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エンピツユニオン



読んでね。
『影のオンブリア』
(パトリシア・A・マキリップ)


冒頭の抜粋(英語)
レビューリンク

2005年11月22日(火)
オズシリーズ / rmファイル

●アマゾンから 洋書1冊(ギフト券)
Something Rich And Strange(Patricia A. McKillip)
入手困難だった本の復刻版。発売がのびのびになっていたんだが、ようやく手に入った。表紙がアマゾンの画像と違ってる・・・実物の方が好きだからいいけど。

▲オズシリーズ
真留子のオズのホームページ】を見ていたら、私も読みたくなった。オズは中学生の時にハマって早川文庫で全14冊一気読みしたんだが、THE FAMOUS FORTYのその後の作品は1冊も読んでない。入手しにくい本も多いみたいだけど、手に入るものから順番に読んでみるのも面白いかも。

▲rmファイル発見
先週、日記に書いたBig Toeからダウンロードしたオーディオブックのrmファイルを無事に発見。ハウル、Mortal Engines、どろぼうの神様、不思議の国のアリス、その他いろいろ。BBC版のハウルがあったのがうれしい! アマゾンで売ってるオーディオブックよりもこっちの方が好き。音楽や効果音が入ってて迫力あるし、女性の朗読でイメージに合ってる気がする。アリスは"Alice's Adventures in Wonderland"の完全朗読版で、こちらからもらってきたらしい。



2005年11月20日(日)
Valley of Secrets(Charmian Hussey)@20/78章

●読書中:Valley of Secrets(Charmian Hussey)@20/78章
何か他の短くて軽い本で頭を休めようかと思ったけど、やっぱり気になってしょうがないのでコレにした。予想してた方向とは違ったけど、なかなか面白い。

主人公のスティーブン・ランズベリー少年は、ロンドンの孤児院で育った捨て子。学校を卒業して、寮を出なくてはいけないという時、突然アルバート・ポスルスウェイト氏と名乗る弁護士からの封書を受け取った。曰く、スティーブンにはセオドア・ランズベリーという名前の大叔父がいて、彼が亡くなったためスティーブンはコーンウォールにあるランズベリー・ホールを遺産として相続する権利があるという。「ランズベリー・ホール」がどのような所なのか、またポスルスウェイト氏が詳しい話をしてくれないのに不安を抱きながらも、帰る所のないスティーブンは身の回りのものをまとめてロンドンからコーンウォールへ旅立つ。

「ランズベリー・ホール」は広大な敷地に大きなお屋敷がある。表紙はもちろんランズベリー・ホールの正門。しかし無人の屋敷には電気もガスもない。翌朝、早速村まで買い物に出るスティーブン。なんか、スティーブンはさすが孤児として育っただけあって、サバイバルに強い! 今のところ何も不思議なことは起きてないし、ファンタジーではなさげ・・・。まだ前置きなのかなぁ。事件や不思議なことが何も起きないので不安になってきてしまった。



2005年11月19日(土)
キップをなくして(池澤夏樹)

●読了:キップをなくして(池澤夏樹)
自宅の最寄り恵比寿駅から電車に乗ったイタルは、有楽町駅の改札を出ようとしてキップがポケットに入っていないことに気がついた。「キップをなくしたら駅から出られないの」。女の子に呼び止められたイタル。連れて行かれたのは、ステーション・キッズたちが暮らす東京駅構内の小部屋だった! 子どもたちの冒険生活がはじまる。

確か新聞の書評欄か何かで知って、図書館で予約してあった本。
なるほど、これは確かに「ファンタジー」だ。面白かった。日常の裏側に「あるかもしれない」と思わせる、ちょっと不思議な世界。東京の駅名が沢山出てきて、ラッシュアワーや電車で私立学校に通う小学生などが出てくる話なので、東京近郊に住んでいない人にはあまり実感できない世界かもしれないが。
各駅の電車ごとのホームの位置関係や、東京駅構内も細かく描かれている。改札の中に何でもある東京駅。あのどこかにステーション・キッズが暮らす小部屋がある・・・そう想像したらなんだかゾクゾクしてしまった。これが例えば大阪など他の都市だったら、それほど面白いとは思わなかったかもしれないけど、自分がよく知っている駅というのが大きかったみたいだ。



2005年11月18日(金)
ポイズン(クリス・ウッディング)読了

●読了:Poison(Chris Wooding)
翻訳≫『ポイズン』(クリス・ウッディング)
ポイズンは、〈黒の湿地帯〉に浮かぶガル村の少女。父と継母と妹の4人で暮らしていた。ある日恐ろしい怪物が幼い妹をさらい、かわりに妖精の取替え子が残された。ポイズンは妖精王から妹を取り戻すべく、精霊獲りの男を旅の仲間に、住み慣れた村を出発した。行く手に次々現れる不思議と危険。持ち前の負けん気と機知でそれらを克服した彼女はようやく妖精王のもとにたどり着く。だが、それはまだ冒険のほんの始まりにすぎなかった!

うーん、微妙。なるほどね。
最初からポイズンの冒険は、脈絡なく次々危険が襲ってくる、ゲームの中のよううわべだけの作り事めいたところがあった。それを「あんまり面白くないー」と思いながら惰性で読み進んでいったら、後半に入ってそれには理由があったことがわかる。ネタバレしてしまうと、本書は『はてしない物語』(ミヒャエル・エンデ)や『ソフィーの世界』(ヨースタイン・ゴルデル)のように、本の中と外の世界とか、ストーリーテラー(ポイズンの物語の創造者)とか出てきて、後半は物語世界の枠が壊れていく話なのだ。
まぁありがちなパターンに逃げられた感はあるけど、これはこれでよくできた話かもしれない。ただ、変に残酷だったり、悲劇的なところが好きになれなかったので私の中の評価はあまり高くないかなという感じ。



2005年11月17日(木)
DVD:ハウルの動く城

●アマゾンから ¥6505(ギフト券で500円引き)
DVD:ハウルの動く城
すっかり忘れていたけど、iPodと同時に届いた。まずディスク3の原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズインタビューを見た。ジョーンズさんが実際に話している映像を見るのは初めて! なんかいいことしか言ってないのが気になるけど、本当に気に入ってくれたなら私も嬉しい。

(11/19追記)
私にきたおまけの1/24secondは、なんかゴチャゴチャした忙しい絵だなと思ってよく見たら、ハウルが部屋で寝ていてる場面だった。おまじないの道具やモビールがゴッチャリ飾られたすごい部屋。いいものもらったわ(*´▽`*)  でも虫眼鏡が必要だね。

日本語版・英語版を続けて観たら「おぉ、いい映画じゃないか!」と初めて思い始めた<おい すごいな。そのまま続けて3回目を見そうになった!(^^; 
なかなか深くて、複雑なテーマを持ってるんだなーと思った。よくみるといい作品なんだけど、よく見ないと分からないのがポイントかも。ハウルの変化、ソフィーの変化、動く城そのもの・・・。印象的なシーンも多いし、映画館で見たときには気がつかなかったところが多かったみたい。特にソフィー。最初に見たときは原作のイメージに縛られすぎていたせいか、ソフィーがあんなにいい子だとは気がつかなかった! ソフィーが城に来たばかりの頃のシーンが大好き。 

*宮崎駿監督、ヴェネチアにておおいに語る。
ふと宮崎監督のインタビューを見つけたのでリンクしときます。