いつもの通りアケミチと俺の二人旅行です。 あ、二人ともそういう関係じゃないのでご安心下さい。
しっかし毎回毎回旅の前日はバイトで疲労たっぷりだよな。 二人とも。 ホントはもっと早く出るつもりだったが、さすがに体がもたないと思い、AM10:00に迎えに行くことに。
え? 宿はどうするって?
車ス車。 宿がとれなかったんスよ。
宿は俺の車のファンカーゴでございます。 床下ガッチャンすれば全長170cmという広さ!! まさに携帯空間!!
べ、別に宿とれなかったことの負け惜しみじゃないからな!! 負け惜しみじゃ!!
あ〜宿で寝てぇ。
荷物も適当に持ち、アケミチん家に10:00の約束が、10:30に到着。 やっぱヒーローは遅れてやってくるっていうからな。 この遅刻は当然だ。 もちろん俺は謝らない。
俺「あ、着いたよ。アパートの前に番長停めしてるから」
アケミチ「遅いよ〜」
荷物を抱えアケミチ登場。 何を抱えてるかというと…
布団。
車で寝るからな。 しかも普段愛用のマジ布団にもれなくマジ枕を装備という準備のよさ。 そんなアケミチ君が大好きです。
あー、そういえばまだ目的書いてなかったよな。 富士山登山と富士五湖とその周りを適当に観光です。 ちなみに旅行雑誌を前々日に2冊買って、ほとんど中身を見ていない。
つまり準備は万端だ。
アケミチも乗ったところでいざ出発!!
と、言いたいところだが、アケミチが 「モノモライが出来たから目薬買いたい」 と言うので薬局へGo。
ついでに旅にいる物も買うことに。 え〜っと、シャンプーとリンスとボディーソープは必要だね。
あと俺の携帯用歯ブラシセット。 一応アケミチに 「この歯ブラシって俺個人の物だけど、経費でおちる?」 って聞いたらオッケーが出たので、二人で割り勘する買い物カゴに投げ入れた。
やっと買い物を済ませ、インターに向かい出した。 途中でなんとなくアケミチに聞いた。
「るるぶ(旅行雑誌)持ってきてるよね?」
「うん…
ない」
なにぃぃぃぃ!!!
再びアケミチ亭に戻り『るるぶ』を取りに行き、やっと高速に乗った。
時刻はもう11:30だった。
そして二人ともすでにちょっとぐったり。
ぶぃ〜ん 外は飽きれるぐらいの晴天。
高速を走っててこんな気持ちいいことないね。 平日の昼間ということで、走ってるのはトラックぐらいでガラガラなの。 あんまり気持ちいいもんだから、気付けば時速150kmいっちゃってたね。 意外に出るもんだねぇファンカーゴ。
車の中には溢れんばかりのMDが入ってるから、旅中は74分のMDが切れる度に別のMDに変えることにした。 結局4日間もったから、俺の車の中のMDの量の多さがわかるよな? たしかに多いです。
途中でハイウェイカードを買うためにパーキングへ寄ることにした。 カードを買った後、 ひょっとしたら富士山が見えるかもという淡い期待を抱いて二階の展望レストランに入った。
ドキドキ
二階へ上がると
ショボイ景色が辺り一面広がってた。 何が展望レストランだよ!! なんも見えねっつの!!
そんでもって味濃いっつの!!
怒りを抑えて再び出発。
俺「ん〜、たしかこないだどっかのパーキングで富士山がきれいに見えるってテレビでやってたんだけどなぁ。」
ア「あ、この後で日本坂と日本平ってパーキングがあるよ。どっちだと思う?」
俺「だぶん日本坂かな?」
ア「マジ?信じるよ?」
俺「バーカなめんなよ?
