ろさんじぇるす日記 takie 【MAIL

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05/16/03 旅行記のグランドキャニオン(南と北)、フォーコーナーズ、ニューメキシコ州(北部と中部タオス、サンタフェ、アルバカーキー)
04/27/03 写真館の1997アメリカ横断の旅
04/27/03 旅行記の1997アメリカ横断の旅

04/02/03 033103 Poppy field forever ケシの花
03/31/03 032103 anti-war/戦争反対デモ
03/15/03 生活のハンバーガー部門を

2002年08月07日(水) タオス プエブロ インディアンの街 =Taos, NM=

ってなわけで、すでに旅行は、四日目の朝を迎えた。
よめさんが、アメリカ先住民に興味あり、
充分にタオスの街を見学したいとの意見(本当は、自分も気になるんだけど…)と、
寄ってみたいメサベルデ国立公園 Mesa Verde National Parkが、
火事の為、閉鎖されていることから、この日の出発は、少し早めとなった。

06:45 Cortez, CO depature
666 south
07:05 Entering to New Mexico
07:25 Shiplock, NM
666 south/64 East
09:53 Jlcarilla, NM
11:40 Tres Piedras, NM
12:35 Rio Grande Bridge, NM
13:20 Taos, NM

666を、南に走る。
まだ、出きっていないというか、雲に隠れている太陽を左手に見ながら、
ミニバンを運転する。

Shiplock, NMに着いた、予想よりも大きな街みたいだ。
666から、64に乗り換える
制限速度も時速35マイルと市街地並だ。
それもそのはず、隣町のBloomfield, NMまでの約30マイルは、
まさに市街地だった。

久々に聞く緊急車両のサイレン、その覆面パトカーのSUVは、
64号線を西側に全速力で走り抜けて行く。

ヒッチハイクする人も多いことに気付く。
白人ではなく、先住民かラテン系だろうと思われる。もちろん、男(達)だ。
仕事に行くのだろう。

旅は、道連れ、世は情け という諺を知っているなら、
行ける所まで一緒にといいたいところだ。
しかし、アメリカ旅行初めての妹もいるなかでのヒッチハイクは、
考えさせられるものがある。

このNMという州は、とても豊かな表情がある。
実は、今回の旅行をする五年前に、ニューメキシコ州南部のCarlsbad, Whitesandsを訪れたことがある。
その時の印象から、この州は、アリゾナ州みたいに砂漠の町だなと思った。

ところが、今回、ニューメキシコ州北部の64号線を走っている分には、そんなことを言えないくらい針葉樹林がある。
白樺まで生えている。この州は、決して、砂漠だけの州とは言えない。

牧草地が広がる山道を登り、そして、降りる。道の脇には、小川が流れている。
是非、車を降りてその小川まで行ってどんな生き物がいるのかを見てみたかった。
しかし、これぞと思う場所に車を停められない。
曲がりくねっている上に、路肩が狭すぎる。

かなり走った山道に、雲が被さってきた。
と、思ったら、にわか雨の到来である。
夕べの天気予報が当たっていた。
また、先の給油場所で話したおやじさんの話しは、本当だった。

タイヤ一番滑り易いのは、降り始めだ。慣れない山道を用心しながら進む。

下り終わった場所は、285号線と交差する付近になる。
自分達が憧れるような古き良きアメリカと印象付けられそうな
コーヒーショップがその交差点にあった。
灰色の重い雲が、ひなびたコーヒーショップを覆う。

グランデ川 Rio Grandeは、アメリカとメキシコの国境の川で有名だ。
この川に架かる橋を車で渡った後、歩きでも渡ってみた。
この川は、茶色に濁っている。
そして、ここは、とてつもなく深い。
コロラド川に架かる橋とは、全く異なる。高さがある。

大型トラックが、橋を通り抜けている。
地震かと思った。ただでさえ、高いところは、苦手。
おまけに、足場がしっかりしていない橋に立っている。
足がすくんだ。くるぶしあたりからなにかを訴えているように感じた。
橋の対面にいるよめさん達を見た。よめさんは、腰を抜かしそうになっている。


