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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
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2005年04月03日(日)
愚者のエンドロール(米澤穂信)

●読了:『愚者のエンドロール』角川スニーカー文庫(米澤穂信)
 ≫感想はこちら



2005年04月02日(土)
リサとガスパール絵本原画展 / 購入本

リサとガスパール絵本原画展
@大丸ミュージアム(〜4/12火)へ行ってきました。大丸はデパート付属の美術館としては狭い方で、それだけにわりとレアでマニアックな展示が多いと思う。一般的な基準からすると小さい規模だが、"その世界では"大きめだったりして。今回も「リサとガスパール」の企画展としては、過去・世界最大なんだそうだ。私はファンというほどでもなくて、本も持ってないんだが、絵本の原画っておもしろいと思った。あれは油絵なのかな? ちゃんとストーリーごとに順番に並んでいて(全部じゃないけど)、それぞれちゃんと「絵」だから、見応えあったし。

●購入本 マンガ¥990
『銀河鉄道999 (21)』ビッグコミックスゴールド(松本零士)¥580
『オリエント・エクスプレス』花とゆめCOMICS(河惣益巳)¥410

両方とも新作で、"急行列車(エクスプレス)"つながりだ(笑
『銀河鉄道999』は、太陽系と地球がなくなった宇宙を鉄郎が銀河鉄道に乗って旅をするという設定。かの銀河鉄道は0号から1000(ミレニアム)号まで全部でなんと1001台もあり、鉄郎の乗る999(スリーナイン)号は「銀河鉄道を走るただ一本の特殊任務を持った重要超特急」なんだそうだ。ほほ〜〜う。ストーリーが壮大すぎて時々ついていけないけど、レージさんのこういう大風呂敷は結構好きだ。気向いたら、紹介を兼ねてそのうち感想書くかも。
『オリエント・エクスプレス』は、"ツーリング・エクスプレス"シリーズ最新作。表題作はタイトルそのまま、オリエント急行に乗る話。



2005年03月30日(水)
Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)@4/20章

●読書中:Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)@4/20章
いやぁ、おもしろい〜! 最近、洋書は乗れない日が続いてたんだけど、今ふっ飛ばす勢いで読書中。やっぱり好きな作家は速さが全然違う!
タイトルは「コンラッドの運命」という意味かな。まぁ、翻訳タイトルはどうせまた「コンラッドのorと魔法のナントカ」になるんだろうけど。

コンラッドの生まれた第七シリーズの世界には、山がちな地形が多い。コンラッドの住む"Stallchester"の街はイギリス・アルプスの上の方にあり、街を見下ろす山の上にはStallery Mansionがそびえていた。
コンラッドは母と姉と共に、本屋を経営する伯父の家に居候している。歳の離れた姉が家出同然に飛び出して大学へ行って以来、家事は全てコンラッドの担当になった。 



2005年03月29日(火)
鏡の国のアリス(山形浩生・訳)

▲新刊:『鏡の国のアリス』(山形浩生・訳)
*本文はインターネットでも読めます。
不思議の国のアリスhtml版 / 鏡の国のアリスhtml版

山形浩生・訳の『鏡の国のアリス』が出た。
最近、ゲーム『アリス・イン・ナイトメア』にハマったりしてる私は、実はアリスが大好き。原書は何度も読んでもちろん精読もしてるし、もうコレクター! 原書版はAnnotated Alice(詳注アリス)で決まりだけど、翻訳版はアマゾンのダンボール2箱分にあふれるくらい持っている・・・これがまた、それぞれ訳者の癖が出ていて面白いのよ〜。たまに引っ張り出して見比べては悦ってる(笑 ひとつの本についてこんなに沢山の訳が読めるのもアリスだからこそ。
一昨年に出た山形訳の『不思議の国のアリス』は発売されてすぐ買ったんだが、わりと気に入ってる本のひとつ。疑問は色々あるにしろ、今出ている中では一番自然で読みやすい訳文じゃないかと私は思う。

例えば有名な不思議の2章の冒頭、"Curiouser and curiouser!"の訳。今、手元にある本だけでこんなに沢山のバリエーションがある。

「だんだん、へんちきりんになっていくわ!」(高杉一郎・訳 講談社青い鳥文庫
「あらあら、へんちくりんだわ、へんちくりんだわ!」(蕗沢忠枝・訳 ポプラ社文庫
「いよいよもって奇妙てけれつかま不思議」(石川澄子・訳 東京図書
「てこへんだわ。ほんとにてこりんへん。」(芹生一・訳 偕成社文庫
「へんてこんて、へんてこんてえ!」(矢川澄子・訳 新潮文庫
「変てこりんなの、おかしいの!」(福島正実・訳 角川文庫
「ますます、妙だわ。ちきりんよ!」(高橋康也・訳 河出文庫
「いよいよもって奇妙きてれつだわ!」(多田幸蔵・訳 旺文社文庫
「てこへん、へんてこ!」(北村太郎・訳 集英社文庫
「チョーへん!」(山形浩生・訳 朝日出版社


ああ、日本語っておもしろい。"チョー"というカタカナ語には異論の余地が大いにあるにしても、こうして並べてみれば、山形訳がとにかく「分かり易い」という意味で優れているのが一目瞭然だ。



2005年03月28日(月)
購入本

●アマゾンから 洋書2冊¥2415(ギフト券で購入)
Stravaganza : City of Flowers(Mary Hoffman)
Moon-flash(Patricia A. McKillip)

両方とも新刊。上は【ストラヴァガンザ3部作(メアリ・ホフマン)】の3巻、最終巻。かなりお気に入りのシリーズなので、とても楽しみ。【公式サイト】で冒頭が読めます。
下の本はマキリップの『ムーンフラッシュ / ムーンドリーム』の合本・復刊新装版。英語でも入手困難だったので、楽に手に入るようになったのはうれしい!