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2005年09月29日(木) ■ |
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病欠 |
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▲大腸憩室炎 左の脇腹が痛い。普段は痛まない部位なので心配して病院に行ったところ、大腸憩室炎(けいしつえん)という診断をもらってしまいました。・・・い、行って良かった!Σ( ̄ロ ̄lll) 初期だったので、通いの点滴と抗生物質で治るそう。
最近、こういうときいつもブラックホスピタルの「そのまま放っておくと大変なことになりますよ」が頭の中にこだまするんだよねぇ・・・。したら案の定、担当の女医さんに、もっと遅かったら腹膜炎だ手術だと脅されて真っ青。今考えてみたら、以前から左脇腹の辺りは力を入れると妙な違和感があったような気が・・・。 そういうわけで、今週は病欠だから堂々と寝転がって本を読もう!(違
(追記) どうやら私は憩室症・憩室炎になりやすい体質、というのを受け継いでいるらしい。胆石もそうなんだけど、分かっているだけで曾々祖母から母系伝いに母から娘へ、私の母も含めて女の親族のほぼ全員が罹っていた。曾々祖母は胆石か憩室炎から腹膜炎起こして死んだらしい・・・悶え苦しんで壮絶な死だったそうな(T▽T)怖いー! 憩室炎は繰り返すから、治ってからもよく気をつけるように、とも。胆石は知ってたけど、憩室炎なんて名前も知らなかったよ!! そういうことは早く教えてくれ!
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2005年09月26日(月) ■ |
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比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス) |
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●読了:比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス)
イギリス・ユーモア小説の巨匠P・G・ウッドハウスの最高傑作シリーズ<ジーヴス物>から傑作三編を厳選した待望のコレクション。 ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴス。世界的に有名なこの名コンビと、オマヌケなビンゴやお節介屋のアガサ伯母さんたちが繰り広げる抱腹絶倒の人間喜劇。
ちょっと昔の英国を舞台にした、ごく軽いコメディ。英国貴族の青年バーティーとお付きの執事ジーヴスを軸に、友人や親戚たちが繰り広げる喜劇。 おもしろくて一気に読んでしまった。いやもう、バーティー(青年貴族)のダメダメっぷりが愛しすぎ。ジーヴスが失敬なやつだとか冷たいとか言ってるけど、もう十分甘やかされてるよ! ベッドの中で朝の紅茶を飲むシーンなんか最高。バーティーは、育ちのいい人特有の教養の高さと素直さを持ち合わせていると思った。世間知らずってわけじゃないのに、いつもまったり鷹揚に構えてるのがとても好印象。
この本は表紙とタイトルで損してると思う。内容は軽く読めるコメディなのに、この難しげなタイトルと絵のひとつもないシンプルすぎるデザインのせいで、難しい本に見えるよ〜。まぁ国書刊行会の本だし、しかたないか・・・。
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2005年09月24日(土) ■ |
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Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie)読了 |
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▲CM たのめーる(大塚商会)のCMが大好きです。あのさむいオヤジギャグ、ダジャレに飽きもせず受けまくってしまう。
●読了:Otto and the Bird Charmers(Charlotte Haptie)
オットーの生まれた町"The City of Trees"では、Karmideeと呼ばれる絨毯に乗れる者や半獣人、猫使いなどが、魔法と関わりのない一般市民Normalと共に生活している。"The City of Trees"は、元はといえばかつて外界を追われたKarmideeたちが自分たちだけの楽園を作ろうと築いた町だった。その歴史から"The City of Trees"の魔法と関わりのない一般市民はKarmideeを差別しており、魔法に関わりのあることは卑しむべきもの、という風潮が強い。そして、オットーの父アルバートは図書館司書をしている寡黙な人物だったが、実はKarmideeの「静かなる王」という隠れた顔を持っている。 そんな"The City of Trees"で最近大きな問題が持ち上がっている。ひとつは町にいつまでも春が来ず、雪に閉ざされた寒い冬のままであること。Bargain Huntersと呼ばれる盗賊団が犯罪を繰り返していること。時を同じくして、下町の毛糸屋をひとりで守っているMattieという少女が、家で小さな小さな人影とその足跡を見るようになった。さらに、オットーと友達になったSween Softlyという少年は、家族が誘拐されたと語る。これらの事件はやがてひとつに繋がり、オットーとその家族が事件の中心に・・・。
悪くなかったけど、話が分かりにくい。2〜7ページ程度の短い沢山の章に分かれていて、章ごとに場面が変わる。複数の場面が同時進行的していくので、途中で分からなくなって困った。整理しながら一気に読めれば、もっと楽しめたかもしれない。 全体的な印象は、前作で見られた特徴がより顕著に、規模が大きくなった感じ。細かい沢山の章に分かれていることもそのひとつ。"The City of Trees"という舞台設定に一番特徴がある。Karmideeと一般市民との対立が、前作よりハッキリと分かりやすく描かれている。今回の事件は終わったけど、もう一般市民は町から出て行ってもらったほうが良いんじゃないの?とか思った。
<前作> 原書:Otto and the Flying Twins 翻訳:オットーと空飛ぶふたご 【レビュー】
●図書館 とっても不幸な幸運(畠中恵) 比類なきジーヴス : ウッドハウス・コレクション(P.G.ウッドハウス) 望楼館追想(エドワード・ケアリー) HC版 犬は本よりも電信柱が好き : 吉野朔実劇場(吉野朔実)
上の2冊は予約してた本。『望楼館追想』は書店で文庫を見てたら読みたくなった。レジに持って行きかけて、図書館に行けば良いんだと思って止めてしまった。うちから図書館までは徒歩4分! 『犬は本よりも電信柱が好き』はマンガなので、借りてきてすぐに読了。本の紹介をするといいつつ、作者の身の回りのことを描いたマンガ。エドワード・ゴーリーのところでニヤリ。
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