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さらにここんとこのご本 - 2003年08月12日(火) 「日本人に生まれて幸せですか」金美齢 はーい、幸せでーす(笑)。 台湾美人金美齢さんの日本人への叱咤激励の書。 日本に生まれればこそこうして明日の食い物の心配をせずに楽しく暮らしておられるわけですよ。忘れてはいけません、日本は世界でも希に見るしやわせな国であることを。 「狸の幸福」曾野綾子 新聞に絡んだエッセイ集。 「狸の幸福」とはキャンプ客の食料をくすねた狸は珍味を味わい幸福であったろう、しかし多分この先狸は二度と同じものを食べられないのだなあという曾野さんの感慨。…着眼点が(笑)。 「ジェノサイドの丘」(上・下)フィリップ・ゴーレイヴィッチ 前にも書きましたが、アフリカはルワンダで1994年に起こったジェノサイドについての書。数ヶ月間に百万人が惨殺された背後には何があったのか。ルワンダの歴史、アフリカの未来と分かちがたく結びついた悲劇について。 もし機会があったらどなたにもぜひ読んでほしい本。 ただし、ジェノサイドそのものについては詳述されてないような気がしますので、写真付きのルポルタージュなど先に読んでおいたほうが分かりやすいと思います。 とにかくものすごくややこしいのですが、難民援助というのはそもそも簡単に考えるべきではないということを教えてくれます。 - ここのとこのご本 - 2003年08月11日(月) 「殺しの四人」「梅安蟻地獄」「梅安最合傘」「梅安針供養」池波正太郎 と勢いがついて「梅安」シリーズ再読。 これ映像化されたの見てないんですよね。テレビドラマでどう再現されてるか知らないんだけど…梅安と彦さんやばすぎ(笑)。「最合傘」のラストで相合い傘の二人なんかもうこっちが照れちゃうくらいの…傘を差す手が思わず触れて、はっと身をひき必死で何気ない会話を交わす二人。オイオイオイ。男惚れ…か?これは…。 しかし、「鍋にいっぱいに薄目の出汁を張って、ざく切りの大根を…」とこれだけでやたら美味そうな料理の描写はやっぱりすごいっす。 「三人の悪党」「血まみれのマリア」浅田次郎 「きんぴか」シリーズ再読。 わたくし的にもうめちゃくちゃ面白い。何度読んでもイイ! 現実、「プリズンホテル」のほうが完成度は高いと思うんですが、なんかね、もうこのキャラクターが…。ピスケン、軍曹、ヒデさんもう最高。 ちなみにわたくし配役するならヒデさんには故・逸見政孝さんなんかイメージだと思うんですけど。ピスケンと軍曹は…ダメだ、思いつかない(笑)。 「きんぴか」とか「プリズンホテル」って今までに漫画化されたりしてるそうなんですが(見てない)、ジャンル的に「成年誌」系で出してるみたいで。でも本当は意外とナイーヴな作品なので、せめて「青年誌」で、ちょっとデリケートに作画した方が原作に忠実なんじゃないかと思ったりします。誰かうまい人描かないかな。 - ふるやのもり - 2003年08月09日(土) 昔話に「ふるやのもり」ってのがありますね。雨漏りがコワイってお話。 台風はうちのあたりでは横殴りの雨風ではありましたが、まあさしたる被害もなく通過した模様です。 しかし、我が家では雨漏りが発生しました。それもよりによってパソコン部屋で。 プリンタの30センチ右で! マシンの上でなくてよかった……。(((゚д゚)))ガクガクブルブル 晴れたら屋根の様子を見ないと…。 築70年ともなると、いろいろガタも来ますねー。 デジタル生活には何よりコワイかも知れない。雨漏り。 -
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