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2004年09月29日(水) ■ |
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Transformation : Water Trilogy 3(Kara Dalkey)@10/12章 |
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●読書中:Transformation : Water Trilogy 3(Kara Dalkey)@10/12章
≫Excerpt もうすぐ読み終わるかな。なんだか、一昨日書いた最初の印象のまま終わりそう・・・。1、2作目の内容を受けて、話が終われるようにまとめただけって感じ。予想していた通りの展開で、目新しいことが出てこないというか・・・。1作目と2作目はあんなに面白く感じたのに残念だなぁ。本当に。 ストーリーは、一応Ma'elとの対決がメイン。Ma'elの支配する海の底の人魚の国アトランティスに帰ってきたニア、コーウィン、Gobaithの3人は、まずニアの家であるBluefin Clanの宮殿へ行く。すると、そこはSunfish Clanという別の一族の宮殿になっており、ニアは親友だったSunfish ClanのCallimarと再会する。Ma'elの圧政下で、Bluefin Clanを始め他の有力な一族たちがみな奴隷にされたり、拉致監禁される中、Sunfish ClanだけはMa'elの側に立って機嫌を取ることで生き延びてきたという。そしてCallimarはニアたちを捕らえようとするのを見て、ニアはショックを受けるが・・・。
●アマゾンから到着 洋書2冊¥2,222(ギフト券で購入)
The Various(Steve Augarde)¥1,111 The Carpet People(Terry Pratchett)¥1,111
2003年スマーティーズ賞受賞作"The Various"と、テリー・プラチェットのデビュー作"The Carpet People"。 Q. この2作の共通点は? A. 両方とも小さい人たち(小人)の話 おもしろそうでしょう。絶対面白いよコレ。近いうちに読むぞー!
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2004年09月28日(火) ■ |
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ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦) |
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●読書中:ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦)
21世紀半ば。清潔で無機的な都市。仮想的な均一化した世界で、14〜15歳の少女だけを狙った連続殺人事件が発生。リアルな"死"に少女たちは覚醒した。…闘いが始まった。読者からの応募による未来社会の設定を盛り込んだ画期的な双方向性インタラクティブ小説。 ルー=ガルーとは、中世ヨーロッパにおける狼憑きという意もあります。この物語の主人公は、14歳の少女たちです。21世紀半ばの都市。清潔で無機的な均一化した社会。現実感は希薄で、モニタの中だけで世界を認識していた少女たちは端末につながれていました。ところが連続殺人事件を発端に、少女たちが、仮想の世界から飛び出します。・・・その闘いの果てに見出したのは?!
読み始めて、1/3くらいまで。かなり読みやすい。これが京極? むさ苦しい男どもばっかりの妖怪モノの京極とはイメージがかなり違って、この本に出てくるのは主に中学生年齢の少女たち。「14歳の少女」と言われて、どの娘も違和感がないのがまずスゴイ!(^^; とても面白いので、明日には読み終わるかも。
▲近刊:『ゆめつげ』(畠中恵) ≫出版社サイト 【しゃばけシリーズ】とは別系統の時代もののよう。10/1発売、角川書店より。
▲近刊:『震災列島』(石黒耀) 【死都日本】の最後で言ってた、東海地震の本がついに出るらしい。10/11発売、講談社より。
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2004年09月27日(月) ■ |
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Transformation : Water Trilogy 3(Kara Dalkey)@5/12章 |
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●読書中:Transformation : Water Trilogy 3(Kara Dalkey)@5/12章
≫Excerpt 【Water Trilogy】3作目を読み始める。もうすぐ半分。 人魚の国とかの設定に慣れたせいか、いまいちインパクトが薄い気が・・・? おっかしいなぁ、コレこんなに薄味だったっけ・・・。最近の実生活の日常のインパクトが強すぎたせいで、今、感覚がボケてるのかもしれん(^^; 気をとりなおして、内容。Water Trilogy2作目の終わりからの続きで、地上で育った「人魚と人間の混血」の少年Corwinと、海で育った「人魚と人間の混血」の少女ニアが、FarworlderのGobaithと3人で海の底の人魚の国アトランティスへ帰ろうとするところから始まる。人間として育ったCorwinはえらで呼吸する方法をGobaithに教わり、ニアに助けられて海へ潜っていく。3人の目的は、ニアの祖父(父)の敵Ma'elを倒して、アトランティスをMa'elの独裁支配から救うこと。そのためには、ニアの祖父(父)の遺言に従って、魔法の剣を探さなくてはいけないのだが・・・。
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2004年09月25日(土) ■ |
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伯林の聖痕 : 百目恭市郎事件ファイル 2(阿曾恵海) |
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●読了:伯林の聖痕 : 百目恭市郎事件ファイル 2(阿曾恵海)
中世から変わらぬ、お伽話のような村。緑の丘のストーン・サークルには、『魔女』と呼ばれる少女が住んでいた。その村の領主館に、伯林から招かれた美しい『聖女』。 魔女と聖女が出会い、聖痕による連続殺人が幕を開ける。ロンドン大学の留学生、百目恭市郎と、帝国海軍少尉である岩城初彦のコンビが、キリスト教最大の謎”聖痕の奇蹟”と”魔女狩り”に挑む!
【倫敦橋の殺人 : 百目恭市郎事件ファイル】の続編。前作よりもパワーダウンしている印象でイマイチ。前作の倫敦(ロンドン)に続いて、今回は伯林(ベルリン)から始まるのだけど、このタイトルはこじつけっぽい気がする。「聖痕」はベルリンから来たものじゃないし、主な話の舞台は英国の田舎町だし。 お馴染みの登場人物たちが活躍する「シリーズもの」としては、まぁ悪くなかったかな。17歳の百目恭市郎が「少年」扱いされるのが、おかしいやら可愛いやら。ぷぷっ!
●近刊:『鏡の森』(タニス・リー)
10/20発売予定 タニス・リー、恐怖とエロスのファンタジー。雪のごとく白く清らかに生まれ、罪のごとき赤と黒に染まりて死す。過酷な運命に翻弄される二人の「白雪姫」の物語。 *表紙は原書"White As Snow"のもの。
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