
夢を見ても
大人なら
泣かないのかな

明日はひさしぶりに出張!
自由な時間があればいいのに、と思うけれど
わがままは言うまい。
わたしはいつもどこかに行きたいと思っている。
| 2008年05月11日(日) |
Hello to Summer |

ああ、よく働いた。
空が青くて、風の音が聞こえて、
歩くうちに光と影が交合に顔をよぎってゆく。
疲れすぎていらないことは吹き飛んでいったし、
たまにはこういうのもいいか。

まだ暗い早朝に
寝ぼけたままの声で電話をして、
するべき仕事をして、
もうひと寝入り。
いくら寝ても眠いなんて、
なんだか高校生の頃みたい。
しとしとと雨の音がして
少しさみしかった。

そう、
やさしくやわらかいものでそっとくるんでおきたい
だってあなたは細くて、硬くて、冷たいから
擦り寄って甘えたい
だってあなたは寂しがったりしないから

異常に眠たくって
一日に何度もうたた寝をしてしまうのも、
服を着替えることも出来ずに崩れ落ちて
空が白々とするまで意識を失っている理由も、
頭がぼおっと霞んで
何も考えられなくなる一瞬が何度もあるわけも、
ちゃんとわかっている。

澄んだ瞳は、いつも少し潤んできらきらとしていて、
つややかな髪の毛はしっとりしていて、
けして人前では沈んだ顔を見せず、
何があってもいつもかならず笑顔でいるような、
そんな子がいるので。
わたしは、わたしにないものを持った人にあこがれます。
そのあこがれはとても痛いので
わたしは目を閉じます。