タオスの街を散策した。自由行動にした。
二時間の探索後、判明したことは、この街は、世界各国の民族的工芸品店や
芸術家の作品を並べているお店が集まっているということだ。
アフリカの民芸品、メキシコの民芸品、アメリカ先住民の民芸品。
外観は、薄茶色で統一されているが、取り扱っているものは、多種多様だ。

確かに、先住民の工芸品を扱っているお店もある。
しかし、そのようなお店は、白人が店員だ。
がっかりした。

自由行動のはずのよめさんと途中で合流した途端に、にわか雨が降り出した。

夕食は、宿の女将さんがお薦めする近くのメキシコ料理となった。

この日の写真集

明日は、Santa Fe and Albuquerque, NM 
ニューメキシコ州サンタフェとアルバカーキ―です


2002年08月06日(火) フォーコーナーズ =Four coners; UT, CO, NM, AZ=

09:00 departure at Page, AZ
09:05 Outlook at Lake Powell, AZ
09:30 Wah weap at Lake powell, AZ
13:00 Navojo Monument, AZ
16:00 Four Coners; UT, CO, NM, AZ
19:00 Cortes, CO

初日、二日目と長距離を走る日だったので、今日は、ゆっくりめの出だし。

曇りなのが残念だが、突き刺さる太陽よりはましだろう。

パウエル湖の展望台からの眺めは、すごいな〜。
遠くに煙を吐く建物がある。
たぶん、navajo族の発電所だろう。

このあと、WAH WEAP(ボートを湖に出し入れする場所)
を見学した。

女性陣も言っていたけど、ものすごい数の車が止まっているね。
それもそのはず、ボートを引っ張る車は、
SUV(スポーツ ユーティリティー ヴィヒケル)だから、でかい。
それに、船を牽引する車でしょ。
よって、駐車する場所も観光バス並の大きさ、つまり、普通の車の2倍だよね。
引っ張ってくるボートもジェットスキーから、クルーザーまで、いろんな種類があるよね。

そんな車が、たくさんとまっているにも関わらず、湖には、
それほどボートが見えない。

広いんだね。この湖は…。
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パウエル湖のあるPage, AZをあとにして、
この旅の第二の目標だったFour Conersに向けて、
進路をState98を南東に向かう。
そして、US160を北東に向かう。まだ、陽はでない。
地図に出ていない町、Kaibito, AZで、よめさんと運転を交代。

NAVAJO族の博物館に到着した。
荒地に雑草しか生えていないとしかみえないのに、
彼らは、その植物をしっかり自分達のものにしていた。

その植物は、薬草になったり、食用になったり、おまけに、染料になったりする。
そんな知恵があるからこそ、この荒野で生きつづけられたのだろう。

我々は西洋化しているが、彼らは、頑固に彼等の生き方を貫いている。
しかし、物質的経済は、彼らの生き方さえも変えるということを知るには、
あと二日必要だった。

昨日の残りのサンドイッチを野外にある備え付けの机と椅子で取る。
厚いフランスパンに豊富な種類のハム。それに、レタスときゅうり。

フランスパンが、ぽろぽろと地面にこぼれる。
それを小さな蟻が引っ張る。
ハムの切れ端が落ちた。
パンくずに集まっている蟻とは、異なる種類の大きな黒光りしている蟻が、
興奮しながら、かじっている。
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Four Conersに向けて出発したのは、14:10だった。
快適な運転環境が続く。
LAの街もこんな感じで運転しやすいといいけどね。

さあ、着いた。
ここは、NAVAJOの土地にある私有地なんだ。
だから、US160から彼等の私道を通っていかなければいけない。
その通行料は、一人三ドル。

おみやげ屋さんがあるんだね。
ここは、グランドキャニオン沿いにあるお店よりも安いよ。
やっぱりグランドキャニオンは、世界的に有名な観光地だからね。

だけどさ、観光するのは、やっぱり春から秋にかけてじゃない。
稼げる時に稼ぐのは、必然的だよね。

よめさんが、Tシャツを買った。
自分は、例によって例のごとく、
地名の入った帽子を買った。
今回は、気に入ったのがあったので、嬉しい。
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ここで、気付いたのは、今晩の目的地のCortez, COは、夏時間を採用していると
いう事実だ。

