ろさんじぇるす日記 takie 【MAIL

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05/16/03 旅行記のグランドキャニオン(南と北)、フォーコーナーズ、ニューメキシコ州(北部と中部タオス、サンタフェ、アルバカーキー)
04/27/03 写真館の1997アメリカ横断の旅
04/27/03 旅行記の1997アメリカ横断の旅

04/02/03 033103 Poppy field forever ケシの花
03/31/03 032103 anti-war/戦争反対デモ
03/15/03 生活のハンバーガー部門を

2002年08月10日(土) 13時間5分、869マイル =13hours and 5 min. and 869 miles=

07:00 left at accomodation in Alamogordo, NM US70
07:30 finished automobile check
08:00 arrived at White Sands National Monument, NM US70
10:05 left at White Sands National Monument, NM US70
10:50 Cruces, NM US70/I-25
11:00 Mesilla Park, NM I-25/I-10
13:10 reached AZ I-10
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due to the time zone difference between AZ and NM, I use AZ (CA) time following time
------------------------------------------------------------------
12:10 reached AZ I-10
13:38 filled gas in Benson, AZ I-10
15:38 break in Rest area after exit 185 I-10
17:00 break in Rest area just before exit 45 I-10
18:00 filled gas in Quartzsite, AZ I-10
18:30 reached CA I-10
22:10 arrived at my apartment
23:00 returned rent-a-car and settled down in apartment

なんか今回は、帰ってくるのが早かったと思う。
前回は、同じ道を走って14時間だったのに、
なんと、今回は、13時間だったよ。
やっぱり、よめさんが運転できるようになったことが一番の理由だね。

だって、自分ひとりだけが運転していたら、どうしても
休憩が多くなるよね。
特に食事の時くらい。

まあ、今回は、お昼も車を走らせながら済ましたし、
夕食は、とらずに一気にQuartzsite, AZで、給油したあと、
LAまで帰ってきた。
などが、一時間早く着いた理由だと思う。

朝、ホワイトサンズ国定公園White Sands National Monumentに寄った。
Playa Trailを歩き回った。
300mの行程は、とても有意義だった。
初めは、草の生えている平坦な径を通ったが、順路が、丘にかかる登りになると
さすがにしんどい。

朝早く来たせいか、この径は、自分達が最初みたいだ。
足跡が昨日のもの、だけど、薄れかかっているものもある。

その足跡の上に、小さい不思議な足跡もある。
おお、これは、ふんころがし。
でも、動物の足跡もある。
不思議だけど、こんな砂漠でも生き物は、自然の中に溶け込んで生きているんだね。

資料によると動物、コヨーテ、狐、ウサギ、ねずみなどは、夜行性のようだ。
昆虫、鳥類、爬虫類(とかげなど)は、日中に行動しているそうだ。

いい汗をかいた。風が涼しい。
昨日の昼にきたときは、とても暑かったのに、
この朝は、心地よい。

最後に、昨日の昼に訪れた、辺り一面真っ白な砂に囲まれた場所に行って、
瞑想をしたい。

なにも聞こえない。
周りが白すぎて、遠近感がなくなる。
サングラスが必要だ。
このまま、目を閉じたら、それこそ、別世界に入り込んでしまうだろう。

案内所近くの売店により最後のお土産を買って出発する。
今度来る時は、また、冬にくるだろう。

US70を西に向う。ミサイルの実験場を過ぎ、峠を越える。
下りになるとそこは、一大工事現場になっていた。
NASAの施設ができるのだろう。

それに伴い、道路の拡張工事が行われていた。
きっと、今度来る時は、I-25からそのNASAの施設まで
高速規格の道路ができているだろう。

不思議なことに、見間違えかもしれないが、
ホワイトサンズ国定公園の東側は、空軍基地。
だけど、ミサイル実験施設は、陸軍なんだよね。
でも、その西側は、NASAで空軍。
複合軍事施設だよね。なんでそんなに軍事施設が必要なんだろう?

