お隣の部屋のおじいさんの声で目が覚めたAM4時30分。 外がよく見渡せるベッドの位置なので、ブラインドはいつも上げっぱなしです。 窓から見えた朝焼けは、とてもキレイでした。
気を取り直して、もう一眠りすると、間もなく夜明け。 直射日光にさらされて、すぐに起床しました。 これこそが「人間としてあるべき一日の始まり方」と、解釈して受け止めます。 これほどまで、おひさまに恵まれた日は無かったので、すなわち「入院して以来の快晴」という事なのでしょう。 おはようございます。
やがて、先生がやってきて、 「検査の結果もこれからの方針も、まだまだ未定です。」 と、お話をしてくださいました。 先生も僕も、未来や答えが見えないまま、 「仕方がない」と言う雰囲気になりました。
そのため、決まっていた自分の当面の予定は、すべてキャンセルする事になりました。 わだかまるもどかしさ、やり場のない気持ち。 しかし、よく考えてみると、そんな僕のワガママやエゴを、それぞれ、皆さんがカバーしてくれて、助けてくれています。 今も、これまでも、こうして僕は生かしてもらってきたんだな。 と振り返り、今まで出会ってきた方々にあらためて感謝しています。
いつかまた、直接みなさんに会って、 「ありがとうございます」 と言おう。 うっとうしく思われても、必ず会いに行こう。 |