Don't kiss my tail

俺のしっぽ

2002年08月10日(土)  過呼吸

先日亡くなった後輩っていうのはバイトのコなのね。
そんで女のコはほとんど滅入ってて、仕事出来る状態じゃないから俺やマーシーとわりと平気な女のコでその滅入ってるコの分を働いてる。

休みなしで。

いつものように昼働いてたら
「やっさん来て!!」

急に真顔で呼ばれて行ったら、わりと平気だった女のコが倒れていた。

「寒い…痺れる…」
と言いながら、小さく細かく息をしていた。

やっぱり強がってても、そうとうショックだったらしい。
そのコは過呼吸に陥っていた。

幸い倒れたコが看護学校のコだったので、そのコの言うとおりに対処したのですぐに落ち着いた。

う〜ん、やっぱ参ってたんだな。

「大丈夫、あとは俺とマーシーで足りない分は補うからゆっくり休んどけよ」
と言ったものの

ますます俺達のやる分が増えた。
正直俺も結構ヤバイんだけどな。

でもまぁこんな状況だし、頑張るしかないか。



2002年08月09日(金)  短髪薄命

短髪薄命です。

もう髪が伸びてきやがった。
ホント短髪って金かかる。
つーか結構マメに切ったりパーマかけたり色入れてるから、頭に一番金かけてんだよな。

そんなたいした頭じゃないのに。

ちなみに俺はコロコロ店を変えない。
んでたまたま切ってくれた人でよかったら次指名する。

そんでもって気まぐれで違う人を指名すると、いつも指名してた人がギクシャクするが笑える。

自分のどこがダメだったか聞かれたりとかな。

んなこときかれても
「ん〜、なんとなく♪」
と答える。

ホントになんとなくだしな。

美容師も大変だ。



2002年08月08日(木)  むむ

おうおうおう
いつまでも落ちてる場合じゃねーZE!!
そろそろ元気ださねーとNA。
マジDE。

そういやぁ
『Sweet〜cutie pop collection』
っていう日本の女性シンガーの楽曲ばかりのオムニバスアルバムが発売されたんだ。

収録曲はというと松浦亜弥の『LOVE涙色』やZONEの『secret base』とかだ。
王道だな。

まぁここまでは許せます。
まぁまぁ
メロン記念日の『さぁ!恋人になろう』もなんとか許します。

まぁまぁまぁ誰だか知らないけど12.ヒトエの『レントゲン』もいいとしましょう。

しかしね
しかしですね

『ドラマティックに恋をして』
釈由美子

はどうでしょう?

ドラマティックでさらに恋をしてですよ?
釈ですよ?
アケミチん家のカレンダーですよ?

いいんでしょうか?

平家みちよはいつまで芸能人なんでしょうか?

つぶやき四郎が『俺はもうつぶやかない宣言』をしたんですがいいのでしょうか?

へらちょんぺは今どうしてるんでしょうか?

近所のラーメン屋の店員が無愛想なんですがいいんでしょうか?

しかもキムチが食べ放題なんですがいいんでしょうか?

こんなまとまりのない文でいんでしょうか?



2002年08月07日(水)  バンダナ

後輩のおつやでした。

俺が行った時間はもう12時をまわり、人はほとんどいなかった。
後輩の遺影はバンダナをしてベロを出していた。
いつもバンダナかキャップをかぶっていて、棺桶の中の後輩もバンダナがつけられていた。

一緒に行った全員が泣き崩れていて、マーシーもどうしようもない状態になっていて、こんな中でせめて俺だけは冷静じゃないといけないと思い、一所懸命こらえ、後輩のお母さんに挨拶をしてみんなを連れてった。

その後しばらくみんなと一緒にいて、みんなが落ち着いたところで解散した。

やっぱり強がってても一人になるとダメだね。
いままでこらえてたものが一気に解放され、顔がくしゃくしゃになるまで泣いた。



2002年08月06日(火)  17才

2時間前まで一緒に遊んでた後輩が亡くなりました。

単車でダンプに突っ込んだそうです。

フリーターでまだ17才の元気いっぱいのコでした。

アホでどうしようもなくヤンチャだったけど、俺にとってはカワイイ後輩で、

「今年の夏はまだ全然エンジョイしてないんスよ。
でも今日増井さん達とボーリング楽しかったッス。
次は負けないッスヨ!!
絶対リベンジしますよ!!
ま、俺が勝ったらそのまま勝ち逃げしますけどね。」

この言葉が耳から離れなかった。
事故の2時間前のセリフだ。

結局俺の勝ち逃げになってしまった。

動かない後輩のところに案内され、頭に包帯がぐるぐる巻きになっていて、顔がキレイに拭かれていた。

「みんながアンタに会いに来てくれたわよ」

と、お母さんが後輩に話しかけている時、涙が止まらなかった。

俺の体は疲れきっていて衰弱しているのに、なぜか眠れず、一瞬寝て夢に出てきた後輩はすごく楽しそうで、一緒に笑っていた。

今、当たり前に生きている俺や周りの人が、けして当たり前ではないと実感した。

命ってのはあっけないな。
こんな簡単にいなくなってしまうものなのか。
すごく悲しくて、正直まだ実感出来ないでいる。

今日にも元気な声で
「増井さん!!
そりゃないッスヨ!!」
なんて声がきこえてきそうだ。

まだ17才なのにな。

事故前まで後輩と一緒にいたので、俺に警察の事情聴取があるそうです。


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