アリゾナ州で何回か休憩した。
気温は、46度を越していた。
オーバーヒートしている古い車が、路肩に停まっていた。

あと、六時間で家に着く予定だった。

この日の写真集


2002年08月09日(金) ホワイトサンズ国定公園 =White Sands National Monument=

07:25 Albuquerque, NM depature I-25
08:30 Rested at Acomilla, NM I-25
09:00 San Antonio, NM I-25/US380
09:10 - 09:30 stood by for military exparment of missile US380
10:35 Carrizozo, NM US380/US54
12:15 Alamogordo, NM US54

せっかくだから、グランデ川(Rio Grande)を見てから出発するべーよ。
そうだね〜。
と、言う訳で、車を東に走らせる。
先日見た同じ川とは、思えない。

川幅も広くそして、橋から高さもない。
とても緩やかな川だ。

車を西方向に変え、I-25を探す。
ダウンタウンを通過する。
かなりお洒落だ。
夕べきていたらなにか新しい発見があったかもしれない。
だって、Frying panという先住民の食べ物に興味あるのに、
食べてない。

その食べ物は、フォーコナーズ (Four coners)で見たのが始めだか、
おなかが一杯で食べはぐった。

夕べ、食事の第一候補は、先住民のお店で、そのFrying panを扱っているお店だった。
でも、お店が閉まっていた。とても残念。でも、美味しいフランス料理を食べれたからよしとしましょう。

今まで見たダウンタウンといわれている場所は、危険って、思っていた。
El Paso, TXなんて、最低だと思ったよ。
だけど、このダウンタウンは、小奇麗だね。時間があったらまた来たい街だね。
ここにも、ROUTE66が走っているんだよ。
なんだか、出発した日に、モハベ砂漠(CA)と、ここの通りが同じROUTE66とは、
思えないよね。

とにかく、I-25を南下する。
Albuquerqueは、思ったよりも大きな街だね。
I-25を南下しても街は、続く。

休憩所に入る。
とても面白い建物だ。
写真に収める。

380号線に乗り換える。
黄色と赤の点滅しかない信号の交差点を超える。
何回このような信号をみただろう?

前方に車が何台も連なって止まっている。
事故だったら、その車をよけて対向車線を通っていくだろう。
だけど、動く気配はない。なにかおかしい。

止む終えず、一番最後の車の後に止まる。
前を見に行こうと思うが、後続車が来る。
ハザードランプを付けて停止していることを伝える。
後ろの車が止まる、降りて自分が思ったことを説明すると、
「ああ、ミサイルの実験だよ。だから、俺達は、そこで飯を食っていたんだ。
ははは。」だって。

以前、ホワイトサンズを訪れた時、US70は、その実験で閉鎖することがあると
聞いていたが、それよりも大分北にある道でも、実験の際、閉鎖するとは、
思ってもいなかった。
でも、地元の人には、ミサイルの実験は、日常的になっているということに
驚く。

Carrizozo, NMで、54号線を南に下る。
道の横に線路がある。
今まで取れなかった、線路に関する写真を取りまくった。
太陽と信号、何処までも、まっすぐな線路に踏み切り。

