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2006年02月08日(水) ■ |
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霧の日にはラノンが視える(2) (縞田理理)読了 |
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●読了:霧の日にはラノンが視える(2) (縞田理理)
内容(「BOOK」データベースより) ロンドンへ戻り、新たな生活が始まった。正式に“在外ラノン人同盟”の準会員となり、傘下の生花店で働くことになったラムジー。相変わらず同盟加入を拒み、自転車便の仕事を続けるジャック。同盟盟主・ランダルの片腕として、忙しく立ち回るレノックス。だが、ひとり組織に属さず個人行動をとるジャックを、ランダルは危険視し始めていた…。妖精郷“ラノン”から来た人々の、波瀾万丈の毎日を描くネオ・フェアリーテール、いよいよ本格始動。
2作目もおもしろかった。 このシリーズは「バランスが良い」。それに思い至って、自分の中で納得ができた。ファンタジー(妖精、ケルト系の伝説)、恋愛もの、ミステリ(謎解き)、動物。色んな要素がバランス良く配合されているので、読んでて飽きないし、気持ちがいい。文章も上手。基本は普通にライトノベルなのだけど、時々ドキッとするような言い回しが挿入されていて刺激的だし、全体的にセンスが良い作家だなと思う。なるほど、本好きに信者が多い訳だ。
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2006年02月07日(火) ■ |
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▲近況 最近メッチャ忙しくて、「いつものノルマ+α」の状態。α=突然辞めた人の穴を周りでなんとか埋めてるってことなのだけど、これは長くは続かないと思うぞ〜。誰かが1人風邪で倒れたらそこで即、穴があくというのは危ない。そういうわけで、絶対に風邪は引けない!! こういう時って、気を抜くとあっという間に体調崩したりするんだよね。しばらくは気合いで吹き飛ばしておくしかないかも。
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2006年02月06日(月) ■ |
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The Mysteries(Lisa Tuttle)@5/32章 |
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●読書中:The Mysteries(Lisa Tuttle)@5/32章
【marginalia様の紹介】を見て買った本。 おもしろい。まぁ、私は最初よくても途中で投げることがよくあるから読み終わるまで分からないけど、とりあえずいい感じ。話があっちこっちに飛ぶわりに分かりやすくて、英語も読みやすい内容は人探しの話のようで、そこから妖精とか、ケルトの伝説とか、そっちへ行くらしい。 表紙の下の方に"What happens when someone vanishes without trace?" とあるが、本当にそのままだったのかな。 主人公はロンドン在住のアメリカ人イアン・ケネディ40歳。イアンは人探し専門の貧乏探偵で、娘が失踪したという女性に依頼されて、今年21歳になるというペリ(Peregrine Alexandra Lensky)を探すことに。イアンの一人称で語られるんだが、読んでて直感的に情景が浮かぶ本は久しぶり。
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