AZでも、NAVAJOの人たちは、夏時間を使っている。なぜなら、彼らは、AZだけではなく、別の州にも住んでいるから。
と、いうことで、
17:00 Four Coners着
18:00 Four Coners発 となった。

Four Conersをでて、すぐに水の流れる川があった。
久々にみた水の流れる川だった。
そんなに大きくないが、
鹿が、中州で水を飲んでいた。

19:00 Cortes, CO着
宿泊手続きをしてる時に、受け付けのおばちゃんがいうには、
mesa verde国立公園は、火事のため閉鎖中。金曜日に再開するという。
かなり悲しい出来事でした。
しかし、先住民の踊りが今晩見れるということで、荷物を部屋に置いて出発!

6歳くらいと3歳くらいの女の子の踊りから始まって。
次にそのお父さんの踊り。
さらに、6歳の女の子が、一人で踊り。
また、お父さんが、踊る。

モカシンって、先住民の知恵だったんだね。
シャツにいろいろものをつけて、動くと音が出るようにしているんだね。
小さい女の子も頑張っているよ。

おとうさんは、足首にも音がでるように飾りをつけていた。
長い時間踊るんだね。
二回目は、十分くらい踊っていたよ。

最後に、皆で手をつないで輪になってその広場を駈けた。
女性陣は、その案内が会った際に行ったが、
自分は、荷物を見ようと席を離れなかった。
が、みんなが手をつなぎ、楽しい声を上げて、広場を廻り始めたとき、
先頭で誘導している先住民のおとうさんと目が合い、来いと、言わた。
すぐさま席を立ち、ついていった。

これは、この旅の忘れられない思い出です。

注:この先住民の踊りを写真には、撮影しませんでした。

この日の写真集

明日は、Taos, NM ニューメキシコ州のタオスです。


2002年08月05日(月) グランドキャニオン 北側 =Grand Canyon North Rim=

08/05/02

今日は、朝陽を浴びるグランドキャニオンを見ようと考えたけど、
なんと言っても、630マイル、1008キロメートル運転した次の日は、
体力を蓄えないといけないよね。
ましてや、400マイル、640キロメートルを走る予定があるなら。。。
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と、いうことで、ご来光は、見なかった。大変残念。
女性陣二人(よめさんと妹)の体調も考慮して、
06:00起床
07:00出発
の予定。

旅の楽しみの一つに、その場所の帽子を買うことがある。
今回は、以前訪れたが帽子を買わなかったグランドキャニオンの帽子を
買った。
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昨日は、公園の入り口から一番近い展望台のYavapai pointで、見初めて、
一時間くらい歩いた。
妹は、初めてだから、なるべく彼女の希望と取るようにした。
でも、壮大だよね。20億年かかってできた渓谷というのは、
人間の考え以上にことがすすむよね。

そして、宿が固まって建っているGrand Canyon Villegeを西に横切り、
Powell pointと Hopi pointにトラムで移動して夕陽をみた。
つまり、普通の観光客が見るグランドキャニオンだね。

しかし、今日は、公園入口から、東に向けて北側を目指す。
Yaki point から始まり、4−5箇所から今までと違うグランドキャニオンの
表情をみた。
Grandview pointでは、少し山道を降りてみた。
絶壁を恐れながらの写真撮影(笑)
下をみたら、怖いよね。
Moran pointもすごいよ。
だって、切り立った岩が今までと違うよね。
Desertview ここは、東側の公園の入り口になっていた。
塔が立っていて、登ってみた。コロラド川が見えて、川下りしている人がいた。
いいね。やってみたいね。

お昼をDesertviewでとって、イザ北側に向けて出発。時は、11:36だった。
State64で、Carmeonまで、
US89 Bitter Springs
少し走ると、コロラド川の渓谷があった。すでに高さは充分にあって
橋の中央までくると足がすくんだ。
US89A Jacob Lake
16:20にState67 North Rim
全く違うグランドキャニオンの光景に驚いた。
言葉がでない。
手すりがない登山道をおっかなビックリ歩いて
Bright Angel pointから見学。
少し夕陽が切り立った岩を染めようとしていた
17:45に出発して、
20:20 page, AZ

この日の写真集

明日は、フォーコーナーズ(アメリカで唯一、四つの州の州境がある場所)


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