Alamogordo, NMに着いた。
とりあえず、昼にする。
今まで、食べていなかったハンバーガーを食べてみる。

ロサンジェルスでも珍しい、Wendy'sに入った。

腹具合も整ったところで、ホワイトサンズ国定公園を目指す、
こんなに街から離れているかと思った。

遠くに丘が見える、白いと緑の丘だ。
きっとあそこから白い砂の砂漠が広がっているんだ。

入り口から続くアスファルトの道を走る。
途中から舗装がなくなり、白い砂の道になる。

キャンプ場の日よけとグリル板が見える。
さらに進むとそこには、ただ白い、タダ白い場所があるだけ。

海の砂だって、こんなに白くはないだろうと思う。
暑い。乾いている。

妹は、驚く。
よめさんは、ふたたびこの地に来れた感動に包まれている。
自分は、太陽が白い砂に反射しているので、目を細めるしかできない。


車を降りて、歩く。見渡す。
そんなうちに二時間が過ぎた。
寝不足の自分達の限界が来た。
一度、宿にて休んでから、出直そう。

宿で二時間ほど休んだあと、
ホワイトサンズ国定公園の夜の催し物に参加する為に
再びハンドルを握る。

公園の入り口を通りすぎ、集合場所まであわてながら、ゆっくり走る。

そこには、すでに何台かの車が留っていた。

夜の催し物は、ホワイトサンズ国定公園の鉱物や生き物についての
説明が係員からある。
実物を見ながらだから、とても面白い。その実物は、柵を越えて見に行く。
係員と一緒じゃないと出来ないだろうね。

気にしすぎかもしれないが、参加者は、白人だけしかいない。いや、一組だけアラブ系の人達がいた。
有色人種と白人の趣味は、違うのだろうか?とすると、自分達は、白人が好む趣味なのだろうか?

夕焼けは、またもや雲に邪魔されて全体が見れない。
みかん色から、桃色に変わる雲や雲の隙間を見ながら、冬の方が空も青がはっきりしていいな、なんて思ってしまいました。

ないものねだりだよね。
旅行も後一日を残すのみとなっちゃった。

この日の写真集

明日は、869マイルの帰路です。


2002年08月08日(木) サンタフェ アルバカーキ― =Santa Fe and Albuquerque, NM=

08:15 Taos depature
08:30 Arrived at Taos Pueblo villege state 68
09:45 Departed at Taos Pueblo villege state 68
11:20 Arrived at Santa Fe state 68/us 84
11:30 Georgia O'Keeffe Museum ジョジア オキーフ美術館見学
12:30 Moving to Plaza サンタフェの中心地まで移動
16:15 Leaving for Albuquerque, NM state 599/I-25
17:30 Arrived at Albuquerque, NM

プエブロインディアン(この言い方は、あまり好きではない。なぜなら、彼らは、彼らのことをそう読んでいないから。。。スペイン人が侵略してそう名づけただけだから。)の村の見学をした。

ここにも、文明と経済が入り込んでいる。
それ自体は、悪いことではない。
しかし、教会というのは、いただけないと思う。
なぜなら、欧州人(白人)は、キリスト教のもとに虐奪および殺戮を繰り返してきているからだ。
十字軍を見てみろ。イスラム教徒から侵略していない。
そう、イスラム教徒もイベリア半島に攻撃をしている。
しかし、キリスト教以外は、異端というとてつもない考え方をしていることは、
間違えでは無いはずだ。

村の真中を小川が流れ、キリスト教会が広場に面している。
入場料は、一人8ドルこれは、団体扱いしていただいた結果である。
通常は、一人10ドルだから、2ドル安いのだ。
聞いたところによると、案内をしていただける方は、
ボランティアなので、後で、心付けを渡さなければいけないと思う。

それが、問題だよね。
自分もチップで仕事をしているから、分かるけど、
ボランティアというと、所得税控除に限りなく近い収入なんだよ。
だから、時給で生活しているというよりも、
チップで生活しているという方が正しい。
だから、入場料をおまけしてもらった分、
その分は、心付けにまわすのが正しいと思う。
どうせ、その2ドルは、入場料として支払うつもりだったんだから。。。

今でも、こちらに住んでいる人は、日本は豊かな国と思っている。
で、なんで、一人1ドルのチップしかくれないの?
ラテン系の人だって一人3ドル払うのに・・・

これは、普通の質問だよね。
ラテン系、つまり南アメリカ人は、スペイン文化を受けているから
チップという感覚が日常生活にある。
だけど、日本人には、ないな〜〜。
この辺は、日本人は、まだまだ勉強必要だよね。
日本人のいいところを残して、世界的な感覚と習慣を身につければいいね。

村の案内が終わるとき、こんな説明があった。
この村の35キロメートル山の方にこの川の源があり、それは、聖なる湖でした。
しかし、最初のルーズベルト大統領が自然を愛した時、
国立公園作りが盛んになり、その湖を国立公園に指定されました。
もちろん、反対したそうですが。。

