ぼんやり日記
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2004年01月10日(土) |
オープンシステムの家 |
オープンシステムという家の建て方があることを知った。 その説明会に顔を出してみた。 会議室で設計事務所のプレゼンを聞き、質疑応答で2時間半。
その間、ぶたこはお茶を飲み、飴を食べ、抱っこされて 寝たふりをし、とてもとても大人しかった。 上二人がいたらこうはいかなかったと思うと なんてやりやすい子だろうと、つい親の都合で思ってしまう。
さてオープンシステムだが、なかなか面白いものだ。 ハウスメーカーや工務店に一括お願いをするのではなく、 自分達の家を施工する全ての業者と(大体20業者にものぼるという) 直接見積りを出してもらい、直接契約を結ぶ。 設計事務所には設計を含め、工事監理についても契約し、 素人故にわからない諸々についてアドバイス及び 業者間の仕切をしてもらう。 こだわりをもって家を建てる人にとっては かなり充実した家造りができるといえる。
我が家はそれほどこだわってない。 (高気密高断熱、計画換気の家、屋根裏が快適な家という程度) このシステムで上手くやっていけるか自信はないけれど パパも面白そうと興味をしめしているので 具体的に設計事務所に話を聞きに行ってみようということになった。
ぶたこちゃんは昨夜、お姉ちゃん達がいなくなると聞き、 涙を流して別れを惜しんでいたのだが いなきゃいないでご機嫌さんだ。 なんて世渡りの上手い娘なんだろう。
2003年01月10日(金) 心の鏡 / ひそやかな疑問 2002年01月10日(木) ホームページ
2004年01月09日(金) |
いってらっしゃい よし、読むぞ |
◎いってらっしゃい
長女と次女がスキーキャンプへ出発。 学校から帰宅するなり、ばたばたと大騒ぎ。 火曜日の学校準備もしなくちゃならないし、 もちろん宿題もすませないといけない。 次女はヤマハも重なってすることがいっぱい。 なのに相変わらずダラダラダラ。
夜、パパが帰ってきて車で病院へ向かう。 夜8時以降は病院の駐車場も閉じられているので ひっそりと路上駐車して、大きな荷物をガラガラ押す。
このところ次女の血糖値が安定していないので、 本当は超速効で頻回注射して欲しいのだけれど あんまり細かいことをスタッフにお願いして良いものか、 とりあえず「血糖値100を目途に、食事量を考えて 超速効を打ってください」と言うと 「わかりました」という返事。はて、どうかな。 次女が自分で判断できると一番いいのだけど。
長女の方が実は心配で、車酔いの激しい彼女が この時期、長野までの長距離バスに耐えきれるか、 同じくめっちゃバスに弱い母はその行程を思い、 はらはらするのであった。
ちょっと心配顔の長女、お友達と元気一杯の次女。 手を振ってバスが出発する。 三泊四日の旅行が祝されますように。 こんな至れり尽くせりのキャンプを計画、実行してくださる 病院スタッフに感謝します。
◎よし、読むぞ
昨日、図書館へ行った。 予約の本が2冊届いたとのこと、見てみると 1冊は1ヶ月ほど前に近所の本屋で購入したものだった。 2ヶ月前から予約してた本と同じだったなんて。あほ。
うろうろ借りる本を探すのが、ささやかな私の楽しみだが 毎回、借りる予定はなくとも村上春樹の書棚をチェックする。 そして、今回「アンダーグラウンド」を見て よし、読むぞ、借りようと思った。 オウムによる地下鉄サリン事件の被害者へのインタビューを 載せたこの本は、今の私にはヘビィすぎて まだ読めないなと思い続けていた。 図書館の書棚で2年前からずっと背表紙を見ていた。 まだ読めない、いつか読める時がくるのだろうかと 目をそらして立ち去る自分であったのだが、 青天の霹靂のように、借りなくちゃ、と突然思った。 こういうことがあるから図書館って面白い。
2003年01月09日(木) 家で安静にしますから
やっとだ、やっと新学期。 ほんの2時間ばかり、子供と離れる時間がもてる。 やっほい!
