ・モンドは、"Beast"=狼男ジェイソン・キャメロンの弟子で召使。キャメロン邸では執事のような役割をしているが、本当はジェイソンに魔法を習う弟子なのだとか。だが、ジェイソンはポールを信用できず、基礎的なこと以外教えていない状態。ポールはそれを不満に思って「いつか見返してやる」「ジェイソンが魔法を教えてくれないのは、俺の才能を恐れているからだ」と。 ジェイソンの外の世界向けの仕事の処理のため、1週間の予定でサンフランシスコの街へ出かけたポール。彼はいつもの街へ出てきた時の習慣通り、歓楽街の娼館へ行く。メキシコや中国の田舎から連れてきたばかりの少女たちを"Break"する・・・強姦して絶望の淵に追いやり、諦めさせて立派な娼婦になる「手助け」をする仕事をして、自分の金を稼ぐポール。金は主人ジェイソン・キャメロンからもらっているけれど、魔法使いの紐付きの金はどこから足がつくか分からない。「新しく屋敷に来たあのロザリンドという女、あいつを"Break"してみたいものだ」
うーん、いいね、ポール。こういういかにもって感じの悪役って分かりやすくて好き。行動が読みやすいよね。娼館を出て後、なんとジェイソンの天敵、水のマスターSimon Beltaireに会って、ロザリンドのことを報告している。スパイもやってるのか!
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2004年07月19日(月) ■ |
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3連休 / 京極祭り |
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▲3連休は 1日目:友達とお出かけ&ショッピング(都心へ) 2日目:寝てよう日 3日目:富士五合目まで涼みに行く(行き帰りが暑い) ・・・という風に終わりました。3日目の帰りに寄った御殿場プレミアムアウトレットはよかった。一流のブランド品が揃ってて、安い! 前に行った八ヶ岳リゾートアウトレットはなんだか変な半端モノが多くて、中には「ここはフリーマーケット会場か?!」ってな店もあったけど、御殿場は本当に一流ブランドが並んでて面白かった。ブランド物はもちろん東京でも買えるけど、一箇所に集まってて、しかもバーゲンセールをするのも一緒っていうのがね。
●読書中:塗仏の宴 : 宴の支度(京極夏彦)
宴の支度は整いました――。京極堂、挑発される。 「知りたいですか」。郷土史家を名乗る男は囁く。「知り ――たいです」。答えた男女は己を失い、昏き界へと連れ去られた。非常時下、大量殺戮の果てに伊豆山中の集落が消えたとの奇怪な噂。敗戦後、簇出した東洋風の胡乱(うろん)な集団6つ。15年を経て宴の支度は整い、京極堂を誘い出す計は成る。シリーズ第6弾。
引き続き京極祭り開催中。まだ読み始めたばかりだが・・・やっぱり夏は妖怪。このシリーズは根を詰めて読むと、いつのまにか夜が明けてしまったりするので、あんまりのめりこまずに淡々と最後まで行けたらいいなと。 いつものことだけど、冒頭がじれったい〜〜! (じっくり読むとそこがいいんだが) のっぺらぼうの光保氏のぐるぐるさ加減と、ぐるぐるに巻き込まれてる関口が笑える。
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2004年07月18日(日) ■ |
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十手小町事件帳(六道慧) |
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●読了:十手小町事件帳(六道慧)
内容(「BOOK」データベースより) 良縁を取り持つ“寿屋”。その“仲人かか”は美貌の二十歳、加納蒼生。秘密の裏稼業は、探し出せないものはない“妖堂”の、人呼んで“十手小町”!実の父は時の将軍吉宗公との噂もあり、更に秘密が!?頼もしい(?)仲間は、男装の御庭番・真琴、そしてお銀、美弥、乙葉の三妖娘。何者かに放たれた刺客・霞の半蔵の快楽の妖術を打ち破れるか?葵十手が江戸に登場。
うーん、せっかくなので一応書いておこう。100円で落ちてたので、六道慧って昔何か読んだ記憶あるなーと思って買ってみたが・・・ポルノかい!! 六道慧ってこういう人だっけ? おかしいなぁ、昔はもっと普通の伝奇・妖怪系の作家だった気がするんだけど。
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