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2004年04月11日(日) 追憶。

あっという間に日曜の夜です。
時間の流れって、こんなに早かったっけ。

先週末は、名古屋へ行き、横浜の実家へ帰り、月曜からは長野で働いてました。

仕事は、先輩がハワイへ行っているため、担当があたし一人、という非常事態に陥っています。
今週は、毎日21時半前に帰れませんでした。
というか、午前1時という新記録更新。 ←ただの馬鹿??
家に帰って倒れこんで、気付いたら朝。という生活が続いてます。
化粧も電気も付けっぱなし。
肌もボロボロで、泣きそうになる。
ってか、電気代がもったいない。(←一番重要)

最近、ぜんぜん仕事がうまくいかない。
休憩が取れないぐらい忙しいのに、ときどき自分が何をしているのか分からなくなる時がある。
端末設定しているときも、頭が真っ白になって、いつの間に30分くらい経過していたり。
ふだん怒らない上司も、呆れ顔で。
でも、どんなに頑張っても、無理なものは無理。
あたしは、なんのために頑張ってるんだろうね。
あんなに頑張っていた仕事が、とても無意味に思えてくる。
むしろ今、かなり、苦痛になってる。
「長野」という地は、あたしにとって、やっぱり異世界で。
ここには、大切な人が、一人もいません。
甘いかな。我侭かな。
奴に言ったら、また「ばぁか」って、説教されそうだけど。
仕事で悩んでる時は、いつも馬鹿にした後に「それじゃいかんよ。そういう時は・・・」って、アドバイスしてくれたのを思い出す。どっちが年上なんだか。(´д`;)
その言葉に頼りきってた自分と、あまりに大きな支えだった事を思い知らされる。
長野に来て、もうすぐ一年が経つ。。
早ければあと1・2年で、東京の開発部に異動できる。
ずっとここにいるわけじゃない。
それでも、今、この「距離」が、とてつもなく辛いです。

あたしは、公開してる日記なんかで、弱音を吐いちゃいけないと思ってる。
自分の弱い部分を見られるのが嫌いなせいもあるけど。
それでも、今までみたく平気なフリをしたり、強がったりしてると、なんかね。頭の中に黒いモヤモヤがいて、それに引きずり込まれそうになるの。吐き出しても吐き出しても、湧いてくる。
名古屋や地元に帰っているときは、平気だと思っていたのに。
知人友人がここを読んでいることは知ってます。
なぐさめが欲しいんじゃありません。
ただ、あたしは、どうやっても処理出来なくて。
色んな想いがぐるぐるぐるぐる頭の中を駆け巡って。
数分前の事とは正反対のことを考えたり。
考えすぎてワケが分からなくなって。
自分で自分が解かりません。

あたしは、いつまでも落ち込んでいる自分が許せない。
頭では分かってる。
大丈夫。
たぶん、前に進む事も出来る。
そうやって、自分に言い聞かせる。
だから、先週セラくんの日記(?)を読んだ時、涙が止まらなかった。
納得する感情と、反発する感情が入り乱れた。
あたしは、彼の事を、言葉を、感触を、表情を、絶対に忘れたくないはずなのに、思い出していると、いつまでも、なにも、変われない気がして。
思い出すたび、愛しい気持ちと喪失感に襲われて、やるせなくて苦くて、そこから逃げたくて。

2週間前、「もう大丈夫だから。」って笑ってるあたしに、T橋さんが言った一言。
「ねぇ、ゆりかちゃん、ひょっとして彼のこと、口にしちゃいけないって思ってない?」
「あのね、大丈夫なわけなんてないから。自分の中で、彼のことを殺さないで。」
核心を、衝かれた気がした。
T橋さんは、彼のことや恋愛・人生まで、いろいろ相談していた人で。
他人に、泣きながら怒られたのは、初めてな気がする。
もう泣かないって決めてたのに。泣き癖が付いたのは、絶対にT橋さんのせいだからね。(苦笑)
でもね、トマトジュースや烏龍茶や手羽先や生クリームのケーキやハンチングやケミストリーや茄子のピザやゲータレイドやミッキーや・・・その他いろんな物を見ていちいち凹んでいる自分は、いい加減、直した方がいいと思う。

・・・ここまで。おおっぴらに公開したくない気持ちが少なからずあるので、ちょい隠し気味で。(←弱)


4月2日のこと書きます。

久し振りに、KARyくんに会えて、嬉しかった。本当にありがとうございました。

不覚にも泣いてしまったけど、それ以上に、めっちゃ笑えました。
彼、絶対あの場所にいたよね。
だって、すごく楽しかったんだもん。
あんなオイシイ場所を見逃すはずがないっ!
あの空間を作り出した人達、来れなかったけど想いを馳せた人達。
彼に関わった人達、いっぱいいたんだから。
あ。ナツメズカンパニー氏(←すいません、彼とこう呼んでました)もM.H氏も、話に聞いていたとおりの濃いキャラな人達で面白かったです・・・笑。
みんなぶっちゃけ過ぎだったけど。
色々想うこともあったけど、でも無条件に。 最高なLIVEでした。