次女には何度も「忘れ物ない?宿題もった?」と言い 「グルコース忘れてるやん、もう」と渡す。 行ってきます、と出て行ってから数分後 「登校帽(黄帽)わすれた…」と戻ってくる。 もう。
ぶたこを幼稚園へ送り、家のことや買い物をすませて 戻ってくるともう下校の時間。 それでも、一人で過ごす時間が嬉しかった。 悪い母親かな、と思う。
ぶたこを迎えに行き、長女、次女も帰ってくる。 長女は席替えがあり、今回は割と平穏なメンバーだと聞いて 少しばかり安堵した。さて新学期はどうなるでしょう。
次女の連絡帳をチェックすると、あ、わすれもの。 もう忘れ物したの、ん?宿題忘れたの? かーさん3日前から言い続けてたのに? 昨夜も朝も聞いたのに? ふう。 次女のうっかりさんはなかなか頑固なもよう。
やっぱりカバンの中身を毎日きっちり確かめてやった方が いいのかな? でもクセになって自分で気を付けないようになっても困る。 うっかりさんはいつか直るのでしょうか。 私の子だから無理でしょうか。(あうあう)
明日から給食だーい! 明日から長女と次女はスキーキャンプだーい! (感嘆符ばっかりの日記)
2003年01月08日(水) 気胸っす
家の設備やインテリア品を見ている。 最近の超流行りの木造り、漆喰仕上げや 南欧風、あるいは北欧風、イギリス風などなど 博覧会的にみていると、なるほどなあと感心するものの 自分が住むとなると、これはたじろぐ。
それでも見ているうちに、自分の住みたい家が 段々とイメージされてくるだろうと思って、 昨年から一生懸命、いろんな雑誌を見ているのだが 私って根っからイメージ貧困なようでちっとも “これ”というものが浮かんでこない。
子どもの頃は、崩れかけのような家に住んでいたので (クラスメートに化け猫屋敷と呼ばれていたが 住んでる私も納得だった。) 綺麗な、まともに見える一軒家には並々ならぬ 憧れを抱いていたというのに。はて。
そんな私が興味をそそられるのは、家電製品。 最近は取扱説明書を解読できない愚か者に成り下がっているが 昔は取説大好き人間だった。 家電を見るとそんな本来の血が騒ぐのだろうか。 キッチンとかダイニングテーブルとか、ふーん、へー、ほー、 と言ってる奴が「ミーレ」と聞いただけでそわそわ。
作った製品をとことんフォローするヨーロッパの家電会社。 新品を買って10年で壊れてしまい、修理に出したら 「奥さん、こりゃ修理するより新しいの買った方が お得ですよ。」と言われ、それでも修理を求めると 「もう部品がないです」なんて渋られる日本の家電会社。
性能は良くても重くて融通きかなくて、外国製品だから 修理に出すのも一苦労、というデメリットを考えても ついつい憧れの目でみてしまう外国の名のある製品たち。
いいなあ。
2003年01月07日(火) 職人さん
2004年01月06日(火) |
ファインディング・ニモ |
子供と「ファインディング・ニモ」を観てきた。 ディズニーのアニメ映画を観て、ああすごい技術!と 感嘆することはあっても感動することは、まずなかったが 実はちょっとじぃんときてしまった。
ニモというカクレクマノミの子の冒険物かと思いきや それ以上にニモの父親マーリンの大冒険の旅物語。 過保護なマーリン、小心なマーリン。 でも、いなくなったニモを探す危険な旅に出る。 途中で出会った妙な魚、ドリーに迷惑しながらも 実は多いに助けられ、見事ニモのいるシドニーへ。
ドリーは陽気でとってもいい子なんだけど 病的な忘れん坊。 それがとても痛々しかった。 だって、正直そんな人が近くにいたらきっと迷惑。 ドリーとサヨナラしようとしたマーリンを責められない私。 自分自身が全然「合理的でなく」て、 社会から見れば足手まといな存在だと感じているくせに 他の「合理的でない」人を見るとイヤに思う、そんな自分を 知っているからこそ、ドリーにもマーリンにも共感と 心の痛みを覚えた。
