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2004年07月31日(土) ■ |
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ハウルの動く城展 / 池田あきこ原画展 / 7月のまとめ |
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▲「動く城展」と「わちふぃーるど原画展」に行ってきました。 「日本橋三越」と「日本橋高島屋」なので当然ハシゴ。予定では大丸東京のトーベ・ヤンソン「ムーミン谷の素敵な仲間たち展」にも行く筈だったんだが、途中で力尽きた。その後、銀座(地下鉄で2駅)へ出てお米ギャラリーの「ごはん亭」でご飯。
◎ハウルの動く城展 日本橋三越本店7階ギャラリー 8/1迄。入場料¥500 ハウルファンとしては満足。美術展・企画展好き一般としては「まぁ、たしかに500円だな」という感じ。400円でもよかったかも。 テーマは「お宅訪問」だそうで、「入り口」を入るとすぐにハウルの城を動かす動力(鳥か恐竜の足みたいなの)がガッコンガッコン動いているオブジェがあって、さらに垂れ幕になったドアをくぐると、中がハウルの城になってるというわけ。台所、風呂場など各部屋の内装に、ハウルやソフィーやマイクルや犬の人形がある。 マイクルがいい感じ。マイケルじゃなくて「マイクル」らしいぞ。あの幼さはなんだ!というツッコミは置いといて、私的にはかわいいからOK! あのハウルとあのソフィーなら、マイクルはあの幼い男の子がぴったりハマる気がした。犬人間にもカカシにもちゃんと名前がついてるのね。女王様(?)に会う場面とか、ヨーロッパ風の美しい町並みにはちゃんと洋服(ドレス)まで置いてあって楽しい♪ なるほど、確かにこれなら山あり谷あり、色んなシーンが盛り沢山で楽しいアニメになるかも。おおむね、原作に沿っているようだし。・・・つか、私はDWJファンであるずっと以前に、宮崎アニメのファンなので、この際別にどこがどう変わっててもOKなんだけどね。
◎わちふぃーるど 池田あきこ原画展 日本橋高島屋8階ホール 8月2日(月) 6時迄 入場料¥800 せっかくサイン会のある日だったのに、時間が合わなくてもらえなかったのが残念。池田あきこさんて写真の通りの方なのね。わちふぃーるどの原画を見るのはこれが始めて。絵の数の多さに圧倒された。30センチ×60センチ位の普通の大きさの絵から、縦2.1メートル×横4.8メートルと壁一面のかなり大きな絵まで、ずらりと並んでいて圧巻。大体お話順に並んでいて、中には知らない話もあって楽しかった。『ダヤン、シームはどこ?』も知らなかったなぁ。絵本は(切りがないので)買っていないんだけど、欲しくなってしまった。
●5月のまとめ ≫買った本 洋書 6冊 ¥5,349 和書 3冊 ¥3,113 その他 ¥1,905 *その他=雑誌、マンガ -------------------------- 計 9冊 ¥10,367
≫読んだ本 洋書 4冊 1,091 p 和書 11冊 6,000 p -------------------------- 計 15冊 7,091 p
おもしろかった本は以下。 Ascension : Water Trilogy 1(Kara Dalkey) Johnny and the Dead(テリー・プラチェット) 古き城の住人 : 英国妖異譚7(篠原美季) ねこのばば(畠中恵) The Mennyms(Sylvia Waugh) 陰摩羅鬼の瑕(他、京極夏彦の本を何冊か)
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2004年07月30日(金) ■ |
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近刊情報:水にたゆたふ乙女 : 英国妖異譚(8)(篠原美季) |
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●近刊:水にたゆたふ乙女 : 英国妖異譚(8)(篠原美季)
¥662 8/05発売 ページ数:300 ISBN:4-06-255746-0 オフィーリアが死を招く!! ヤナギの前に立つ朧(おぼろ)な影を見てしまったユウリ!!オフィーリア役のユウリにも呪詛(じゅそ)が!? オニールに請われカテリナ女学院で上演される悲劇『ハムレット』に、オフィーリア役で、出演することになったユウリ。顔合わせのため、学院を訪れた日、ユウリはヤナギのそばに立つ朧な影を見てしまう。――オフィーリアが水の中から蘇ると人が死ぬ――。カテリナ女学院にはオフィーリアを演じると、水難に遭うという呪詛がかけられていた。そして、ユウリもまた……。
来週発売の【英国妖異譚シリーズ】の新刊情報。うわあ、この表紙! オフィーリアって、オフィーリアって、ユウリのことだったのか! まさか、ユウリがオフィーリアしちゃうの?! ←気が狂うこと。 ひょえ〜、どんな話なんだろう。オフィーリアがユウリなら、ハムレットは誰?!
