■デイリー・ジャンボリー
ジャンボリー心と春の空 2012年05月01日(火)
退院以来、久しぶりに朝の電車で上京です。
「ゴールデンウイークの真っ最中だから、休日ダイヤで運行しているだろう。」
と、勝手に予想して、余裕を持って出発。
しかしながら、実際は平常ダイヤでした。
ちょっとだけ空回りした気分だったけれど、その分だけ、ちょっとだけ余裕が出来ました。
ソニーロリンズを聴きながら、ダックワーズをいただく。
そんな、ゆとりのひとときを設けることができました。

今日もとてもあたたかくなりましたが、僕はレザーを着ていました。
決して、意地を張っているワケではありません。
が、とても暑かったです。
そういえば以前、病院で診察の時、看護師さんが僕に
「上着を脱いでください」
ではなくて、あえて、
「その革ジャンを脱いでください」
と、言いました。
きっと、その場面が忘れられなくて、今日の僕はレザーを選んだのでしょう。
でも、もしかしたら明日はジャージを着ているかもしれません。
だって、暑いんだもん。

君の身体に アザのように残ればいい 2012年04月30日(月)
ちょっと遅く起きた朝は、槙原敬之さんのアルバムをかけながらアイロンがけ。
気温がグングンと上がり、手に持つアイロンもますますヒートアップ。
さすがに暑くなってシャツを脱ぐと、左腕にシビレを感じました。
よく見てみると、上腕部にオシャレなリング模様を確認しました。
オシャレと言っても、ブライアンセッツァーさんのタトゥーの足元にも及びませんが。
でもこれは、タトゥーでも、タトゥーシールでもありません。
2週間前に失敗したらしい筋肉注射の跡でした。
これではまだまだ、気合いが足りません。
本物のロカビリアンにはなれません。

次回のライブが決まりました。
「ジャンクロッカーズ」
Vo,Gt : 三瓶侑紀
Gt : ジャンボリー鶴田
Ba : 加寿美
Dr : まさのり
2012年6月10日(日)
東新宿Cat's hole
(出演時間等、分かり次第お知らせします)

リーダーの三瓶さんと、ドラムのまさのり君は、6月生まれのお友達。
腕がシビレるほどに、僕はギターを弾きます。
皆さんの思い出に残るようなライヴになれたら、うれしいです。

ありがとう。そして、おめでとう。 2012年04月29日(日)
本日は友達の結婚式でした。
二次会から参加させていただくことが出来ました。
新郎新婦とも高校時代の同級生で、たくさんの思い出があります。
忙しいタイムスケジュールの中、二人とたくさんお話をさせてもらえました。
貴重なメッセージ、言葉にできない想い。
人生で大切なことを教えてもらえました。
これからの自分に活かしていけるように、大事に受け止めています。

久しぶりの友達とも再会できて、みんなの絆を感じました。
一瞬一瞬がとても楽しかったです。
今日のこと、僕は忘れません。

本日はおめでとうございます。
そして、ありがとう。これからもよろしくね。

そうだった、今日は両親の結婚記念日でした。
明日あたり、おめでとうと言おう。

キリン メッツ は青春の味がした 2012年04月28日(土)
ドクターのご配慮により、本日退院できることになりました。
今回も病棟スタッフのみなさんには大変お世話になりました。
たくさん語り合った向かいのベッドの喫茶店のマスターにもお別れを告げて。
涙をこらえて病院を後にします。
外の世界は、すっかり春の陽気。
入院したときのジャケットでは暑過ぎたので、ワイルドにTシャツを脱ぎ捨てました。
そして、売店で新発売のトクホのコーラを手に入れて、一気飲み。
退院直後の五臓六腑に刺激が走ります。
いくら特保だからって、調子に乗っちゃイケナイよ。

横断歩道で走ろうとしても、思うように足がついて来てくれません。
そうだった。この感覚。
「手をあげて、横断歩道を渡りましょう。」
って、そういえば昔、「笑点」の座布団運びの男が言っていました。
ゆっくり行こう。

