■デイリー・ジャンボリー
行列のできる診察室 2012年05月15日(火)
常磐線に乗って外来通院。
トイレ付きの車両が、実になつかしい。
ボックスシートの雰囲気も、とても好きです。
僕は「愛のスコール・メロン味」を飲みながら、雨の車窓を眺めます。
シブいね。まったく。

今日は2時間待って、大人気の先生の診察でした。
大スターのようなドクターです。
でも、ちょっとお疲れの様子。
大変なのは、むしろ、先生の方なのかもしれない。
だから、余計な話はせず、速やかな退出を心がけました。
ありがとうございました。

こちらの病院スタッフさん達はとても丁寧なので、こちらも恐縮してしまいます。
今回、たくさんお世話になった御恩は、決して忘れません。

消耗した体力を補給するために、駅のオートキヨスクでアンパンを購入しました。
僕は自販機で食品を買うことが、昔から好きでした。
昭和の頃、僕の地元には自販機レストランがありました。
その名も「ヤンブー」。
自販機から出てくる「生姜焼き弁当」が大好きでした。
「28秒で出来るたぬきそば機」も、少年時代の憧れでした。
ドイツ風ネーミングの箱入りハンバーガー「グーテンバーガー」も、自販機から出てきました。
あれはなんだったんだろう。
平成の現代に、またあんなレストランが復刻することを、心のどこかで期待しています。
つかの間の夢を見させてくれたオートキヨスクに、心からありがとう。

サブウェイ エクスプレス 2012年05月14日(月)
本日は快晴で、朝一番の電車に乗って通院です。
地元の埼玉を出発した「各駅停車」は、地下鉄に乗り入れた途端に「通勤急行」に変わってしまいました。
おかげさまで、目的駅をものすごい速さで乗り過ごしてしまいました。
それでも、将棋で言えば成金のような。
高校デビューのティーンエイジャーのような。
憎めない存在の電車なのです。

病院の待合室に滞在すること4時間。
今日は、やけにシニア世代が多かったのですが、僕はその中へと、ごく自然に溶け込んでゆくのでした。
コーヒーで言うなら「ブレンディ」のような。
そんな30代なのです。

本日のCT写真を、担当医と一緒に観察しました。
解析のためには仕方ないのですが…。
見えなくていい部分までも、何回も何回も行ったり来たり、写し出されてしまいます。
ポ。

せっかくなので、先生方に紛れ込んで、食堂でカレーライスを食べました。
それにしても、ここのカレーは格別です。
怒られない程度に、また来ます。
アディオス、アミーゴス。

あとの事は よろしく頼む 2012年05月13日(日)
昨日、修理に出したバイクはキャブレターの不調により、思ったよりも大がかりな作業になるそうです。
今の僕の能力では、どうすることもできないから、バイク屋の店主にすべてを委ねました。
早くよくなりますように。

寝グセがヒドかったので、帽子をかぶって外出しました。
鏡に映った自分の姿は、客観的に見ても、どこからどう見ても、単なる「ラジコン好き」。
エレキギターは、ワイヤレスシステムすら使わないワイアード志向なのですが、本日のファッションは、正真正銘のラジコンボーイ。
いただきました!
星、2つです!(田宮模型)

ひとり、マイペースに夕方の近所を散歩。
まだまだ湿度も低めで、過ごしやすい季節です。
我が2丁目のAlwaysな夕日が、ハッキリと見えました。
たまには、ゆっくり歩いてみるのも良いものです。

こんな昼に お前に乗れないなんて 2012年05月12日(土)
駅に向かうための50ccバイク。
自宅を出発して30秒でエンストしてしまいました。
昼下がりの青空の下、バイク屋さんまで、2kmほどの道のりを重いバイクを押して歩きました。
自宅近所なのに見たことのない池を見つけたり、田植えの様子を見ることができたり。
おかげさまで春を満喫することが出来ました。
45分かけてバイク屋さんに到着。
店主不在のため、本日は修理不能。
ちゃんちゃん。

