青の階

2008年05月17日(土) 迷いの薄暮



夢を見ても
大人なら
泣かないのかな



2008年05月12日(月) 青空の向こうまで



明日はひさしぶりに出張!
自由な時間があればいいのに、と思うけれど
わがままは言うまい。

わたしはいつもどこかに行きたいと思っている。



2008年05月11日(日) Hello to Summer



ああ、よく働いた。
空が青くて、風の音が聞こえて、
歩くうちに光と影が交合に顔をよぎってゆく。
疲れすぎていらないことは吹き飛んでいったし、
たまにはこういうのもいいか。



2008年05月10日(土) 花の名前



まだ暗い早朝に
寝ぼけたままの声で電話をして、
するべき仕事をして、
もうひと寝入り。
いくら寝ても眠いなんて、
なんだか高校生の頃みたい。
しとしとと雨の音がして
少しさみしかった。



2008年05月09日(金) 黒い瞳



そう、
やさしくやわらかいものでそっとくるんでおきたい
だってあなたは細くて、硬くて、冷たいから

擦り寄って甘えたい
だってあなたは寂しがったりしないから



2008年05月08日(木) 風葬



異常に眠たくって
一日に何度もうたた寝をしてしまうのも、
服を着替えることも出来ずに崩れ落ちて
空が白々とするまで意識を失っている理由も、
頭がぼおっと霞んで
何も考えられなくなる一瞬が何度もあるわけも、
ちゃんとわかっている。



2008年05月07日(水) ひかる瞳



澄んだ瞳は、いつも少し潤んできらきらとしていて、
つややかな髪の毛はしっとりしていて、
けして人前では沈んだ顔を見せず、
何があってもいつもかならず笑顔でいるような、
そんな子がいるので。

わたしは、わたしにないものを持った人にあこがれます。
そのあこがれはとても痛いので
わたしは目を閉じます。


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