しかし、あの悪名高きウォーターゲート事件のニクソン大統領が、
そのプエブロインディアンの要求を認めて湖を部族に返還したそうだ。
あの自分のことしか考えていないと思われていた大統領が
そんな大切なことをしていたとは、夢にも思わなかった。
悪い人間でも、いいところもあるんだな。
なんだか、鬼平犯科帳みたいだな(笑)

村の人は、とても素朴な人々だったはずであるが、
それでも、経済が先行する現代社会では、芸術品を売らなければ生活できないのは
とても悲しいことである。
村の家がお店代わりになっているところがある。
そこに、寄ってみた。

wanted! Christpher Colombusと書いてあるポスターがあった。

これは、その通りだよね。1492年以降、ヨーロッパ人のしたことを考えれば…

田舎の道を南に進む。
道の横には、川が流れている。
カヌーをしている人達がいる。
このカヌーだって、先住民の言葉だ。

気持ちよさそうだな。とみんなで言い合った。

タオスから、サンタフェに向う道には、
十字架がいくつもたっていた。
事故で亡くなった人達がいるんだと思った。
かなりの数だね。

サンタフェに着き、よめさんが興味ある
Georgia O'Keeffe Museum ジョジア オキーフ美術館を見学した。
学生は、無料だ。英語の学生証明書を用意した方がいいね。

この人は、全く知らなかった。
と、いうよりもよめさんと知り合ってから、
美術館に行くようになった。
これが、三回目位である。

でも、このGeorgia O'Keeffeという人は、いろんな描き方をする人だ。

クレヨン(パステル)、水彩画、油絵、エンピツのみ。
それも、時代に関係なくどれでも使う。
一番気に入った絵は、油絵で、外から見た家に一枚の葉っぱをあしらった絵だ。
正面から見たり、斜めから見たりしていたが、飽きない作品だった。

屋台のgyros ジロス を食べてから、約四時間の自由行動。

露天がプラザの周りに集まっている。
だけど、先住民かメキシコ系か、顔をみているだけでは、分からない。
できれば、先住民から買い物をしたい。
商店は、白人のみ。

プラザの露天商の周りは、お昼頃には込んでいたが、午後三時過ぎになると空き始めた。
日本の中学生か高校生かが、短期留学に来ているのだろう。
プラザの周りを歩いているのを見かけた。

旅行案内書に出ている北米一古い家や教会は、見なかった。
だって、それは、白人からみた歴史だから。

かなり積極的に歩いた。タオスの街よりも面白いからだろう。

約束の時間にみんなと会って、少し早いが、Albuquerque行きを提案した。

二車線のI-25を南に下る。
久々の州間高速道路を走る。やっぱり、走り易い。

Albuquerqueに着いて、すぐにold townに歩いて出掛けるが、
17:30を過ぎているのでお店は、ほとんど閉まっている。
全体的には、8ブロック程の小さな地域のことを old townと呼んでいるようだ。

でも、開いているお店は、白人経営のお店ばかり。
ほかのお店が開いていても、同じような感じだっただろうな。
アメリカは、行くところ、行くところ同じモノしかなくなっちゃうよ。

教会のそばに、露天がある。そこには、先住民が細々と道に商品を置いてを商いをしている。
観光客は、相変わらず白人が多い。

そういえば、今回は、綺麗な夕陽をみていないな。
星空も見ていない。

夜は、なんとフランス料理を食べた。
街の外れにある、なんとも小さいお店だった。
なかなか美味しい。
前菜は、盛り合わせ。
チーズに、パテなどが、新鮮に感じた。
サラダを頂き、
クレープ包みの鮭、キノコ、野菜(ラタトーュ)を一つづつ注文した。

残念なことに、甘いものまで辿り着けなかった。

妹が、運転しているお礼といって、ご馳走してくれた。

行程もあと二日残すのみとなっていた

この日の写真集

明日は、 White Sands National Monument ホワイトサンズ国定公園です。


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