白い原稿用紙

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2002年04月27日(土) お仕事ターボ全開

あら、なんだか今回はエンジンかかるのが早いわ…
とか思って日付けを見て 腰が抜けたわ。

ネームの段階でエンスト起こしてたの忘れてた………

いつの間にこんなに時がたっていたのかしら。
お願い 
あたくしにあと10日ちょうだい。
5日でもいいわ。
それでもダメなら3日でいい・・・・

こんなとこで値切っててもしょうがないわね。
ターボかけてやらないと
次の仕事が激ヤバね。

エンジンかかるのが早かったのは
たぶん、手が痛く無いから。
このまま痛くならなければ だいじょうぶ、いけるわっ。

いくのよ。いくとき。いかねば。いけいけ。

いやん。
頭がいっちゃってるん。


2002年04月26日(金) ナゾの象形文字

ネームを原稿用紙に写して行く作業は
ちょっとめんどくさいけれど
普通はそう苦労するものではありません。

でもあたくし的にはある意味、一番手間がかかる作業ですのん。

理由その1  
 ネーム自体が大雑把なため、つめていく最終段階だから。
理由その2
 ボンデージのデザインと拘束のスタイルを決めないと 
 細かいコマ運びが決められないため
理由その3
 どういう絵が入るか決まらないと
 コマ割りが出来ないので、
 ある程度の下描きも入れながらでないと
 先に進めないため。

この場合の「どういう絵」というのは
デッサンが指先から足先まで全部入っていないとダメなのね。
だいたいの構図が決まってる、という程度では
あとで必ずといっていいほど
コマ割りからやりなおさなきゃいけないハメに陥ります。

なので、最終的に、全部のネームが原稿用紙に写し終わるのは
下手すると、ペン入れが終わる前の日・・・ということに。

そんなこんなで
今日はまだたいして進んでいませんが
写している時に不思議な文字が。。。。

「カバッ」

なんですか それは
自分で描いていて読めないっつ〜の。

なにか擬音の描き文字らしいんですけど
なんのことやらさっぱりわからないわ。
前のときのように
ポタポタポタ・・・が横線一本引き忘れて
ポクポクポク・・・になった というような
単純なものではなさそうですわね。

どこをどうやったら『カバッ』になるのかとんと見当がつきません。
やっている動作を見ても
どう頑張っても『カバッ』という音を出すのは不可能と思われます。
どうやら 何か何度か書き直して
消しそこなった線とまじっているらしい、とわかるまで
けっこうな時間 悩んでしまいましたわよ。
返して。あたくしの時間を。
自分のせいだけど。

でも 今回は大丈夫です。
読者ちゃんが、あとで思い出して笑い出してしまうような事は
けっしてありません。
絶対ドコだかわからない自信があるわ。
自分でもわからないんだから。


2002年04月25日(木) やっとこさ

…ネーム完了。

いえ、完了とは言いがたいかもしれないわ、
これから細かい所を詰めて行きながら
原稿用紙にネームの清書です。

いったい何日かかったのか
考えたく無いわ〜〜。
数えて減るわけじゃなし
絵にかける時間が増えるわけじゃなし。

ねちねちと時間がかかってしまったのは
ねちねちとした責めだったから...
なんてことはどうでもよくて
これから必死こいて絵にかかります。

ネームあとちょっと…とうなっている時に
編集さんから電話が入り、
「す、すいません、遅れておりますっ」と
速攻平あやまったところ
そうではなくて・・
コミックス準備のお話しでした。

今の仕事と、その次のお仕事が終わって少しお休み…
の予定だった時期に準備に入ります。

7月に、次の星の館シリーズを出していただける予定だそうですので
気合い入れてかかりますともっ!


2002年04月20日(土) 真っ白な一日

変だわ
あたくしの4月19日がないわ。

仕事中の内在していた風邪がどっと出て
気がついたら一日中寝ほうけてしまっておりました。
何度か起きたんですけど。
そのたびに寝直してしまって、気がついたらなんだかもう
一日無いっ!
いえ、けっして、今日を消しさって
年をとるのを阻止したいとか
そういう無意識が働いたわけではありませんっ!

