テレビの予報士が言っていたとおり、集中豪雨となった夜。 駅には、たくさんの人が立ち往生していました。 僕の近くには、女子高生のグループ。 普段は、まず接することのない組み合わせ。 = ジャンボリー × 高校生 。 耳になじみのないイントネーションが、そこに飛び交っています。 「カミナリヤバクネ?」 「コノアメヤベーンジャネ?」 いいね、いいね。 実にいいね。 この新鮮な旋律。 もっと聞かせておくれ。
なんて、いつまでも聞いていられないので、ある程度のところで、駅を後にしてバスに乗りました。 バス通りのトンネルには、雨宿りの中学生が待機していました。 風呂入れよ。 宿題やれよ。 と、心の中で、いかりやチョーさんぶってみせます。 テストも近いだろうから、風邪をひきませんように。 |