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2006年01月01日(日) ■ |
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新年のご挨拶と今年の抱負 |
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▲銀河新年 あけましておめでとうございます。いつもClub Chantに来てくださってありがとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
掲示板、書き込みありがとうございます。とても嬉しいです。 2005年はどうも洋書があまり読めなかった1年だったので、今年は気合を入れて洋書を2万ページ以上読もうと決意。そのためには凝ったファンタジーばかり読んでいないで、児童書やロマンスなども幅広く読んでページ数を稼がなければ。去年1年間で、そのほうがかえってファンタジーも楽しめるらしいと分かったし。和書は以前と違って好きな作家も増えてきたことだし、あえて意識して読まなくても2万ページは軽く行くと思うので、現状維持の方向で。2005年のベスト本は12/31の日付で近々書くつもり。どうせ1位はまたマキリップに決まっているけど。
越年で『建築探偵桜井京介の事件簿』シリーズを読破中。ブックオフで残りのシリーズ全部買ってきた。1冊あたり1.5〜3時間ペースでガンガン進んでいて今日だけで4冊目に突入、耐久レースになってしまいました(^^; 3が日か遅くても松の内には最新刊まで読み終わるはず。読む速度に感想を書く速度が追いつかないわ。 時々こういう熱狂状態に陥ることがある。普段は1日中本を読んでいるわけにいかないけど、休みが続いたり、色々条件が重なるとね。『十二国記』の時もそうだったように、これは多分あとから感想を書くのは難しいだろうなー。
1月2日は初売りバーゲンと親戚の家で新年会。でもどうせ女性陣はおさんどんが終わったら編み物工房になるんだろう。でも、ああ、森山さんの「2005年12月32日」に同意。新年の抱負とか書きながら、新しい年という実感がない。なにを間違ったのか12月31日にお節とお雑煮を食べてしまったのもまずかった気がする。あれ?そういえば、年越しそばはどこに行ったんだろう。私、買ったのに食べてないじゃない。
チャングムのサントラCDが欲しいよ。アマゾンにあるのは日本版だなぁ。安い輸入版でぜんぜんかまわないんだけども。いや、チャングムをDVDで見ていたら燃え上がって、HMVで試聴して欲しくなった。まったく、新年早々なにやってるんだ。
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2005年12月30日(金) ■ |
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水晶球を抱く女 : 英国妖異譚12(篠原美季) |
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●読了:水晶球を抱く女 : 英国妖異譚12(篠原美季)
父、ベルジュ伯爵が倒れ、急遽フランスに戻ってしまったシモンにユウリは不安と寂しさを募らせる。一方、予知能力(プレコグニシヨン)のあるシモンの異母弟アンリは、ベルジュ家が崩壊するのを見てしまい、父の部屋に残された金貨を手がかりに原因をさぐろうとする。突然アシュレイと一緒に現れるアンリ……。金貨の意味は!?イギリス、フランス、イタリアを舞台に、アンリの出生の秘密が明らかに!!
新刊。今回はシモンの家族編。シモンの両親、謎だったアンリの母とアンリが生まれた経緯、ベルジュ家のきょうだいたちについてかなり多くの事が分かる。竹の花 赫夜姫伝説はユウリの家族編だったし、この調子だとそのうちアシュレイの家族編もありそうだ。今回もちょろっと言ってたし。シモンとユウリのラブシーンが印象に残った!(違 冒頭で分かることなのでネタバレしてしまうと、タイトルの「水晶球を抱く女」とはアンリ(シモンの異母弟)の母マリアのことだ。北イタリアに住んでいたロマで、水晶を使った預言が決して外れないと有名だった女性だそうな。ロマ、名前はマリア、有名な預言者。恋に生きた女性、黒い巻き毛。・・・。そういえば、『ツーリング・エクスプレス』(河惣益巳)のキャラクターに昔そういう女がいたなぁ。
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2005年12月29日(木) ■ |
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帰宅報告 |
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帰宅しました。行き先は伊豆でした。のんびりまったり。旅先でこんなにゆっくりできたのは生まれて初めてじゃないだろうかというほど。ビーチラインとスカイラインを走ってきましたよ。山道は下り坂になると車が御せない感じがしてまだ怖いんだが、まぁちょっとは慣れてきたような?
チャングム(BS2集中再放送)が終わってしまったーー!!うわあん。これから何を励みに毎日がんばればいいんだろう(T▽T) 心の支えだったのに〜。←大真面目なんです・・・。
(12/30追記) 親戚の家に餅つきに行ったところ、祖父がチャングムをDVDで録画しているのを発見。あの几帳面さには本当に頭が下がる。とりあえず1〜12話までコピって来ました。(`∀´)けけけけけ
●アマゾンから到着 和書1冊¥662 洋書1冊¥1924 水晶球を抱く女 : 英国妖異譚12(篠原美季) I, Coriander(Sally Gardner)
"I, Coriander"は21×14cmで、日本の普通の単行本と同じサイズ。アメリカの本によくあるバカでっかい本は勘弁だけど、この大きさなら持ち歩けるのでOK。
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2005年12月28日(水) ■ |
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富豪刑事(筒井康隆) |
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●読了:富豪刑事(筒井康隆)
キャデラックを乗り廻し、最高のハバナの葉巻をくわえた富豪刑事こと、神戸大助が難事件を解決してゆく。金を湯水のように使って。 *本書は今年のはじめ頃に主人公を女性に置き換えてドラマ化されたらしい。
家が大富豪で職業が刑事という神戸大助が、金を湯水のように使いつつ事件を解決していくというぶっ飛んだ設定のミステリ。「キャデラックを乗り廻し、ハバナの葉巻をくわえた・・・」なんて言うから嫌味なヤツかと思ったらそうじゃなくて、鈍いけど性格いいし、腰も低いし、全然普通。ただ金の感覚がぶっ飛んでいる。このぶっ飛び具合と、神戸刑事が言い出す奇抜な事件の解決法が可笑しくて笑いながら読んだ。 筒井康隆の本は(たぶん)始めてだったんだが、上手な作家だなと思った。文章で笑いを取る技術とか、とつぜん場面転換されていても混乱しない書き方とか、その辺が印象的。他の本も読んでみようと思う。
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