■デイリー・ジャンボリー
違いの分かった男 2011年07月26日(火)
今日は気分を変えて、湯島方面から通院です。
オシャレな谷根千エリアをジャン散歩。
7年くらい前に毎日来ていたこの地域を歩いて、
「あの頃よりも今の僕は、何か変われたのだろうか。」
なんて、自分に問いただすようなガラでは、決してありません。
ただ、たい焼きが美味しそう、と言う現実があるだけ。

夜。
しばらくご無沙汰していたブルージーなネーミングの蕎麦屋さんへ。
今日も女将さんは、とても愛想が良い。
世間知らずな僕は「もりとざるの違い」について、尋ねてみました。
「もりそば」には海苔がのっていなくて、「ざるそば」には海苔がのっているそうな。なるほど。
当たり前のようなマメ知識もやさしく解説。そんなお店です。
50円の「違い」でワンランク下の「もり」に決定しました。
もちろん大盛りで。
その量は、どこまで食べても果てしなく。
そば湯もお茶も、限りなく熱く。
他につまみも無いので、逃げ場は無く。
もしも願いが叶うなら、風邪っぽい僕に、ワサビをもう少しだけください。
プリーズプリーズミー。
カモン、カモン。
それにしても、蕎麦はイイねぇ。

なんという責任感 2011年07月25日(月)
吉野家で「牛丼、並盛り、つゆ抜き」を、カウンターの王さんにオーダー。
到着した牛丼をいただいていると、奥から、王さんではない店員さんが走ってきて、
「お客様、申し訳ございません。それは私が作りました。それはつゆ抜きではありません。」
と言って、彼は僕の掌に乗っている丼ぶりに手をかけました。
「いや、もったいないから別にいいですよ」
と答えた僕から、いよいよ丼ぶりを取りあげ、
「いいえ。大変申し訳ございません。」
と言い残し、作り直しに行ってしまいました。
このとき、箸を片手に残された僕を見て、王さんは何を思ったのだろう。
そして、それから間もなくして、完璧な程につゆ抜きの牛丼が到着しました。
厨房の彼は再度、深々と丁寧なおじぎをして、名前も告げずに去って行きました。
さすがは吉野家チェーンで最高の来客数を記録する有名店。
実績が裏付ける責任感。このクオリティ。
王さんは何事もなかったように、淡々と会計をしてくれました。
「380円でーす」
僕は、あの作り損じの牛丼に想いを馳せながら、「ごちそうさまでした。」と伝え、店を後にしました。
また来ますね。
ごきげんよう。

やけどするほどヒート 2011年07月24日(日)
まだ本格的な夏日には戻らなかったので、BOφWYのDVDを観ながら、一気にボトムスにアイロンがけ。
布袋さんのものすごい表情に見とれていたら、生地が焦げてしまいました。
「ながら」の行動は失敗を招くと言う教訓。
と言うことは、最初からBaby it's alright。

ここ最近の自分の演奏アーカイブスを振り返り、ああでもないこうでもないと自問自答。
英語数学まるでダメだけど、こっちのほうはマジメです。
そしてまた、BOφWYのDVDを観ます。

2週間前に日焼けした皮膚がはがれてきました。
腕だけが夏休みの終わり頃の小学生のよう。
でも実際の小学生達は、これからが夏休みのよう。
僕もワイルドな小学生達に紛れて、スーパーマーケットでガリガリ君を購入し、本屋で立ち読みをしました。
宿題やれよ〜。

君は間違っていなかった 2011年07月23日(土)
部屋の温度計が、先週までずっと30度以上を指していたので、イカレちまったんじゃないかと心配していました。
今週はしっかりと27度付近でステイしてくれています。
疑ったりして失礼。これからもよろしくね。
涼しくて過ごしやすい、と思いきや、ちょっと風邪気味です。
夏、真っ盛りにワガママで贅沢な出来事。

今日はダブルヘッダーで、合計5時間に及ぶリハーサルでした。
2人とも素晴らしいシンガーソングライターで、その横で演奏が出来ること。
ギターを弾く人として、とても光栄なことです。
リハを終えて、足腰がプルプルしてます。
ペプシもうまく飲めやしない。これが余韻。
オレっちのグレッチギターも、だいぶお疲れの様子です。
これじゃあ椎名林檎を殴つことは出来ない。
そもそも、それは出来るワケがない。

リハ前に入ったラーメン屋さん。
最初はガラガラだったのに、食べ始めたらみるみるうちに満員になりました。
この現象に、どこかスピリチュアルなものを感じました。
今度また来た時には、替え玉を2つ頼もう。
それはきっと良いことだ。

2011年07月22日(金)
自分のペースを作れず、夕食を食べられませんでした。
リズムが崩れて、調子がイマイチに。
どんなに忙しくても、自分を見失ってはいけない。
引き出しの中に餅入りどら焼きがあったはずなのに、なぜ。
次からは、迷わず食えよ。食えば分かるさ。

想像してごらん 2011年07月21日(木)
とても涼しく、治療に向かう道のりも快適です。
竜岡門の周辺は、昔に訪ねた秋口の京都を思い出させてくれます。
名前は似ていても、決してBGMに嘉門達夫は似合いません。
風情を味わいながら、京都旅行にでも来た気分になれました。

入院中に担当してくれていたドクターが治療室までお見舞いに来てくれました。
「夏バテしないようにちゃんと食べてくださいね」
と、ありがたいアドバイス。
はい。ほどほどに、しておきます。

この約3年の僕の経過は、稀な臨床例としてちょっとだけ何らかのお役に立てているようでした。
まだまだ未知だそうですが、少しでもそうだとしたらうれしいなぁ。

前から気になっていた金沢カレーの店に行きました。
券売機が壊れていたけど、キャベツと水と米がとても美味しかったです。
涼しくて、これまた北陸旅行に来たような気分になれました。
いろいろなところに空想旅行した一日でした。
幸せなものです。我ながら。

カレー屋からの流れで調剤薬局に行き、いつも通り大量のお薬をご手配いただきます。
帰り際についつい「ごちそうさまでした」と言ってしまいました。
語源からすれば、たしかに間違いではないですが。
おめでたいものです。まったく。

いつかの少年みたいに 2011年07月20日(水)
「わくわく虫フェスタ」と言うイベントのポスターが、駅のホームに貼られています。
もうすぐ夏休みだね。
このイベントは、子供達から見たら最高に好奇心をそそられる名称ですが、冷静に大人から見ると、それはそれは不可解なフェスタに思える事でしょう。
いつから人は大人になり、かつては自ら集めに行った「虫」を避けるようになるのでしょう。
Why なぜに…?って、E.Yazawaも歌ってました。アリよ、さらば。
少年よ、虫を捕れ。

昼にもりそば大盛りを食べた上に、夜は中華丼。
それでは満足できず、さらにライスを追加と言う暴挙。
こいつはまさに、炭水化物の乱。
中国からやって来た店員さんも、うっとり見とれてしまうこの食欲。
これがサムライジャパンだよ。
(I can't get no)サティスファクション。って、ローリングストーンズも歌ってました。
キースも今ごろ、タバコをたくさん吸いながら、ハンバーガーをたくさん食べていてほしい。
と願う、勝手な僕の、少年のような願望。


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