竹裡館の怠惰な日々...竹裡館住人

 

 

予想以上に。 - 2005年03月23日(水)

「香港国際警察」観てきましたー。
思ってたよりずっと面白かったですよ!(そこはかとなく失礼)
なんだかたいそう重い話だとか聞いてたので、ポリスストーリーだとジャッキー重たい話やるよな〜、それかな〜とちょびっと心配しておりました。
ていうかそもそも特別出演のウー・バイ目当てだったりしたあたりが(笑)。

前半は重い…ていうかヒドイ…。何遍も観たいけれどもニコラスが出てくるまでの序盤はあえて見ない方向で(コラ)。だって見るの辛いよこれ。出来の云々じゃなくて(出来はスゴイです)かわいそすぎるので。
しかしニコラスが出てきた瞬間からはお勧めです。そんなひどい勧め方はないと思うけれども。いやホントに。
「ドリフト」でニコラス・ツェーをけっこう見直したわたくしですが、この作品で凄く見直しました。
男子三日あわざれば刮目して見よ。
もはやただの美形ちゃんではありません。キャラがたったというか一皮むけたというか。ジャッキーとのコンビがまたとても良いんですね。この子は濃い人と組ませるととくにいい味出しますね。
飄々とした味というか、肩の力が抜けたというか、陰影が出てきた感じですね。これなら彼だけ目当てに映画観てもいいな。

シャーリーン・チョイが強烈に可愛い。警官姿が不埒なほどキュート。心の中のおっちゃんが別方向で以下略。
テレンス・インがまた中ボス役で…(笑)。気がついたら自分何回同じような役回りでこの人見てるか数え切れぬほどです。だってホントにいつもいつもいつも半端な悪役なんだもの。ステキなんだけどなあ。見慣れすぎてなんだか愛が沸いてきました。
しかしジャッキー、もう五十だよな…なんなんだあのアクション…。信じられんことですよ。それにやっぱり五十になっても可愛い(笑)。こう、動きがなんか可愛いという。

脚本も良くできていました。ちゃんとカタルシスもあるしね。構成もいいよね。最近の香港映画は隙がなくなってきて凄いなあ。ある意味寂しくもあるが…。出来がいいに越したことはないですからねえ。

お目当てでいったウー・バイの出番は本当に本当にほんのちょびっとだったですが、とりあえずスクリーンでウー・バイを見られただけでもよしとするかなーという感じであります。このご縁をつなげて、再度ニコラスとの共演超希望。「ドリフト」ではお友達、「香港国際警察」では親子(!!)、さあ次は。さあさあさあ。


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ながら族 - 2005年03月18日(金)

人間椅子用の資料作りに、だかだか旧式ノートパソコンで文書入力しながら、同時に手持ちのディープパープルのレコードをMDにダビングしながら、さらに目の前のテレビではベタニーの尻がゆうめいな「ロッキュー!」を深夜放送していたのでビデオ録画しながら過ごす春の深更。
少し落ち着け自分。

今更ながら「燃えよドラゴン」鑑賞してみたり。
ブルースはわたくしが思っていたよりずっとキュートでした。
が。お話は…えーーーっと。まあこれも言うだけヤボですね。

一緒に借りた「覇王別姫」、これはもう借りるカップリングがミスマッチの極みだったかも。
レスリー・チャン色っぺええええ!
しかもお話があんまりスイーリアスだったので夜中にめっさ落ちこみ。でもあの京劇の女形シーンは必見かと。キレイだなあどうも。
子役時代のほうが、ある意味ドキドキしたかもですけど。小豆役の子供、この子今どんな青年になってるのかしらん…。子供のくせに不埒なほど色っぽい…。
京劇、日中戦争、文革についてある程度の知識は必要かもですね。文革ってのはほんといやな時代だ。
段小樓役の人が、昔々に観た「駱駝の祥子」に出演してたっていうのが個人的にちょっと驚きでした。大学時代に中国語勉強する都合で観た中国映画でしたが、ひたすら暗くてつまんなかった記憶が。文芸作ってやつですね。あれのどこに出てたのかしら。


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レコードまつり - 2005年03月13日(日)

今秘蔵レコードのMDへのダビングを行っております。
なんせ20年以上前のしろものですので、かびたりして汚れがひどく同時に針飛びもひどかったりしたので、何かクリーナーをと古レコード店へ探しに行きました。
ところで、古レコード屋さんの店長さんなどという方は、今時はたいていマニアでいらっしゃいますね…。そりゃそうですよねこのご時世。

クリーナーを物色していたら、すっと近寄られまして「クリーナーですか」と早くも誠心誠意な声音で話しかけてくれます。そしてお勧めのクリーナーについて語られるんですが、けっこう高いんですね、お勧めのクリーナーってのは。非常に高性能だそうで、カビの除去は勿論、音質の向上がすごいと。但しわたくしの予算の倍くらいするという。でも熱心なお勧めなんです。これがただのセールストークならまだかわせます。

「レコードを愛する人の本気のお勧め」なんですよこれが!
これはかわしにくい。わたくし「聴ければいい」くらいの腐った耳の持ち主なんですけど…。店長さんほどレコード愛してるとも云いがたいんですけど…。それだけにかえってかわしにくい(笑)。

けっきょく、お勧めに負けて買ってしまいました。
でも、それを使ってみたらあら不思議、針飛びしてどうにもならなかったさだまさしの四半世紀前のレコードが(笑)クリアーにスムーズに聴けるじゃありませんか!
いやあさすがはマニアのお薦め、高いだけのことはあります。
色んな意味で、恐るべし、マニア。


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