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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2005年01月04日(火)
クロスファイア(上)(宮部みゆき)読了

Od Magic(Patricia A. McKillip)の表紙画像
(情報元:Kai's Atticさん 1/5
Kinuko Y. Craft氏のサイトにマキリップの新刊の表紙画像が出てます♪ 美しいー! 発売はまだ半年先の2005年6月。カレンダーもキレイだなあ・・・。絵本も全部欲しいよう!!

●読了:クロスファイア(上)(宮部みゆき)
内容(「BOOK」データベースより)
四人の若者が廃工場に瀕死の男を運び込んできた。その男を“始末”するために。目撃した青木淳子は、力――念力放火能力(パイロキネシス)を放ち、三人の若者を炎上させる。しかし、残る一人の若者は逃走。淳子は、息絶えた男に誓う。「必ず、仇はとってあげるからね。」一方、現場を訪れた石津ちか子刑事は、不可解な焼殺の手口から、ある事件を思い出していた!


かなり長い間積読になってた本を読んでみる。どうかなー・・・私は宮部みゆきの現代ものはそれほど好きではなくて、しかもこういう超能力系はただ「エンターテイメント」という印象しかないんだが・・・。



2005年01月03日(月)
The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@10/28章

何ヶ月ぶりかで洋書を買いたい欲求が盛り上がり中。・・・つか、毎年1月、2月はいつもそうだ・・・。新しい年になって「今年も洋書を沢山読むぞ!」と思うと、気持ちばかりあせってつい買いまくってしまうんだよね。それに、あちこちのサイトで(旧年の)ベスト本がupされると、読みたい本が一気に増えるのも事実。とりあえず本のメモに書いて、ひとまず落ち着こう。(^^;

●読書中:The Tower at Stony Wood(Patricia A. McKillip)@10/28章
ストーリーを書くとワケが分からないけど、読んでる限りではとても面白いからオッケー。色彩豊かな描写にウットリしっぱなしで、もうそれだけでお腹いっぱいなのだ。

▲Melanthosという名前の女性(1、3、5、7章)
Melanthosは塔の上で刺繍(embroider)をしている。鏡に映る景色や人を糸で紡ぎ、一晩中かかって仕上げた作品は、窓の桟に置いておくといつの間にか消える。Melanthosは黒い騎士(シアン・ダグ?)が塔の鏡に映るのを見て刺繍に織り込むが、翌日「本物の黒い騎士」を現実に目で見て驚く。「もし彼が本物なら、鏡に映った他のものも、みんな現実なのだわ」 そして騎士を自分の塔に連れて入ろうとするが、これは失敗したらしい。

▲イヴ国王の騎士シアン・ダグ(2、6、8章)
スカイ国へ旅するうちに食料や金も残り少なくなり、徐々に日付の感覚を失っていく。ある日、森の手前にある宿屋へ入ると、宿屋のオヤジが「あの森には悪魔がいる"There is evil in that forest"」退治してくれるなら、一番いい部屋とベッドを提供する、と言う。森へ入り・・・色々あって・・・森の中でThayne Ysseに出会う。Thayneはシアン・ダグを(ドラゴンの黄金を狙う)ライバル=敵と見なし、次にスカイ国で出会うことがあったら殺すと言う(6章)。
8章、スカイ国に到着。レディ・グウィンの父親らしいスカイ国のヴェルレーヌ王?(Verlain, The Lord of Skye)と面会、レジス・オーラムとの結婚式の様子などを聞かれ、友好国からの国賓として歓待される。ところが、その夜スカイ国の吟遊詩人の老婆が現れて、翌朝すぐに立ち去るように告げる。「ここから南へ向かい、西側に鏡で映したように同じ三つの丘が見えるところで西へ。その丘は「三姉妹(Three Sisters)」と呼ばれる。」と。

▲Ysse島の領主(らしい)Thayne Ysse(4、6、9章)
9章。スカイ国の宿屋の女将の話から、Thayneはシアン・ダグがほんの数日前に同じ場所を通ったことを知り、複雑な思いをする。川に沿ってしばらく行くと、そこに(スカイの吟遊詩人がシアン・ダグに告げたような)「三つの丘」が。丘と丘の間は非常に狭く、近づくと頭の上でアーチ上になっている。その向こうには何も生えていない平原があり、真ん中にある塔にはドラゴンが巻きついている。



2005年01月02日(日)
テイルチェイサーの歌(タッド・ウィリアムズ)@4/33章

●読書中:Tailchaser's Song(Tad Williams)@4/33章
翻訳≫テイルチェイサーの歌(タッド・ウィリアムズ)
内容(「BOOK」データベースより)
ぼくの名はテイルチェイサー。偉大なる猫一族の末裔。これといった取柄もない平凡な猫。そんなぼくに大きな異変がおとずれた。ほんの何日かの間に愛しい牝猫ハシュパッドを含む数匹の仲間が、前ぶれもなしに行方をくらましたのだ。集まった長老たちは自力で解決する方法を見いだせない。業を煮やしたぼくは、ひとりハシュパッド探索の旅に出ようと決心した。だが森へ足を踏み入れたぼくを待ち受けていたのは、地上制覇をもくろむ邪悪な存在だった。…伝承の歌に彩られた猫族の世界を舞台に若き英雄の成長をみずみずしく謳い上げる傑作冒険譚。


なかなか良さそう。英語の紹介文にWatership Down(Richard Adams)を髣髴とさせる猫の世界がなんとか書いてあったが、確かにそれっぽい。読みやすいので、このままさくさく終わりまでいけるかも。ファンタジーというより、今のところ"猫の視点で書かれた現実世界"って感じだな。フリッティの言動は結構「本能的」というか、分かりやすいというか・・・細かいところは気にしないでどんどん読めるから楽。