まあ、一仕事明けた後はたいていいつも
1〜2日寝ほうけるものですのん。

産後のヒダチが悪いっていうんでしょうかしら。

でも確かに19日はあったらしい という証拠は
皆様から 届いたプレゼントと
掲示板のお祝のお言葉が(うれし涙)

ありがたいことです〜〜

お祝い頂いて、プレゼントまで頂いた一歳のキスケも
大喜びでモンプチ、喰いまくっておりました、Mちゃん(^^)

まだ出産もしてにのに
ちょっとサイト更新など。ほんとにちょっとですけど
更新が滞ると禁断症状が出て
なんでもいいから更新したくなる、悪い病気です。

なんとかにつける薬はないとか申しますが
とりあえずちょっとでも更新すると気がおさまるので
また 力んでまいります。

そろそろ担当さんが心配なさっておりますので
(スミマセン(TT)


2002年04月18日(木) 安産祈願

朝 10時過ぎに嫁入りをすませ、
そのまま 結婚式場の喫茶店で 
次女を仕込んでまいりました(ひ、人聞き悪いかしらん)
 
(訳)昨日の日記参照で各自ご理解下さい。

頭の中に散らかっている シーンやセリフを広い集めて
とにかくメモに走り書き、話の方向性を決めて、
誰が攻めて 誰が受けるかが決まったら 一段落でお店を出ます。
このあとの つめていく作業は
とても明るい喫茶店などで集中できるものではござませんゆえ。
喫茶店どころか 昼間のネームはかなりの暴挙。
電話は来るわ、宅配やはくるわ、町内会の人は来るわで
絶対 集中できませんのよ、お嬢様。

『夜の闇の中で こそこそやる』

これは別に あたくしのようなアヤシゲな作家でなくとも
ごく一般的な漫画描きの習性だと思われます。

暗闇が訪れるまで 通販を片付けようと試みましたが
ふと気づくと 通販用に出してあった棚の在庫がカラに。
下のお部屋に積んである段ボールの中から 
数種類の本を引っ張り出すのに 全力を使い果たしてしまいました。
使い果たして気がつけば もうこんな時間。

通販は 明日の明るい時間に続けるとして
そろそろ次女の出産にかからなくては。
あたくしの場合、短くて 2日、長ければ一週間ほどの難産ですけど
これは けっこう短い方かと思われます。

「産みの苦しみ」とは よくおっしゃったもので 
作家さんによっては ネーム中
本気でつわりがあると聞きますしね。
つまり、吐いたり、
食べられなくなったり
体調が狂ったり 
髪の毛を抜いてハゲになったり 
爪をかじって 指10本とも深爪状態になったり
さすがに 足の爪までかじる猛者には会った事はないけど。

最後の方のは、普通のつわりには 
あまりないかもしれないわね。

そんなわけで
これからリキんでまいります。
良い子が産まれますように。
う〜〜〜〜〜〜〜ン(リキんでます)


2002年04月17日(水) 嫁入り前夜

もうあと 一気にやってしまえば
簡単に仕上がる この一作。

描き上がる最終段階になると
時間があればあるほど わざと ぐずぐすごねる自分がいます。

それは
手塩にかけた娘を嫁に出す 親の気持ちにも似て
いや、まだ早い、もうちょっと完璧に嫁入り仕度をしてやってから…。
準備万端 整って、あとはウエディングドレスを着せるだけなのに
まだごねる 頑固親父の心境でございます。

ここで長女に金をはたいてしまったら
次女と三女にかけるお金がなくなるのはわかっているのに。

(訳)ここで この作品にこれ以上時間をかけていると
   次の作品にかける時間が削られるのよ〜。

そういうわけで
「明日嫁にやる!」と婿に こちらから電話。

(訳)明日 お渡しします、と編集部に電話しました。

だけど、そのかわり、大事な娘を奪って行く
お前を一発殴らせろ!
などど さ○まさしの歌のような阿呆を言うわけにもいきませんけど。
(いえ、けっして○だまさしの歌詞が阿呆だというわけでなく、
阿呆はあたくしでございますが)

今晩一晩、この娘にとことん つきあったら、
明日から気分を切り替えて
次女の嫁入りにそなえます。

・・・・って。
次女・・・まだ生んでないんですけど

(訳)次の作品、まだネームもできてないのよ〜〜〜〜
   うわ〜〜〜〜〜〜〜ん!


2002年04月16日(火) 食後の一服。

さすがに
お食事をしながら 原稿をさわるのは控えましたわ。
しばらくは。

明日は仕上げの竜子ちゃんが来てくれてお仕事です。

きのうからあたくしはひとりでせっせと つやベタ中。

それにしても この段階になっても
湿布のお世話にならなかったことっって
今までにあったかしら。

このあと どっと来るんじゃないでしょうねえ
ドキドキ。

というわけで
一服もすんだので お仕事に戻ります。


藍まりと |MAILHomePage

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