青の階

2008年03月27日(木) 楽園



おかしなことに、部屋が汚い人がうらやましかった。
そういうひとが、自由でパワーがある感じに見えて、
毎日掃除機をかけてしまうわたしは
なんてつまらないのだろうと思っていた。

でも整理整頓したところがすきなひとも
それはそれでやっぱりいいか。
ほこりのない床はうつくしい。
しずかな部屋は凛としている。

いつもなにもない部屋だから
朝日が差すときらきらする。



2008年03月26日(水) 若草物語



さみしい、かなしい、せつない、と
いつまでもしつこく言っていても仕方がないので
わたしはわたしのするべきことをちゃんとやろう。
そうじゃないと離れる意味がない。

つらいときもわたしはずっと幸せだった。

だから、きっとだいじょうぶ。



2008年03月25日(火) 次の季節



今度会うときにはもう
毎日どんな顔で過ごしているのか
どこで楽しい思い出を作っているのか
知らないひとになっているんだろう

心を痛めていても
つらい横顔をしていても
その理由も想像できなくなっているんだろう

それはとても寂しい

触れなくても
その温度を感じていたかった



2008年03月24日(月) 一瞬が永遠に変わる



穏やかな顔で
光る街を見ていた

あたたかい腕と長い道、
やさしい夜を歩いた



2008年03月23日(日) この夢をゆるして



さよならと終われるような
そんなものではなかったので

まだ夢を見ている



2008年03月22日(土) 山葵



ワサビという名前のお店で
ご飯を食べたのです。
ワサビはあんまり食べれないんだけれど。


ツンとするところも
少し涙がでそうになるところも
そっくり

山葵みたいなひとがいる



2008年03月21日(金) Color me gone.


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