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2004年07月29日(木) ■ |
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Reunion : Water Trilogy 2(Kara Dalkey)@4/11章 |
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●読書中:Reunion : Water Trilogy 2(Kara Dalkey)@4/11章
【Ascension : Water Trilogy 1】の続編、水の三部作の2巻を読みはじめる。始めの1/3位まで。 "ここはブリテン(英国)やウェールズと呼ばれる土地である"と最初のページにある。ということは、このシリーズって現実とリンクした話だったのね! ヨーロッパ近海の海の底に、海に沈んで人魚の国になったアトランティスがある。そこから地上に出て来なくちゃならない羽目に陥ったニアが(1巻)、地上で冒険をして(2巻)、地上で出会った(自分と同じ人魚と人間の混血である)恋人Corwinと一緒に海の底へ帰る話(3巻)だと。
始めからしばらくは、英国人で孤児であるらしいCorwinという少年の生立ちと紹介。 Corwinは夜明け間際の海岸を歩いている。嵐の後の浜辺に落ちているものや貝殻を探しているのだ。浜辺へ降りたCorwinは、砂浜の上に自分の身長とと同じ位の大きさの、タコに似た生物が死にかけているのを見つける。「リヴァイアサン・・・・海のバケモノだ」 ゴムのような厚ぼったい触覚の間に、銀色に光るものがあるのを見つけて、手を伸ばすCorwin。それは銀色に光る貝で、見たことのない形をしていた。その貝を掴んだとたん、タコに似た海のバケモノが息を吹き返して、Corwinに襲いかかってくる。Corwinは必死で浜辺から逃げようとしたその時、朝日が昇り、バケモノは死んでCorwinは助かる。ホッとしたCorwinだったが、胃のあたりに強い痛みを感じて、そのまま道端の木陰に倒れ込んでしまう。 そして、Corwinはそれまでの自分の過去を見る。孤児のCorwinは森で野生児のように暮らしていたところを、Fenwyckという魔術師に拾われる。Fenwyckはお祭りで詐欺まがいのマジックを見せて観客から金を巻き上げたり、仕事がない時にはスリ、かっぱらいをしてなんとかするという男だったが、Corwinのことは可愛がっていたらしい。仕事を仕込んで、手伝いをさせながら、2人は何年も協力して暮らしてきた。 ある時、国王の「父親の居ない少年の預言者を雇いたい」という募集を見て、CorwinとFenwyckは二人で宮殿にやってくる。Corwinに未来予知の力があるのも、父親を知らないのも事実だったから。ところが、Corwinの予知を聞いた国王とその息子は不敬罪で二人を殺そうとし、Corwinひとりを逃がすためにFenwyckは捕らえられ、殺されてしまった。それ以来、Corwinはひとりで昼間は国王の追っ手を避けて暮らして来たという。
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2004年07月28日(水) ■ |
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The Mennyms(シルヴィア・ウォー)読了 |
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●読了:The Mennyms(Sylvia Waugh)
翻訳≫『ブロックルハースト・グローブの謎の屋敷 : メニム一家の物語(1)』 おもしろかった! 一気に読み終わってしまった。やっぱり好きだなぁ、メニム。未翻訳シリーズの【Ormingat Trilogy】もよかったけど、メニムはこの「生きた人形」っていう設定がいいね。ある種の、夢かもしれない。【感想ページ】にはあとで加筆します(週末あたりに気が向いたら)。 完全に忘れてると思ったのに、結構覚えてるもんだな。さすがにアルバート・ポンド氏の正体についてくらいは覚えてたけど、その上で読むと最初からあちこちにヒントがあるのね。あと、登場人物の性格、性質・・・例えば屋根裏部屋で見つけたアレとSoobieが、「つもりごっこ」をしないという共通点があるところなんて、前回は気がついてなかったと思う。この次のメニム一家2巻、Mennyms in the Wildernessは入手困難本。手に入らない本は、私はアマゾン・コムとアマゾンUKの古本で揃えた。
▲トリビア 今日のMFTは、種から生まれたトリビア「日本刀とウォーターカッターが対決したら、日本刀が勝つ」。スゴイ! 絶対、日本刀が負けると思った! 「カーペンターズの関西弁バージョンがある」 CDは絶版だと言ってたけど、あるよ? ≫涙の工務店(浪花可憐) 「あのエエ頃もっかい」はいいなぁ。なにっ、「プリーズ・ミスター・ポストマン」が「郵便屋の兄ちゃん」 ぶぶぶぶ!聞いてみたいぞ! あああっ、アマゾンの売上ランキングNO.1だ! なんだぁ、考えることは一緒か。 *翌朝(7/29)見たら、もう在庫切れになってる(^^; 昨日はあったのに!買おうと思ったのに!
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