すべての人達、この偶然に、乾杯。



2004年03月28日(日) くるくる。

本っ当に久し振りに、長野の家でゆっくりした週末でした。
ゆっくりした、と言っても、一ヶ月ぶりの自動車学校と買物と掃除で、あっという間に終わってしまいましたが。
あのとき以来、東京へ出張だの研修だので、休む暇が無かったから。

自動車学校・・・。本当に卒業出来るのかな・・・。
あんなに物が散乱していた部屋が、スッキリ綺麗です。
今夜から4日間、T橋さんが泊まりにくるから、一日かけて掃除しました。
今月いっぱいで退職で、今日、家を明け渡したらしいので・・・。
31日まで、うちに泊まることになったのです。
あぁ、なんか、本当に寂しい。
うん。

ぜんぜん話は変わるけど、今週の23日の火曜日に、池袋サイバーに行ってきました。
感謝の意味も込めて、絶対一度は観ておきたかったバンド。

『平日の夜の、東京でのLIVEなんて絶対無理っ!』
・・・って思ってたけど。
ちょうどその日は、新宿本社へ出張会議の日で。
正直言うと、3日前までLIVE日程知らなかったんですけど。(ぇ
Rちゃん、ツッコミと予約ありがとでした。(^-^)v
びっくりさせよーと、内緒で行きました。
Aちゃんの反応が想像以上で面白かった☆
今度はちゃんと連絡するね。>私信

本当にサイバーなんて久し振りだなぁ〜・・・って、思って。
前回はいつ来たんだっけ?って思い出したら。
おととしの、LADYでした。
解散発表をする直前。
東京での、最後のLIVE。
「もうすぐ解散するかも」って、Rちゃんと一緒に泣きそうになってた、あの雨の日。
サイバーは、LADYの東京での初ワンマンの会場でもあるし。
イベントとかLIVEも沢山やったし、いっぱい思い出が詰まってる場所なのです。
おもわずRちゃんと顔見合わせちゃった。なんだか複雑ですね。色んな事あったよね。

肝心のLIVEは、楽しかったです☆ や、ほんとに。
でも、『嬉しかった』って言ったほうが正解かな。
頑張ってるとこ見れて、嬉しかった。

バンドを続けていくという事がどんだけ大変で、どんな葛藤があるのかとか、実際経験したこと無いあたしなんかには分かる筈もないのですが。
それでも頑張っている、そういう姿を見るのも、応援するのも好きです。
自分達の音を他人に伝えられるって、どんな気持ちなのかなー。
時期的に、良い時に観れたと思いました。
あ。でもハードロッカーなやつも観てみたかったかな。
またLIVEの日に出張があったら行きますね。(笑)

とりあえずは、また来週。


私信>
みんな距離は遠いけど、でも、すごく救われました。感謝してます。
ちょっとでも心当たりのある人!あなたの事です。
直樹のこと、羨ましいと思った。
でも、あたしも、充分まわりの人達に恵まれてる。
そう気付いたから、それだけでなんだか、また泣いちゃったじゃないのさ。
まいってないって言ったら嘘になるけど、でも、沁みました。
何度言っても足りないくらい。

ありがとう。



2004年03月19日(金) サンキューデモクラシー。直樹のこと。

ひさしぶりの日記です。
ちょっと、ようやく、書けるような気がしたので、書いてみます。
 
まず、今回お世話になったYきゃ、Hきゃ。
Nさん、Kさん、Mさんをはじめとする、名古屋の方々。
寝巻きのまま夜通し車を運転してくれたTkさん。
支えてくれた友達、家族、みんなみんな。
本当に、感謝しています。ありがとう。
あなたたちの誰一人欠けても、多分あたしは駄目になっていた。
ここ、読んでるって知らなかったから、ちょっとビックリしたけど;
うん。
この場を借りて、ありがとう。
本当に本当に、ありがとう。
お礼が遅れちゃって、ごめんね。

あたしの存在は、あそこにはいないはずの人間で。
基本的に、1対1の関係だったから。
だから、ずっと、ずっっと、自分の感情を殺そうとしてた。
あのまま空気に溶けて消えたかった。
それでも、肯定してくれて、ありがとう。
ベッドと食事と礼服とお風呂と靴下と香典袋と、何より気遣いと・・・感謝しきれないよ。
 
***こっから先は、長いし、かなりの私事だから、読みたい人だけ読んでください。気分害したらごめんなさい。***

もう隠して書く事ないかな・・・。
ってか、ここ読んでる人数極少だし・・・。
ちょうど10日前。
大切な人が遠くにいってしまった。
ずっとあたしのアイドルだった。ファンだった。KARyくん。
友達だった、直樹。
そして、恋人だった直樹。
大好きな人。
まるで2人が同時に消えたみたいな感覚。
 