病院からほど近い場所で、我がバンド「ジャンクロッカーズ」の集会。
明日はベースのカスミちゃんの誕生日です。おめでとう。
みんなでこうして集まれる幸せ。
リーダーの三瓶さんから、パンクな退院記念をいただきました。
バンドって、いいね。

帰り道の電車は、土曜日につき特急「TJライナー号」が運休。
まさのり君とのんびりと準急で帰ります。
なつかしの地元の駅から眺めた夜空ノムコウ。
駅舎はすっかり新しくなって、時代は変わるけど。
変わらない友達がいてくれる。
今日の想いを大切に、明日からゆっくり体力づくりをしていこうと思います。

彼女のモダーン 2012年04月27日(金)
終日、天気は雨でしたが、病棟の食堂で素敵なレディと知り合い、お茶(緑茶)をご一緒させていただきました。
昭和4年生まれの彼女とは、話題がバッチリ合って、ついつい話し込んでしまいました。
ピシッとしていて、シャレていて、信念があって。
すごくカッコ良かったです。
長時間お引き留めしてしまったので、ちゃんとお部屋までお送りし、グッバイしました。
なんだかとても、貴重なお時間でした。

昨晩は空きベッドだらけだった我が大部屋は、本日メンバー総入れ替えでした。
まさに、ミッドナイトシャッフル。
喫茶店のマスター、板前さん、バリバリの営業マン、そして、ジャンボリー。
日常の中で、このメンバーが同時に知り合うことなんて、まず無いでしょう。
その上、一人のために「区役所の受付時間」をみんなで手分けして調べるなんて。
美しい協力の輪。

夕方のエレベーターでは、前回の病室メイトのおじさんと偶然に再会できました。
ちょうど他病棟に入院されているとのことで、お見舞いに行ってきました。
患者が患者を訪問するという珍百景が、今ここに。

いつも見えてるスカイツリーは、今日は結局、霧で見えませんでした。
そんな日もあるものですね。
それでも今日は、僕にとってたくさんの奇跡があったように思えます。

う~ん、どうでしょう。
いわゆるひとつの、メイク ドラマ、メイク ミラクル。
ナイスですね~。

おなじみの新入りです 2012年04月26日(木)
隔離管理を解除してもらえて、大部屋にジョインしました。
早速、向かいのベッドのオジサマに I say hello。
ナイス トゥーミーチュー。
久しぶりに一般の人と会うよろこび。
あわただしい日常の中では、こういう感動は忘れがちなもので。
あらためて、気づかせてもらえました、サンキュー。

たどり着いたこの病棟は、僕のホームグラウンド。
こちらにはもう6回目の入院なので、僕は勝手に「スタッフの皆さんが親戚」みたいな気がしています。
親戚が少ない僕にとって、新鮮なこの感覚。
お正月って、きっとこんな感じなんでしょう。
何はともあれ、再びお世話になります。

レントゲンを撮ったついでに、ひっそりとエレベーターに乗り、売店で「黒糖こしあん饅頭」を調達しました。
きっと、バレてるだろうなぁ。でも、
笑って許して。おねがいよ。

セクハラ ペイシェント 2012年04月25日(水)
ここのところ連日、シャワーから出て直後の姿で看護師さんと遭遇しては、「はっ」と、なっています。
決して故意ではありません。
ただただ、間が悪い男なのです。

そんな様子で、一週間お世話になってきましたこの病棟ですが。
明日、転科のためお引っ越しすることになりました。
やさしいスタッフさんに囲まれて、僕は幸せでした。
お世話になったたくさんのご恩は、心の奥に大切にしまっておきます。

こうして安静に過ごす毎日の中で。
窓際に座って、ふと自分を振り返ったりしてみます。
ずっと音楽ばかりやってきて、音楽しかやって来なかった半生ですが。
それでも、まだまだ僕は音楽をやりたい。
と、思います。
なんて、ストレートな気持ち。

ちょくちょく食事に出てくる「くだものみたいなゼリー」。
自分のことを「本物」とは言わないこの謙虚さ。
それでいて、実にオーセンティックな味わい。
このアイデンティティが、とても好きです。


BackIndexNext




J・鶴田ホームページへ