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2005年04月09日(土) ■ |
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氷菓(米澤穂信) / フジミ / RYOUMAシリーズ |
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●読了:氷菓(米澤穂信) ≫感想はこちら
●買った本 和書3冊¥1637 華麗なる復讐 : 富士見二丁目交響楽団シリーズ 第6部(秋月こお) 絶対イジワル! (ゆらひかる) 無敵なコイビト(ゆらひかる)
最近BL小説への興味を完全に失ってて新刊チェックすらしてなかったんだが、好きな作家の本を見かけるとつい買ってしまうなぁ。 フジミ『華麗なる復讐』は去年の11月発行の本編最新刊。一気に読んだら、かなり面白くてハマった。このシリーズは、濡れ場もスゴイけど、オケの部分がいい! 今回は2人がCM撮りのために臨時編成されたオケ「ブリリアント」の指揮者とコンマスを引き受け、それぞれが一流の音楽家である楽員をまとめようと奮闘するエピソード。最初のオケメンバーとの顔合わせの場面が上手い!モリさんが、「ホルンが一人足りない」とすぐに気がつくシーン。楽員の名前を全部暗記してることとか、あれだけで色々わかる。フジミのごく最近の新刊では、外伝扱いの『フジミ・ソルフェージュ』、『クラシカル・ロンド』(単行本)などもある。こちら2冊は買おうか迷い中(そのうち買ってしまうだろうが)。
下のゆらひかるの2冊は、知る人ぞ知る「RYOUMA」シリーズの新装文庫版。かつてビーボーイノベルズから新書サイズで出ていたのが、いつの間にか絶版になってしまった作品。新書版はもちろん、同人誌まで全部揃えているのに、なんで買うかな私。 話の基本トーンはコメディ+ホラーで、主人公=無敵の天然系、かな。主人公の相手役(幼なじみ)はいつだってとてもシリアスなんだが、そのシリアスさが側から見てると笑える、というやつ。後書きに書いてあるけど、このシリーズは結末がスゴイのだ。最初はどこまで本気なのかわからない感じなのに、どんどんシリアスになる。こちらの系統に興味のある方はお試しを。 *4/11加筆 2冊ざっと読んでみたところ、エピソードがいくつか増えていて、確かに「新装版」になっていることが判明。うろ覚えなんだけど、携帯電話のエピソードなんか、前は無かった気がするし。
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2005年04月07日(木) ■ |
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Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)@12/20章 |
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●読書中:Conrad's Fate(Diana Wynne Jones)@12/20章
時間的には『クリストファーの魔法の旅』のしばらく後が舞台。ミドルティーンのクリストファーと、小学校を卒業したばかりのコンラッドが、行方不明のミリーを探す話・・・とも言える。ううむ。クリストファーの前のクレストマンシー、確かに私もいいイメージは持っていないけど、なんという石頭なの!ううん。話の舞台が、事実上ひとつの屋敷内に限定されていて、章が進むにつれてその屋敷の全貌が明らかに・・・。 とっても面白いんだけど、読みながら「なんかもの足りないぞ!」と思ってたら・・・そうだ、この本ってメインキャラに女の子がいないんだ!!クリストファーとコンラッドが延々とつるんでばっかりの話で、コンラッドのお姉さんやミリーはたまにしか出てこないし・・・うう(;;)元気のいい子が出てきて豪快にミスター・アモスをぶっ飛ばしてくれないかしら。
●購入本 ¥850 魔法飛行(加納朋子) 掌の中の小鳥(加納朋子) 導きの星〈3〉災いの空(小川一水)
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