ドリーが自分を見失わないために、 (彼女は自分の家族すら忘れてしまったようだ) マーリンが必要だったように、どうにもうまくいかない人が その人らしさを発揮し、自分も周囲もそれを認められる、 そんな契機となるものが必要なのだろう。 それが何か、人によっていろいろだろうけれど。
その際、大切なことがある。 ドリーの忘れん坊はマーリンといることで良くなってきた。 しかし、ドリーはマーリンに決して依存しないということ。 「この人といると、この事をしていると 自分らしさを取り戻すことができる」 そういう人、ものを見つけたとしても、どっぷりそれに依存すれば やがて自他共に破滅への道をたどりはじめる。
子供のために行った映画だったので吹き替え版を観たのだけれど、 マーリンの声がどうもお笑い芸人ぽいなと思った。 誰かなあ、TAKE2の東かなあ、まあそんな感じかなあ。 頭でいろいろ考えてばっかりで臆病でネガティブなマーリンを 上手く演じていた。 エンディングで確認したら、木梨憲武だった。そ、そうきたか。 (一発変換するATOKもすごいな)
映画を観て、その後、いつものおもちゃ屋へ行く。 ここへ行くとついつい買ってしまう自分が怖い。 それからランチ兼喫茶をして、小物をいろいろ買って 本もついつい買って、なんだかいっぱい買い物をしてしまった。 行った先の店はバーゲンしてないところばっかりだったし。 ぶたこのヘアゴムを買ったところは「1個サービスですよ」と 言ってたのに後で気が付いたら全然値引きされてなかったし。 あかん、ええカモの一日や。
パパは仕事始め。 ずっとパパと一緒だった子ども達は、 めそめそするかと思いきや、休暇なんてなかったごとく 淡々と遊び、散らかし、ケンカしている。 そんなもんかい。
そうそう、ぶたこが自転車に乗れた。 といっても16インチの自転車(補助輪付)にだが。 今まで「こぐ」というのができなくて 脚で地を蹴って乗っていた。 今日、次女が「練習させたるわ」と家の前で 特訓?してくれた。 「おかあさん見てみて!」の声に ベランダからのぞくと、おお、ぎこぎこと乗ってるわ。 ハラショ! これで幼稚園児らしくなったかなあ。
2003年01月05日(日) 今日も寒くて家を思う
義妹さん家族が建築中の現場を見せてもらった。 山の手のきれいなところ。 外壁はまだなのだけれど、屋根がついて全体を想像できる。 アメリカンな洒落た感じのお家だ。
オール電化で床暖房で、高断熱、高気密だというのに 屋根に煙突があるので「薪ストーブつけるの?」と聞けば 「あれはダミー。気密がいいのでつけられなーい」とのこと。 だよね。一応、薪ストーブダミーの暖房設備を取り付けるという。
薪ストーブのお家にお邪魔した事があるが あれは家全体が暖まって、気持ちよかった。 家も暖かいのだけれど、なんか火を囲んでいるのが 気持ちよくて、安心感があって、心も温かくなるような。 昔、私の田舎ではお風呂といえば五右衛門風呂だった。 うちにはお風呂がなかったので、銭湯かご近所さんに 借り湯をしていたのだけれど、あの薪をくべるのは なかなか面白い作業だったっけ。 (でも夏は暑いし冬は寒いんだけどね)
今日でパパのおやすみも終了か。
2003年01月04日(土) ウィンドウ・ショッピング 2002年01月04日(金) ケータイの容体
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