2分の1の確率の時の俺の予想だったら、10中8.9ハズレんだよ!!」
ア「ダメじゃん!! じゃあ日本平が正解ってこと?」
俺「う…、俺が日本坂って思うから、たぶん正解は日本平だと思う。」
ア「でもまぁとりあえず先に日本坂があるからそっち先寄ろうよ」
そして日本坂に入った。
…
ちっさ。
なんと小さな無人パーキングだこと。 自販とトイレしかねーんだもん。
まさかホントに俺の言った通りになるとはな。
意外と凹みます。
そして日本平というパーキングに着くと、それはそれは立派なパーキングエリアでした。 二階では富士の景色は絶景だそうです。
ま、上がんなかったけどね。
だってどっちにしろ富士市に行くからね。 予想が外れてちょっとテンションの下がったbabyでした。
今日は富士の周りとぐるっと周るつもりだったので、まずは白糸の滝という滝を目指すことにした。
とりあえずは一本道をず〜っと行くだけ。
走ってて思ったんだけどさぁ、富士宮市ヤンキー率高すぎ。 ホント多いの。 地域色というかなんというか…ね?
一本道を走っていたら、ユニクロ発見!! 寝間着をもってきてなかったから、ユニクロで買うことにした。
中でアケミチがジャージと下着を買っていた。 しかし俺はなにも買わなかった。
隣りにデッカイ雑貨屋があったので、そこにも寄ってくことに。
へ〜色々あって面白い。 あいかわらずヤンキー多いけどね。 その中で俺のハートを鷲掴みする物を見つけた。
テレビのリモコンだ。
今「へ?」って思ったでしょ? 違うんだ。ピストルの形してんの。 そんでテレビに向かって引き金撃つとチャンネルが変わるの。
あ〜欲しい!! マジ欲しい!!
3500円。
しかし、今日はそんなことのために来たんじゃないだろ?の一言で我に返り、泣く泣く出発することにした。
時刻は3時過ぎ、いらんとこで時間くってしまったな。 どんどん真っ直ぐ行くと、次第に建物が少なくなり、白糸の滝○Kmという立て札が立ち始めてきた。
お?ここ左かな? 無料駐車場すぐそこという看板をたよりに突き進んだ。 車は人が歩いている細い道に突っ込んでいた。 おいおい大丈夫なのか?
すると、おっさんが出てきて 「駐車場停める人達?」
ちょっと片言で話し掛けられ、ハイと返事をすると、 「じゃあコッチね。」 さらに細い道を通らさせられた。 ホントに大丈夫なのか?
どうやらそこはおっさんの店の駐車場らしい。 停めてエンジンを切った後におっさんに言われた。
「うち無料だけど、無料なのはうちで800円以上買い物した人だけね。そうじゃない人は600円もらうからね。」
え?さっきそんなこと一言も言ってないじゃないか。 これってキャッチと仕組みがあんま変わらない気がするんスけど…
まぁ、ここまできてケチってもしょうがないでおっさんに貰った地図をもって白糸の滝まで歩いていった。
おっさん曰く 「必ず左の道から行ってね。まず音止の滝があるからそこでちょっと見てってね。その後白糸の滝見た後うちで買い物して帰ってね」
買わねぇよバカ野朗。
どうやらコースが決まってるらしい。 ちょっと歩いたら、すぐに音止の滝があった。
アケミチ曰く 「今日は平日だからあんな近くの駐車場に停めれたんだね。前来た時は人がいっぱいで全然ゆっくり見えなかったよ。」
柵に体を乗り出し、音止の滝を見た。
ゴォォォォ!!
