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2004年10月09日(土) ■ |
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台風22号 |
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▲台風22号 今日は外せない用事があったんだが、台風のため中止、と朝電話があった。ラッキー! おかげで、一日、台風情報を見ながらダラダラ過ごすという有意義な一日が過ごせたぞ!(^^;; 各地の被害ニュースを見ながら思ったが、やっぱりこういう日は外に出ちゃダメね。もちろん水害のある地域は避難しなくちゃだし、仕事のある人も仕方ないけど、こんな日はじっと家にいるのが一番。
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2004年10月08日(金) ■ |
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古書店アゼリアの死体(若竹七海)読了 |
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●読了:『古書店アゼリアの死体』光文社文庫(若竹七海)
内容(「BOOK」データベースより) 勤め先は倒産、泊まったホテルは火事、怪しげな新興宗教には追いかけられ…。不幸のどん底にいた相沢真琴は、葉崎市の海岸で溺死体に出合ってしまう。運良く古書店アゼリアの店番にありついた真琴だが、そこにも新たな死体が!事件の陰には、葉崎市の名門・前田家にまつわる秘密があった…。笑いと驚きいっぱいのコージー・ミステリの大傑作。
この本の主役は葉崎市の名家である「前田家」の人々。戦後間もなく、双子の兄弟の間で跡目争いが起きたという前田家は、兄弟の妹に当たる前田紅子ばーさんと、紅子の姪で争いに破れた弟の子孫である前田満知子が力を握っている。実業家の満知子が権勢を振るう葉崎市へたまたまやってきた失業中の元OL・相澤真琴は、たまたま海岸で死体を発見し、成り行きから紅子の経営するロマンス本専門古書店「アゼリア」の店番をすることに・・・。 面白くて一気に読んでしまった。以前読んだ【ヴィラ・マグノリアの殺人】が大変面白かったので、続けて同じ街を舞台にした同じ葉崎花シリーズ(勝手に命名)の本を買って積んであったもの。「アゼリア」ってロマンス本専門古書店だったのね! うわー、めちゃくちゃ楽しそう! ロマンス本の話で盛り上がる部分の会話が楽しすぎる! 紅子と真琴が初めて会うシーンとか、「ロマンスまつり」のおばさまたちの会話とか。うわー! ビクトリア・ホルトがずっと気になってるんだけど、読んだことないんだよな〜。
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2004年10月07日(木) ■ |
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トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット)@9/14章 |
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●読書中:Truckers : The Bromeliad Trilogy 1(Terry Pratchett)@9/14章
≫翻訳:トラッカ−ズ : 遠い星からきたノーム 1(テリー・プラチェット) ≫Excerpt デパート「アーノルド・ブロス(1905創業)」にやってきた、野に住む小人たちの一族10人。そこは数千人のノームたちが住み、売り場ごとに一族を作って勢力争いを繰り広げ、代表者をあつめた"Stationeri"と呼ばれる政府まであるという大きな社会を作り上げていた。外からノームたちとそのリーダー格の若者Masklinは、"Abbot"(大統領か国王みたいな存在?)を始めとするデパートのノームたちと出会い、徐々にアーノルド・ブロス(1905創業)のことを知ってゆく。 外から来たノームの一族が大切にしてきた宝"The Thing"が、アーノルド・ブロスへやって来たことで動力(電気)を得て、話を始める。"The Thing"が言うには、「アーノルド・ブロス(1905創業)」はあと21日で閉店するらしい。デパートの創業者アーノルド・ブロスを「神」と崇めるデパートのノームたちは、「そんなことありえない!」と言うが・・・。
う〜ん。すごい、なんだか独特の世界。「小人の話」という言葉から連想する「楽しい児童書」からはかけ離れた、風刺と皮肉たっぷりのプラチェットワールドって感じだ。ただいま予想を裏切られる快感を満喫中(笑) 「アーノルド・ブロス(1905創業)」は原文では"Arnold Bros(est.1905)"ね。章の始めに、聖書を模した『ノームの書(The Book of Nome)』の抜書きがあるんだが、ここは翻訳で読んでみたいなぁ。実はこれの翻訳本を近所のブックオフで3冊まとめて売ってるのを見たことがあるんだが、その時はプラチェットには(名前は知ってたけど)興味がなかったので、素通りしてしまったんだな・・・。もったいない事したわー!(><。
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