主人公は若い雄猫フリッティ・テイルチェイサー(Fritti Tailchaser)。若いというよりもまだ子供で、子猫に毛が生えたティーンって感じの猫。フリッティは幼い頃、森の中に巣を作った母猫と兄弟姉妹たちと暮らしていたが、ある日自分を残して家族がみんな消えてしまう。死にかけているところをM'anに救われて以来、だまってエサをくれて、安全な寝場所も確保して、居心地よく暮らしてきた。ある夜(=冒頭)ずっと仲良しの牝猫ハシュパッド(Hushpad)が集会に来ず、心配するフリッティ。聞いてみると、他にも猫たちが突然行方不明なる事件が続発しているらしい・・・。



2005年01月01日(土)
銀河新年

▲新年
あけましておめでとうございます。2005年もどうぞよろしく。
新年の抱負は「洋書を沢山読む」ということで・・・・・・変わりばえしないなぁ・・・。洋書はあまり速度ばかりを追求すると楽しむのを忘れたりするので、今年も20,000ページ、70冊程度を目標にのんびり読んでいこうと思います。本を読んでさえいれば、この日記も自動的に続いていくでしょう。
ところで、昨日の紅白のマツケンサンバはすごかった! 上様ノリノリ!!Σ( ̄□ ̄; あれで、もうぜったい白組の優勝だと思ったのに!



2004年12月31日(金)
2004年のまとめとおもしろかった本

▲今年も終わりですね。
今年も、充実した一年でした。洋書は2003年よりも少なかったけれど、和書は沢山読めたし。ダイエットも成功したし(笑) 「読書」という趣味は、ページ数、冊数で記録が残るところに妙な満足感があるなぁ、と思ったり。私生活でもかなり色々とあったので、今年のことは一生忘れないような気がします。
サイトの方はこれからも淡々とマイペースに続けて行きますので、2005年もどうぞよろしく。皆様、よいお年をお迎えください。

●12月のまとめ
≫買った本
洋書   5冊  ¥1,575
和書   1冊  ¥ 500
その他  1冊  ¥ 450
--------------------------
計    7冊  ¥2,525

≫読んだ本
洋書 4冊 751 p
和書 1冊 315 p
--------------------------
計  5冊 1,066 p

●2004年のまとめ
≫買った本
洋書  107冊 ¥67,852
和書  155冊 ¥83,124
その他     ¥21,795
--------------------------
計   262冊 ¥172,771

≫読んだ本
洋書 58冊  13,965 p
和書 94冊  34,541 p
--------------------------
計 152冊  48,506 p

2003年のまとめはこちら。買った本、読んだ本とも規模縮小。以下、ジャンル別&なんとなくお気に入り順に並んでいます。

≪2004年 おもしろかった本≫
▲ファンタジー

Alphabet of Thorn(Patricia A. McKillip) 2/16
Mort(Terry Pratchett) 6/31
Ombria in Shadow(Patricia A. McKillip)  6/23
The Amazing Maurice and His Educated Rodents(Terry Pratchett) 2/20
Equal Rites(Terry Pratchett) 4/6
Guards! Guards!(Terry Pratchett) 9/7
The Homeward Bounders(Diana Wynne Jones)  6/3
The Mennyms シリーズ(Sylvia Waugh) 7/28
時の町の伝説(ダイアナ・ウィン・ジョーンズ) 6/18
Last Herald-Mage ヴァルデマール年代記 (Mercedes Lackey) 3/18
The Witch Trade Trilogy(Michael Molloy) アビーと光の魔法使い3部作 1/23
Johnny Maxwell Novels (Terry Pratchett) 8/6
Tithe: A Modern Faerie Tale(Holly Black) 6/11
Predator's Gold(Philip Reeve) 8/31
Book of Enchantments(Patricia C. Wrede) 2/9
Spiderwick Chronicles(Tony Diterlizzi & Holly Black) スパイダーウィック家の謎  4/7
Water Trilogy 1&2(Kara Dalkey)  8/2

▲SF
復活の地1〜3(小川一水) 11/6
永遠の森 : 博物館惑星(菅浩江) 3/26
ルー=ガルー : 忌避すべき狼(京極夏彦) 10/1
果しなき旅路 : ピープル・シリーズ(ゼナ・ヘンダースン) 3/24

▲ミステリ
麦の海に沈む果実(恩田陸) 8/13
ダ・ヴィンチ・コード (上)(ダン・ブラウン) 10/29
ダ・ヴィンチ・コード (下)(ダン・ブラウン) 10/31
黄昏の百合の骨(恩田陸) 9/6
魔女の死んだ家(篠田真由美) 2/28
黒と茶の幻想(恩田陸) 11/3
陰摩羅鬼の瑕 /他、妖怪シリーズ(京極夏彦) 7/24
百器徒然袋 : 雨(京極夏彦) 7/15
百器徒然袋 : 風(京極夏彦) 7/17
未明の家 : 建築探偵桜井京介の事件簿(篠田真由美) 3/7
闇のなかの赤い馬(竹本健治)2/29

▲時代もの
しゃばけ / ぬしさまへ / ねこのばば(畠中恵)
本朝妖怪盛衰録 豆腐小僧双六道中ふりだし(京極夏彦) 3/10
巷説百物語シリーズ(京極夏彦) 4/12
春風ぞ吹く : 代書屋五郎太参る(宇江佐真理) 6/27

▲その他
英国妖異譚 シリーズ(篠原美季) 8/3
Under Gemini(Rosamunde Pilcher) 3/3
After Glow(Jayne Castle) 4/19
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木(江國香織) 11/4
 *こゆるぎ探偵シリーズ(たけうちりうと) 3/28