音止の滝は圧巻だった。 ↑クリック
バカでかい上に音がすごい。
アケミチと話してても、ライブ中に会話してるみたいだ。
アケミチは白糸よりもこっちのが好きらしい。 俺は白糸の滝を見たことがない癖に、 「うん!!俺もこっちのが好き!!」 とほざいていた。
声も聴こえないぐらい音がうるさいから音止の滝というのかと思ったら、違ったんだ。 ちょっと記憶が曖昧だから違うかもしれないが、昔、蘇我か誰かが密談を滝の前でしていた時に、滝の音がうるさいから、
「うるさいっ!!」
って怒鳴ったら、音が止んだというのだ。 それで音止の滝なんだと。
なんつー無茶苦茶な話なんだ。 試しにちょっと俺も叫んでみたかったが、ちょっとアレなコと思われそうだったので、やめといた。 なによりそんなことしたらアケミチが苦い顔をしそうだしな。
それにしても来ていた修学旅行生の邪魔なこと邪魔なこと。 固まって通路を通りづらいっての!! 他の観光に来た人も困った顔をしていた。 全然道が進まないんだ。
道は一本しかないし、このままだらだら修学旅行生の行列のペースについてったら日が暮れるっての。 橋の上で固まってたりするし…。
が、そのなことでめげる俺ではありません。
「てめぇどけよこの野朗!! 邪魔するとぶち殺すぞ?」 という顔で突進したら、まぁ見事に道があきました。
うんうん、これで白糸の滝まですぐ着くぞ。
俺の作った道を後ろからスイスイ進んでくるアケミチ。 たぶんコイツが一番賢いな。
白糸の滝につくと、写真とは違う、想像以上の景色が俺の視界いっぱいに広がった。
その時の俺の気持ちを簡単に文字にあらわすと
「うわぁ…」 ↑クリック
これだけで十分だと思う。 やっぱ実物はすごい。
母さんごめんなさい。 さっき音止の滝の方がいいと言ってしまいましたが、白糸の滝のが大好きです。
そんなことを口走りたくなるぐらい。
ザァァァ 音止の滝ほどではないが、大きな音だ。 近くまで行ったので、水しぶきがとんでくる。 なんとも気持ちいい。
すると、こんなありがちなきまり文句をアケミチが言った。 「やっぱ自然がつくったものにはかなわないね。」
この野朗。 カッコいいじゃねーか。
これは一度見る価値があると思う。
名前の通り、白い細い糸が沢山垂れているようにザァーって岩の隙間からいくつも出てるんだ。
例えるなら、ビニール袋に水いっぱい入れて、細かくいっぱい穴開けた感じ?
ちょっと、いや大分違うな。
でもピューって感じは合ってるかも。
十分満足したところで駐車場に向かうことにした。
もちろんおっさんの店で買い物するそぶりすら見せず、サクっと金を払って出発した。
白糸の滝を出ると、空が大分暗くなってきていた。 さらに雨雲まで出てきた。
アケミチがポツリと言った。
「ホントはもうすでに富士山が見えててもおかしくないんだよね。」
どうやらドーンってインターを降りた直後に富士が見えるらしい。 天気がいいのに、富士山の周りだけ雲で覆われているというのだ。
オーマイガッ なんてこったい。
しかも朝霧高原を走っていたら、雨雲のせいで空が真っ暗になったんだ。 ついさっきまであれほど天気だったのに…。 つまり全然景色が綺麗じゃない。
やっぱ景色の良し悪しは天気だね。 仕方ないので道の駅によることに。
すごく綺麗な道の駅だった。 まだ建ててそれほど経っていないのだろう。 そしてソフトクリームの売店のコもすごく綺麗だった。
中の食堂でメシをすませた後、アケミチとはなしあった。 当初の予定では、富士をぐるっと周って富士宮市で宿を探すつもりだったが、こんな天気で無理に周ってもしょうがないだろ?と。
実際予定の40%ほどしか富士を周ってないが、今日はココ道の駅の駐車場で寝ることにした。 雑貨屋で俺が悩んだからとかいうなよ?
道の駅のロビーに大きなガラスの窓があり、本当ならここから富士が一望できるという。 なんの確証もないが、明日の朝の天気に期待することにしよう。
とはいうものの、時刻はまだ6時半ごろ、疲れているとはいえ、寝れるわけがない。 何度も小腹が減っては売店に買い物に行った。 しかしね、車の中で寝るということに最初少し抵抗があったが、慣れちまうと快適だな。 目の前にでっかい売店もあるし。
何度も行っているうちに、売店のおばちゃんと仲良くなった。 まぁこんだけちょこちょこ買い物して店に投資してたら当たり前だ。 キャバクラで例えたら、同伴出勤してもいいぐらいだからな。
そこのソーセージがやけにうまい。 パンに挟むだけだが、やたら美味かった。
ソフトクリームも買ったのに、店員は機械的で全然仲良くならなかった。 ちなみに俺が食ったのは『こけももソフト』っていうちょっと甘酸っぱいの。
車に戻り、急遽予定を軌道修正し、明日どうするかを本を片手に考えた。
俺が色々考えている間、アケミチはというと、
パチンコの新台の攻略をパチンコの本を片手に考えてた。
こ、こいつ…
まぁ元々あてにしてないからいいんだけどね。 色々決めたりすんのは俺担当。 彼はナビをやってくれるだけで十分すぎる働きをしてくれるしね。
大まかなプランを考え、ちょっと横になったらぐっすり眠っていた。
ガサガサッ
ドドド ガンッ!!