バスに乗り直して、先輩とのセッションに向けてスタジオへ。
バイクを押しすぎて、腕がプルプルします。
意図せずギターに強烈なヴィブラートがかかりました。
カルロス・ツルタナ。

夜は西新宿で「ききまたく会」に参加。
ききまたくちゃんは、いつも会うたびに僕を励ましてくれます。
そんな心やさしく、アツい、ききまたくちゃんの歌。
僕は今夜もノンアルコールでしたが、今宵はしっかりと酔いました。

たくちゃんバンドのギタリストだったコージ君が、篠笛奏者として出演。
あの倍音、息づかい、そして、間。
店内の雰囲気を一気に変えました。

そして、我がバンド「ジャンクロッカーズ」三瓶さんが弾き語りで登場。
いつも僕達は、並列にならんでステージに立っているので、今日は気分を変えて、一番後ろの席からライヴを楽しみました。
そうそう、三瓶さんと僕が初めて出会ったのは、およそ10年前。
僕がバンドのボーカルで、三瓶さんが弾き語りで、対バンした日でした。
今夜は10年前のあの日の気持ちを思い出しました。
ジーン。
6月10日(日)は、新宿でジャンクロッカーズとしてライヴをやります。
三瓶さんと同じステージに立てると思うと光栄です。
僕は初心に回帰して、ギターを弾こうと思います。

数え足りない明太子 2012年05月11日(金)
パン職人の友人と、パンの未来について語り合う夕べ。
とてもたくさんの種類のパンをいただきました。
将来性と、可能性を感じました。
友人は明太子パンを、何個も何個も食べていました。
僕はヨモギパンのトリコになりました。
2人とも、とにかくスゴい勢いだ。
かと言って、偏食は望ましくありません。
三大栄養素を、バランス良く摂取しましょう。

ジャケ買いしたオーティス・レディングさんの5枚組をひたすらかけ流し、ソウルフルな気分になります。
精いっぱいに歌って生きた彼のレコード。
近所でタムロする暴走族の若者にも聴かせてあげたい。
でも。
言えないよ。聴けだなんて。

いくつの街を 越えていくのだろう 2012年05月10日(木)
検査のため、千葉まで遠征しました。
アウェイな感覚のこの街に来ることは、アスリートが試合に向かう時のような気分になれるので、決して悪い気はしません。
僕は日々、三食の食事を摂取しているのですが、今日は数多くの検査スケジュールをこなすため、昼食をとる事が出来ませんでした。
空腹状態で待合室にいると、目の前のおじいさんがおもむろにアイスキャンディを食べ始めました。
そして、僕の隣には大きな大きなリーゼントのおばあさんが座りました。
これは夢なのか、僕がトリップしてしまったのか。
誰かに確かめたいくらいに、ファンタジーでした。

さらにその後、途中下車をして2件目のクリニックを受診しました。
一雨去った夜空が窓越しに見えて、とてもキレイ。
強風で飛ばされていった雲が、ライトアップされて幻想的に見えました。
でも、この景色も現実なのか、幻なのか。
僕は何を信じたらいいのでしょうか。
「夢を信じて、生きてゆけばイイさ」
と、徳永英明さんは叫んだだろう。

今夜はめずらしく、オーディオを切って無音の空間で過ごしてみます。
バンドマンなのに。
こういう静けさも、現代においては贅沢なものです。

とある5月の水曜日 2012年05月09日(水)
春は出会いと別れの季節ですが、今年の春はお世話になった先輩としばらくのお別れとなってしまいました。
僕がひどく落ち込んでいた時代に、励ましてくださった頼もしい先輩です。
少し遠くに行ってしまいますが、元気でいればいつかは会える。
何のお礼も出来ず、まったくふがいない男ですが、そう信じていこうと思います。
先輩を見習って、僕もこれからがんばります。

今夜も天気は不安定。
電車の中に飛び乗ってきたオジサンからは、墨汁のかおりがしました。
僕の嗅覚のコンディションが悪かったのか、それとも、オジサンが書道家だったのか。
そうだ、家に帰ったら筆を持とう。
そして、今年度のスローガンを書こう。
偉くなくとも 正しく生きる
それが私のモットーです。と。


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