あたしは、はじめ、何がなんだか分かんなくって。
頭が真っ白になって。
次の日、朝一番の電車で、お見舞いに行く予定だった。
夜中に容態の知らせを受けて、わけが分からないまま、泣きながらTkさんに電話して。
真夜中に車で名古屋に送ってもらった。
でも、結局、間に合わなくて。
電話を受けたのは、愛知県に入る直前の、高速道路上で。
病室に入っても、顔を見ても、まるで嘘みたいだった。
まだ、あったかくて。頑張ってたって聞いても。
なんで?どうして??って。
聞きたいことも言いたいことも、いっぱいあった。
何が嘘で何が真実かなんて、わかんない。
喧嘩しても、やらかしても、頭こづいて笑って、それだけで済んでたじゃん。
あたしは、直樹に会ったら、つっこみ入れたかった。
それで、笑い合えれば、それでいいじゃん。
どうして、届かないのかな。
いっつも、もどかしく思っていた名古屋との距離。
あたしの我侭は、いつもそれが原因だった。
「お前の悪い癖!」って、いつも呆れ笑いされてた。
あたし、直樹と「俺から2週間連絡が無かったら、お見舞いに来ていい。」って言ってた電話が、最後になっちゃった・・・。ずっと、魚の骨が喉に刺さったみたいに、痛みが取れなくて。
どうしようも出来ないぐらい、後悔した。
仕事を理由にした自分に、嫌悪感を覚えた。傷付きたくないとか、利己的な考えに。
前から、風邪引いたときも、「自分が弱ってる姿なんか見られたくない」って言ってた。
電話で「お見舞い行きたいっ!」
ってあたしが言った時も、
「2月になったら今より元気になるだろうから、そん時なら来ていい。」
って言ってた。
「次に会う時は、俺が回復した時か、死んだ時だから。」
いつもの調子で、おどけたように言ってた。
「俺、もぉ駄目だわ〜。」
って、ため息混じりに笑ってた声。
それが、ずっと、耳に残ってて、苦しかった。
 
でもね、名古屋に行った夜から、直樹の身体とお別れする日まで。
あたし、すごいびっくりした。
直樹を想って動いてた、羨ましいほどの人達。
あそこまで、懸命に、直樹のために。
新しい直樹の一面を、改めて、初めて、知った気がした。
だからね、ちょっと、スッキリ出来たんだ。
みんなが、直樹のことを大好きで。
あんなに苦しかったのに、なんか、想いが昇華した様な。
あたしも、直樹に出会えて、好きになって、良かった。
そう、思えて。
だからね、ありがとう。

たしか、去年の初夏の頃だったと思う。
なぜか、お葬式の話になって。
「俺の葬式で泣くことは許さんよ。」
そう、言ってた。
「みんなで酒飲んで騒いでさ、『お前なに死んでんだよっ!』ってツッコミ入れて欲しい!」
って。
「そんなん無理っ!哀しいもん!」
って反論したら、
「哀しいときこそ、笑わんといかんだろ〜。」
って言ってた。
実際に、泣いてる時はおでこにペチーンってツッコミ入れられて、「泣いてるくせにツッコまれてやんの!」って、ケラケラ笑った。
だから、根性でも笑ってやろうと思った。
色々、そう言ってた張本人に泣かされた事もいっぱいあったけど、だからちょっと怒ってやろうと思ったけど、でも、それ以上に、彼からいっぱい貰ったから。大切な事、いっぱい教えてくれた。
だから、少し笑ったような寝顔を見たとき、何も文句言えなかった。
あたしは、直樹の人生の中で、なにか役に立てた?
悔しいけど、最後まで、完敗だったな・・・。

・・・文章、長いね。
いっぱい、いっぱい思い出しちゃって、なんか・・・。
あたしが今まで、長野という辺境の地でやってこれたのも「名古屋から近いから喜ぶべき」って笑い飛ばしてくれた彼のおかげで。
日々の電話のおかげで『寂しい』なんて思わなかった。
むしろ『長野で良かった』とさえ思った時もあった。
男とか女とか、そんなこと以前にさ、惹かれてた。
一番言われて嬉しかった言葉は、優しい言葉より、甘い言葉よりなにより、
「お前が男で名古屋に住んでたら、絶対毎日一緒に飲んだくれる!お前面白ぇ!」
って大笑いしてくれたこと。あたしも同感だったよ。

去年の誕生日にあげた腕時計は、大事に、宝物にするって言ってくれたけど、持っていけなかったね。
抱えていったクリスマスプレゼントのカレンダーとマフラーは、Kさんが棺の中に入れてくれたって。
でも、何よりも自慢のBassがあるもんね!
みんなの気持ちも、いっぱい持ってったよね。

まだね、考える度に、全身の血が引くような感覚で、胸の辺りがきゅぅぅって痛くて、頭がぐらぐらする。
この感情を、なんていうんだろう。でもね、たぶん大丈夫。
あたしは、あたしの心臓が止まるその日まで、絶対直樹のこと忘れないから。

直樹も、向こうでいっぱい、持ってたBassを弾きまくるように!
バンド、やりたがってたもんね。
また、『KARyくん』の前でキャーキャー騒ぎたいな。

4月2日のハーランは行きます。
名古屋は、彼のにおいが強すぎるけども。
楽しく、ね。

しばらくは、また、さようならだね。


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