ダッダッダッダ
ビックリして起き上がると、アケミチがすごい勢いでトイレに走っていった。
なんだ? 腹壊したか?
しばらくすると、タバコ吸いながらトイレから出てきた。 顔はすごく清々しかった。
が、トイレから2.3歩歩いた直後に、ビクッとし、再びトイレに走ってた!!
大丈夫なのかアケミチ!?
さらに5分後、最高の笑顔で車に戻ってきた。
こんだけ俺に心配させて、彼の第一声はこれだった。
「いっぱい出た♪」
…
彼はすごく興奮していて、さっき出した自分のうんこについて、熱く語っていた。
なんでも写真に撮りたくなったぐらいたくさん出たらしい。 思わず外に出て、みんなを集めて見せたかったぐらい出たらしい。 流すのがもったいなかったぐらいたくさんでたらしい。
そんだけ熱く語られたのに、俺の一言は冷たかった。
「へぇよかったな」
トイレ騒動も終わり、二人とも就寝した。
夜の朝霧高原はこんな感じだ。 ↑クリック
先輩からレッチリのCD貰った。 By the wayっての。
あ〜やっぱレッチリいいなぁって思った。
ちなみに俺はそれほど音楽に詳しくはない。 高校の頃は一生懸命人の知らない人達の音楽を聴いていたけど、なんかそれも途中でバカらしくなってきてやめた。
わざわざあまり世間に認知されてない音楽を聴きまくり、その中でちょっといいのを見つけたら、得意顔で友達に勧め、ちょっと売れ出したら嫌な顔をする。 売れ出してから知って、イイと言ってる人を見ると 「おせーよバーカ。今更言ってんじゃねーよ。」 なんて思ったりしてた。
でもよく考えたらこんなくだらないことねーよな。 前から知ってるからなんだってんだ。
結局音楽なんてのは自分が聴いてイイと思うか思わないかで、人がどう思ってようが自分には関係のない話だ。
あー、ちなみに俺はさっき書いたような人が大嫌いです。 マジFuckです。
でもいいだろ? 俺に嫌われようが、キミの生活に俺は一切関係ないんだから。
ばいーす babyス。
なんかね、別に言うことじゃないんだけどね、疲れきってるとついつい疲労自慢しちゃうのよ。
だって聞かされる方からしたらアレじゃん? 「はいはい」 って感じだろ? だけどついつい「寝てねぇ」だとか「疲れた」だとか言っちゃうんだよね。
誰も彼もにいうわけじゃく、ホント限られた人にしか疲れた姿を見せたくないから、 逆に俺が心を開いた人や場所(ココね)だとやたら疲労自慢しちゃう。
じゃあそろそろ大声で言わせてもらいます。
「マジ体が疲れきってどーしよーもねーっての!!!」
あ〜スッキリ♪
友達と一緒にいて、いつもは普通にしてるんだけど、なんか甘えてしまった。
疲れてたのか人肌が恋しかったのか、ただ寂しかっただけなのかはわからないが、その時の俺は肩に寄りかかっていた。
何をするわけでなく、ただ寄りかかっていた。
おかげなんか落ち着いた。
ほとんど俺はなにも喋らなかったし、むこうも喋らずただ寄りかかっていた。
体が少し軽くなった気がした。
しばらく恋愛とかしないつもりだったけど、そういうのも悪くないなと思った。
いい恋探そっ♪
ほいほい babyです。
アクセス解析を見たら、検索で俺の日記にきた人がいた。
で、どんなコトバで検索して俺んとこきたと思う?
『テク 潮吹き』
…ありえんだろ? なんつー検索してんだよ!! 本性丸出しって感じだな。 あいかわらずそんなんで検索に引っ掛かっちゃうバカな文章書いてる俺も俺だけどな。
なによりネットでテクを調べただけで、果たして効果はあるのだろうか?
正直微妙じゃないスかねぇ?
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